鳥取deあの謎のメニュー再訪「武蔵屋食堂」さんの半素ラーメン270円きつね丼570円
GWは終わったが、世間ではGWは二部制になっており、もちろんビジネスマンのワタシと言えど超連休とはならず暦通り。
旬のネタから進めていったので先に鳴ちゅるから讃岐うどん巡りに話を進めたが、実は一部があった。
まずは最初の4月26・27の土・日で鳥取に行って来たんだが、鳥取はウチからだと意外に近い。
播磨自動車道が無料で走れるようになったのが大変ありがたい。
中国道で相生まで走って、そこから北上、2時間半あれば行けちゃうんだから日本海側はそう遠くはないのだ。
なんだけど、ハッキリ言って見に行く程の観光施設がない!!!
今回は(つか今回も)「砂の美術館」を目当てで行ったが、それも展示毎に行く程度、砂丘は10年に一度見ればええし、言いたかないが寂れてる感は否めん。
ワタシはこれでも年1回は行ってるが、もう少し何とかならんかと思ったりする。
仕事で行く客先には「砂の美術館」を絶賛しまくって鳥取に足を運ばせようとしてるんだが、現実はお寒い限り。
「スタバはなくとも砂場はある」、とうそぶいてる一部の人が居るらしいが、ワタシがスタバのマーケティングの者でも悪いが鳥取には出さんな。
一番の繁華街である県庁所在地の鳥取市JR鳥取駅周辺が特にお寒い、夜人居らん。
グルメで呼ぼうとしても今更カレー程度では寄りつかん(全国でカレールゥの消費量が平成17年~19年まで1位であったらしい、今は佐賀が1位で2位に滑り落ちたので奪還しようとしてるという情けない話、固形ルゥだと手抜きだろ手抜き!!!)、砂丘で食べたその名物カレーとやらも市販の固形ルゥに梨入れたくらいで客を馬鹿にしてるしか思えん。
そんで今回の再訪したこの店もこの店でコレを食べるからええのであって、町興しで使うようなネタじゃねーだろ、全く情けなくて涙出てくらぁな。
・武蔵屋食堂:半素ラーメン270円きつね丼570円
ハンスラーメンってドイツっぽいけど半素ラーメンね(誰もカタカナ読みしねぇって)。
4年前に行った際にこの素ラーメンってローカルメニューがあるのを知って食べて以来の久しぶりの訪問。
以前に比べて若干値段が上がってるのは消費税の関係か、かつては半素ラーメンは250円であった。
今回「半」にしてるのは、ラーメンだけじゃ足らんし、丼とラーメンじゃ1000円以上になっちゃうし、と考えたら半素ラーメンと丼のセットが丁度良いという結論になった。
きつね丼とは当然お揚げさんね、ワタシは丼物ではきつねが一番好きじゃ、あれば必ず頼むな。
11時半頃に着いたんだが、結構なお客さんの入りで、鳥取にも人はいるんだなと言う…(あ、スイマセン!!!)。
何とか座れたが混んでたのでしばらく待つのかと思いきやさっと出てきたきつね丼と素ラーメン、じゃじゃん。
かぱっと開けてきつね丼は卵とじじゃないのね、へぇへぇへぇ。
あ、素ラーメンとはうどん出汁に中華麺を入れたもので、似たようなので姫路の駅そばがあるが、あっちは茹で麺やがこっちは生麺、格が違うな(この鳥取愛どうよ)、もっと似てるのは広島県庁食堂の「天ぷら中華」か。
4年前に食べた時はうどん出汁のようだがうどん出汁ではないと言った記憶があるが果たして。
では素ラーメンから食べてみる、ずずずーっと。
うんうん、中華麺やね(当たり前や)。
では問題のスープはと、じゅるり。
ふんふん、確かに和出汁だわ、鰹と昆布か、だけどうどん出汁とはちと違う。
それはズバリ塩分でしょう。
うどんは甘めでラーメンは辛めと塩加減が違うのではないか、そんで中華麺の香りが出汁に出て何となく和&中華っぽくなっとるのね。
天かすが浮いてるのも「素」ではパンチがない分、心もち油を添加したかったんやろう。
お出汁自体が真っ当なので、中華麺でも美味しい。
そんできつね丼は肉厚な油揚げに甘めの味付けがされて玉ねぎと出汁がだくっとなってる、これも好きじゃ。
ということで素ラーメンが自分なりに解釈できたので良しとする。
だから具が何にも載っかってないので「す」うどんならぬ「素」ラーメンな訳。
なんだけど、これはこのお店が出してるから(他に鳥取しやくそ食堂で食べられるらしいが、平日の昼に鳥取に行くことがありえないので食べられん幻のメニューや)地元の名物店としてOKやけど、これで町興しするって神経が分からん、「す」ラーメンやでぇ。
駅前では立喰いのそば屋が素ラーメンを売り物にしてるよう。
そりゃスタバが来る訳ないわ、砂場にしときなさいと声を大にして言いたい。
ちゅーことでしばらく鳥取愛満載のネタ続く(すげっ)。
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