竹原deうどん「宗良庵」さんの冷たいざるうどん530円
さて、竹原続編、大乗の「ぱくぱく」さんで美味しいハンバーグを食べた後は、車でしか行けない店に行こうと竹原しやくその筋(R432)を北上、今ざっと地図見てたら歩いて行くにはやはり遠い。
ここって緩いながら上り坂になってるので30分近くは歩かないかんかも。
やはり日本のほとんどは車社会だと言えるな。
このお店は地元の人曰く、とても美味しいお店、なんだそうだ。
ワタシがこの辺りを担当になって早々にそんな噂は聞いていたが、車で行く機会がJRと半々なのと、最初は中心地を抑えるのに手一杯やったのでここまで遅れた。
ちゅーか、讃岐や加須のうどんを知れば、余所でうどんは食べなくなってくる。
しかし最近、その土地の手打ちうどんの店も侮れんってことで、新規開拓を勧めてきたのはこれまでの通り。
期待は高まってついにこの日を迎えたのであった。
どんなうどんを食べさせてくれるのか、ワクワク。 ・宗良庵:冷たいざるうどん530円
ちゅー訳で民芸調のこちらの店、実は道路を挟んだ対面田舎の個人経営のファミレスみたいな建物の讃岐うどんの店がある(また失礼なことを)。
当初はそこも併せて新・竹原三部作にしようかとも考えたが、ショーケース見て入るの止めた、全然讃岐のうどんの雰囲気がせんかったのでな。
実は美味しいのか今後聞き取り調査してみる。
がらっと入ったのが13時15分くらいか。
入っていきなりコの字のカウンターに奥の座敷、座敷は賑やかでカウンターはご夫婦2人。
空いてる席に座りメニュー拝見、分かりにくいが、「今日のうどん」ってことで4種類から選べる模様。
特に安価な定食というのはなさそう。
やっぱ新規の店はざるだろ、しかし「冷たい」ざるうどんとは何ぞや。
温かいざるうどんなんて日本語聞いたことないんだが。
まぁ、構わず茹で上がりを待つ間、有名店のプロが教えるラーメンの作り方の本なんかを読んで、流石一流所は違うなと感心してみたり。
この辺のどっかの店みたいに魔法の白い粉を丼に小さじ山盛り1杯入れて味を補う、みたいなこと書いてなかったもんな。
そりゃーどうでもいい、10分は待ったぞ、どん。
おおー、見るからに美しい、てかてかして神々しい光を放ってる。
この加水率の高そうな麺は加須っぽいな。
あ、この炊き込みご飯が入ってるかのような入れ物は天かすなのでくれぐれもお間違えなく(ざるうどんに天かす入れないことはないけどよぉ)。
では海苔まみれだが食べてみる、ぞぞぞ。
はうぅぅぅぅぅ~~~ん、何じゃこの新鮮な瑞々しいグミのような麺は!!!
コシというのではないが、本当に生きてるような食感、グミと言うかナタデココというか、ということは新鮮なイカであるとも言える(そうか???)。
とにかくこの麺は凄い、素晴らしい!!! ブラボー!!!
と、ワタシの中に須原椎造が出てきた(古いなー)。
お出汁も上品で天かすは入れんかったが、最後の一滴までいただいた。
惜しむらくは麺のボリュームが少ないこと、瞬殺やで、蛇の生殺しや。
いやー、竹原と言わず、地場の手打ちのうどん屋さん恐るべしやね。
どこかに名店はあるもんや、真面目で丁寧な仕事がよく分かったうどんやった。
さて、これでいよいよネタも尽きたので、また三原に戻るか尾道で新規するか、更にR432を北上するか、新たなチャレンジである。
| 固定リンク
コメント