武生に来たらボルガライス「喫茶Blue」さんのボルガライスコーヒー付き1500円&たけふ駅前中華そば「若竹食堂」さんの中華そば550円
もう3週間前になるが、名古屋泊まりから翌日米原まで新幹線で行って、そこから特急しらさぎに乗り換えていつもの越前市武生まで行って来た。
何で今更この時期にかというと、明日からまた名古屋から武生にまで行くから、木・金でね。
この行った日は北陸にも関わらず、実に暖かな日で、まるで春が来たかと思わせるような陽気であった、コート脱いだくらいやったからな。
しかし明後日は雨のようで、まぁ、ドカ雪ではないのは救いか。
さて、越前市は武生に行くと言うことはまずはこの仮面ライダーリュウガの黒のドラグレッダーこと「越前打刃物 昇龍」だわな。
ホントにどの角度から見ても美しい、あらゆる刃物を組み合わせて芸術品に仕立て上げるんやから恐れ入る。
流石にこれだけ見に来る人は居ないけど、これを見て、以下の名物を食べるのならば、立ち寄るに十分ではないかと思うが如何???
なんてすっかり越前市観光大使やな、はは。 ・喫茶Blue:ボルガライス(コーヒー付き)1500円
本当に駅横のロハ(ロハって)のレンタサイクル=まちチャリ、が借りれるようになって武生での行動範囲が一気に拡がった。
この店も歩いて行くには急いで10分、ケンケンで20分、匍匐前進だと1時間は掛かるやろう。
実際はまちチャリでワタシのようにぴゅーっと走れば5分程で着いちゃう。
何でここかというと、行ったことない店がもうそんなに多くなかったこと(最後には一番遠い所をちゃんと残してある)。
到着は11時半くらいでまずは喫茶店は開いてるようであったので、二階への階段の手前でシャッターを押す。
「武生に来たらボルガライス」、池上遼一センセもそう言ってるんだから、11時半でも食べて良いのだ。
ショーケースに看板を見てみるとボルガライスはあるにはあるが、値段は書いてない。
うーむ、ま、命まで獲られることはあるまい。
じゃ、階段上がって二階の店舗スペースにいざ。
ちょい~~~す、と入ると、先客のおばちゃん一人。
結構広い二階のフロアーは空いてた、つか、平日の11時半に混む方がおかしいわな。
窓際のテーブルはお好み焼きの鉄板になっており、夜はお好み焼き喫茶にもなるようだ。
空いてるテーブルに座り、ボルガライスを注文。
奥で調理してる間に新聞・雑誌を一通り読む、別にお腹が空いてる訳ではないので余裕よ余裕。
そうこうして待つこと20分弱で出てきたボルガライスがこれ。
色黒やのー、フォークで食べるのね、加古川のかつめしみたい。
パシャパシャ写真撮ってたら興味津々でお母ちゃんが喋り出す、一旦口開いたら止まらん人みたいで…。
とにかく食べてみよう、さくっと割ってぱくっと食べる。
ふんふん、卵はとろっとしてて中はケチャップライスじゃなくて焼きめしなのね、へぇへぇへぇ。
そんでカツはと、かなりボリュームあるし食べ応えあるんだが、何よりソースがメチャメチャ濃い、なんじゃこりゃ。
ソースだけぺろっと、うーん、カラメルにウスターソースに若干のケチャップに醤油とかそんな感じかな???
とにかくカツとこのソースだけではとてつもなく濃い、なのでここはオム焼きめしも合わせて食べるのが得策かと。
お母ちゃんはサラダが付いてるのがポイントと力説してたが、サラダまで完食するとそりゃーお腹一杯よ。
そんでその満腹のお腹でもう一つの新名物の中華そばを食べに行こうと思った矢先に、あんたコーヒー好きか、とおばちゃんが聞くもんでい。
いや、次もう一軒行くから良いです、と言うたのだが、美味しいから飲んでいけと言う。
そんならサービスかと普通思うんだが、会計してもらったら何と1500円!!!
がびぃぃぃん、と目が飛び出たわ、お母ちゃんしっかりしてるわ、参りました(苦笑)。
ちなみにコーヒーは普通の味でした、とほほ。 まちチャリ只で(ロハで、くどいって)借りてるからえっかと、気分を切り替えてさて次どこ行くか???
一昨年くらいから突然発信された「たけふ駅前中華そば」、駅からチャリンコ11分圏内の中華そばがターゲットの町興し。
これが意外とと言えば失礼だが美味しい店があるんだよなー。
ではその定義を改めて。
1.JR武生駅からチャリンコで11分以内で行ける距離にある
2.おしながきに「中華そば」または「中華」と明記されている
3.スープが透き通っている
つまり越前そばで有名なこの福井はそば専門店もあるが、町の食堂として同時に中華そばやうどんや丼も出してる店が多い。
そこに目を付けて新たなグルメとして発信しようというもの、駅からチャリで11分以内の所にある程度おそば屋さんが出す中華そばがあったと思われるのだねー。 ・若竹食堂:中華そば550円
場所は「喫茶Blue」さんからやとチャリで5分もかからん。
そういう立地もあったし、この店は確か一青窈さんが絶賛した中華そばだ、という話をだいぶ前から風の噂で聞いてたのでニコイチで行こうと思ってたのだ。
駅から言うとアルプラザの真ん中くらいから西に曲がる道があるので一本ぐいぐいと。
途中、商店街って程ではないが、商店が並んでたりと実に懐かしくも味わい深い町並みでこれはこれで楽しいかも。
どーら、自転車停めてがらっと入店。
お昼時もあるけど客席ほぼ満員。
たまたまテーブルが空いたのでそこに座って中華そば注文、一応メニューこんなのね。
失礼ながら外見の割に店内は清潔、日差しも入ってきてたからか、居心地ええんだわこれが。
次から次へと中華そばを作り続け、10分後にようやくワタシの番が回ってきた、イエイ♪
麺は細めのストレート麺、「中華そば」って感じするする。
しかし一口食べたらそこに絡むスープの美味いことよ。
スープをいただこう、スープを。
レンゲでずずずっと、おおー、これはスープと言うよりお出汁やね。
何がどう利いてるのか分からんが、優しいお出汁にほんのり甘い口当たり、こりゃーイケルわ。
この透明なスープに麺で完結してるから、逆に載ってるこの素朴なチャーシューですら獣臭く感じたくらい、ハムでぎりぎりって感じ。
メンマは邪魔することなく楽しませてくれる、メンマ好きじゃ~~~。
うーん、こりゃ近所ならしょっちゅう食べに来るわ、一青さんが絶賛したのも頷ける。
うどんも食べてみたいし、そばも食べてみたい、丼もあれもこれも。
確かにこ武生駅周辺にはチェーンのラーメン屋さんなんかはなく、昔からの中華そばが残ってて、とても流行の味とは言い難い。
しかしその懐かしの中華そばも極めればここまで何とも言えん味わいになるもんだと流れ者は感服した次第。
「たけふ駅前中華そば」、まだまだ楽しめそう。
さて、明日は知多半島まで行って名古屋に戻って一泊、金曜朝からまた新幹線で米原経由で特急に乗り換えて武生。
次はどの店に出没しよっかなー。
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