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2014年7月 6日 (日)

2014年讃岐うどん巡りその4~①吉本食品②松乃家製麺③亀城庵④田村家⑤溜⑥尾後や⑦おかだ⑧若潮⑨讃岐屋⑩讃州うどん~

 何やかんや忙しくてここまで遅れてしまったが、先月末に今年4度目の讃岐うどん巡りに行ってきた。
  最近、帰りに東の一般店で〆のうどんを食べることが多く、ならばいっそのこと久しぶりに最初から高松市にすら入らず、あくまで東讃のみ食べ歩いてみようかという試み。

 かつて何度か行ったが、大昔はそりゃ西に比べて…と思った時期もあったが、ここ最近はこと、麺に関しては遜色ないと思ってるが果たして。


621300 ①吉本食品:うどん(大)2玉300円

 ウチから高速乗って明石海峡大橋渡って大鳴門橋走って、そこから地道で行けばええものを、高松道に乗っちゃった、反省。要はここ東かがわ市くらいまでなら鳴門から地道で十分、高速代は余分やったわ。えーっと、この店は朝8時からと東にしては例外的に早いが、東讃のほとんどが11時から開店の一般店が多いので、いきなりのターゲットとしてはまずはこの店。また分かりにくい場所にあるが、そこはナビで探していってクレイ、昔は行けたけど今はもはやナビに頼りっぱなしや。住宅街の一角に何故か製麺所があるという今では珍しいシチュエーション。9時に着いたが、結構車が停まってた、やっぱ人気店やな。作業場見ると(厨房とは言わん)、茹でられた麺があったので、あちゃーと思ったが、それは出さず、新たに茹でたての〆立てを出してくれそうだったので当然(大)を注文。細めのワタシ好みの麺は一口食べた瞬間に、ああ、ここまで来て良かったと思ううどん。剛麺とは対極のもちっとしたコシのある麺で細いから口の中にいろんな角度に当たる触感も楽しい。そういう新しいのから食べさせてくれるという志も高い店なので、東讃巡りなどと言わんでも行ってもらいたい店。当然推しやね。


Photo310 ②松乃家製麺:ぬるかけうどん(大)310円   新規

 車を西に10分程走らせて東かがわ市からさぬき市に侵入。ここは分かりやすい、JR讃岐津田駅から歩いてすぐ、電柱広告も出てたかな。前から気になってて何度も店の前まで行ったが、いかんせん帰りに行ってたので夕方で閉まってた(16時まで)。なので今回ようやく行けた、開店は9時半からってことやったので、店内で待たせてもらうことにしてプレッシャーを掛ける(ヲイヲイ)。10分弱待って茹でたて〆立てに遭遇、ここは丼の大きさで麺の玉を決めるシステムなので大の丼を取る。基本かけしかないので、最初に冷たいかけはないのかと訊き、ないけどぬるならできると言ってくれたので、お出汁を取り置きしてくれてぬるくなったのを2玉丼に注ぐ。ではずずっと、なかなか力強い麺やな、流石〆立てや。ここも麺だけなら決して引け取る物ではないが、お出汁がワタシ的には塩辛い。まさか津田の松原で海水浴した人達に向けての塩分補給ではあるまいに。普段、最近の醤油や漬物は塩分が少ない、とお怒りのワタシでも少し塩辛いお出汁の店であった。


Photo_2380 ③亀城庵:ザルうどん(大)380円

 こらこらこらこら、3軒連続(大)じゃ最早6玉やんけ、しかしこの店のザルは美味すぎるので迷いはなかったのであった。ここが今回の西の端、さぬき市の志度、②から20分は西に走る。こちらは10時開店で着いたのが5分前、これまた中に入らせてもらって無言の圧力を掛ける(だから掛けてねぇって)。間違いなく上々のうどんが出てくるのが分かってるのでまだかまだかと尻がむずむず。そうして出てきたうどんは期待を全く裏切らんかった。見た瞬間に分かる美味さ、麺の加水率が高いので、ふるふると震えてるように見える。細めの弱平打ち麺はギザギザしてるとは言わんが、ピシッとしてる訳では決してない。なんだが口に入れたらくにゅっとしてるが、キッチリ芯が残って、一瞬空気が抜けるみたいな二重食感で、全くもって見事なうどん。めーちゃーくーちゃーうーまーいー。志度ってだけでなかなか来ないけど、西讃をターゲットにしてない場合は、①同様、こちらもコースに組み入れるべきやろう。当然今回の推し。


Photo_3Photo_81100_2 ④田村屋:冷しうどん(1玉)100円   新規

 これはどこに行こうとしてここに辿り着いたかが今となっては分からん。本当は折り返して東かがわ市の一般店を攻めようかと思ってたんだが、まだ時間が早い。なので⑥の店に行こうと走ったのか、なにぶん初めての道だったので、見つけた店を新規として行ってみたのだ。今見たら志度から県道3号線をだいぶ南に下ったみたいやな。うどん100円の貼り紙が見えたので、急展開して食べてみることにした。画像にあるように、とにかく安い、うどんなら1玉100円、ラーメンなら180円、消費税上がってからの話やで。間違いなく香川で最安の店やろう。そのうどんは…これは惜しい、時間は10時半くらいやったと思うが、作られて時間が経ってた。まぁ、立地的にも人口的にもお客さんが殺到するとは思えんので茹で時間必要なうどんは置かれてても仕方ないな。だけど素性は悪くなかったと言っておく、それに100円で美味い不味いと言うのも野暮ってもんでい。あ、ちなみにラーメンは生麺を注文請けてから茹でてたようやった。


Photo_4260 ⑤溜:ざる(小)260円   新規

 ④から100mくらいの近所の交差点にある大箱家セルフ。これも同じく初めて通った道なので出逢いを大事に新規開拓。調べてみたら去年末にオープンした所らしい。当然初めての店はざるを注文、すんなり出てきたので少し嫌な予感。しかしピカピカの麺は所々ツイストしてて良さそうであったが、惜しいことにやはり時間が経ってたことは否めんかった。混雑時に行けば美味しいと思うなー、機会があれば是非またチャレンジしたい。


Photo_5260_2 ⑥尾後や:ざる(小)260円   新規

 新「青い巨星」号を西に走らせて北上したらさぬき三木ICの出口すぐがこの店。朝6時半からやってる豪の店だが、美味しかったのは冷たい麦茶。うどんはこれ6時半の開店と同時に茹でたうどんじゃないの???ってくらいに、死んでるとか伸びきってるとかいう次元じゃない、こんな麺を出して店のモラルはないのかという気になった。ま、盛られた時点でこの投げやりなテケトーさで分かるな。普通ならこんな時間に行ったワタシが悪いとか言うところやけど、着いたの11時45分、舐めとんか。とにかく今食べないと死ぬって人は行くがヨロシ。


 ここでガ〇トブレイク、⑥で麦茶飲んじゃったらもう我慢ができずに喉の渇きをドリンクバーで癒す。
 うどんって麺もお出汁も塩分あるから喉からからになる。
 一旦飲んじゃうともう終わり、お昼時にドリンクバーのみでしかも途中惰眠をむさぼるという図々しさ、面目ございません。


Photo_6170 ⑦おかだ:ざる(小)170円   新規

 もはやどこに行こうとしてたか訳分からん。おそらく琴電長尾辺りのセルフうどんに行こうとしてたんやろうな。途中、行ったことない店があったので(この辺は流石東や、知らん道もまた多い)、13時半ながら開拓。これが一般店のようやったが、ざるもかけも170円と格安。当然時間も時間なので最後の方の麺であったが、ここ繁忙期に来たら絶対美味しいよ。名残があるもん、これももう一回来てみる値打ちはあるな。大将とお母ちゃんがまた気持ちの良い人であったってのもポイント高し。


Photo_7230 ⑧若潮:かけ230円   新規

 ⑦からいよいよ帰路に就こうと東に向かって走る、20分程走ると新しい店発見、今調べたら去年オープンした店やった。14時前というどうしようもない時間、お店のおねいさんも残った古い麺をどうしようかと一瞬悩んだみたいやったので、次茹でてる麺があったから、茹で上がりどれくらいですかと尋ねたら、あと10分は、ってことやったので断念して死んだ玉を温めてもらってかけで食べた、せめて天ぷらでもと思ったが、それすらなかったのでシンプルイズベストで食うた。うーん、特に何も言うことないかな、すんまへん。


Photo_9430 ⑨讃岐屋:ざるうどん430円   新規

 ずーっと東に走ってついにR11と合流、東かがわ市に舞い戻ってきた。ここは前回17時前に来た時にワタシの直前に大学生が入ったんだが、そこで終了と打ち切られたのでリベンジ。今回は14時過ぎで余裕も、一般店の恐ろしさを知ることになる。出てきた麺自体は注文を請けてから茹でた訳じゃなかったが、それほど死んだ感じはなかった、茹で方のノウハウやねー。しかし麺の量が多い、ついでに言うと天かすの量も多い(笑)。ここも良い時間に来たらツイストした踊る麺が食べられるんじゃないかと思う、お腹を空かして行くべき店やね。


Photo_10300_2 ⑩讃州うどん ほそかわ:ぶっかけ(小)300円   新規

 ここは前回GWに鳴ちゅるを食べて徳島から香川に入ってきた時に見つけた店。土成からR318でずどーんと北上し、山を下って高松道の手前くらいにある店。R11からやと新しくできたダーヤマ電気のある田高田という、右から読んでも田高田、左から読んでも田高田、ついでに言うと完全シンメトリーな地名の交差点を南になだらかに登って10分ってとこにある。到着時刻14時半、期待は何もできないがぶっかけの店と謳ってたので、気合いを入れて臨んだ。一般店ぽいけどセルフで、注文して丼にもらって代金払って薬味入れて席に着く。座敷とテーブルがあって意外と広い。ワタシの印象、見た瞬間、量多っっっ!!! セルフの量ちゃうで、やはりぶっかけの店は多いよなー。もちろん生きた麺ではなかったんやが、これが剛麺で、かかって来んかい的な麺なのよ。ハッキリ言ってかかって行って打ちのめされた感じ。ぶっかけ出汁は甘めで濃いめ、剛麺にはピッタリやろう。場所は変な所にあるが人気店というのも嘘ではないやろな、ここもリベンジしたい店や。更に南に登坂した所に「山賊村うどん」という店をこれまたGW時に発見してるので(流石にこの店で鼻からうどんが出そうになってたので全く食べる気にもならんかったが)、そこら辺と合わせて行くどー。


 6月21日:10軒13玉8新規


 流石に東讃は行ったことない店がまだまだ多いわ。
 8新規やもんな、だけど前半飛ばしすぎたせいで、天ぷら0にお揚げさんも玉子も0、結果としてはお恥ずかしい。

 しかし今回ざくっと調べて行ったが半分も達成できんかった、なので東も店多いなって改めて思った次第。
 お出汁は確かにいりこってよりは鰹と昆布って感じで関西っぽいけど、麺は決して劣るものではないことを何度も言わせてもらいたい。

 なのでまた東讃攻めを敢行することを宣言しておく。

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