武生に来たらボルガライス「珍珍飯店」さんのボルガ天津飯(武生名物)998円&たけふ駅前中華そば「まつもと屋」さんの中華そば600円
さて、明日から広島2泊3日の出張だが、福山1泊、広島1泊となっている。
まだベスト体重に戻り切れてないのに出張とは酷だが仕方ない。
さて、長い北陸シリーズに決着を。
先の昆布館とソースカツ丼とで敦賀に滞在してたことは述べたが、何しに行ったかというと、当然いつもの武生に仕事で行ってたのだ、遊びではない。
この日は2週連続豪雪の2週目、名古屋から米原経由でしらさぎで行ったことは既に述べた。
果たして日本海側どうなることかと思ったが、これが意外と降ってなかった、いや降ってたけど想像よりずっとぬるかった。
積もってないように、寒気は関東の方が強かったようや。
この日も当然ながら「越前打刃物 昇竜」は健在、本当に素晴らしい、いつも見とれる。
いつもはロハのレンタサイクルの(ロハしつこい)「まちチャリ」を借りるんだが、流石に積もってないとはいえ雪の中で傘差してチャリ乗る訳にはいかんでしょ。
こういう時の為に歩いていける店で駅近のアレを食べさす店を残しておいたのさ。
店に行く途中、路面から放水されてるのに驚いた、前から何かと気になってたんやが、雪の時に活躍する物やったのね。
これがあるから除雪車が要らないらしい、初期投資に金はかかるが長い目で見たらお得なんだそうだ。
駐車場にも設備されてて、これなら朝車出す時に道掘らんでええってか、雪の降らん瀬戸内の人間には分からんことばっかや。
などと感心しながら飽きることなく歩いていたら着いた。
・珍珍飯店:ボルガ天津飯(武生名物)998円
場所はアルプラザを西に少し行った所、駅から歩いて5分くらい。
こうして見たら結構降っとるねー、しかしこの日の朝の名古屋は積もってたから、北陸としてはたいしたことないんやろな。
11時45分くらいに入店、一番客であった、大将新聞読んでリラックスしてたから。
さてメニュー、結構ワタシ的にはええ値段してたと思うので、実は高級中華店やったり???
ソースカツ丼もある、ちゃんと福井のツボは押さえてる訳だ。
しかしジャージャー丼とはいかなる食べ物か、肉味噌キュウリが載ってるような丼か???
それは置いといて、この店では中華らしく、ボルガライスが天津飯になってるらしい。
想像するのはそんなに難しくないわな。
10分足らずで出てきたボルガ天津飯(武生名物)どん。
まんまや、ははは。
寒いのでとっとと食べて暖を取ろう、むしゃむしゃ。
おおっとぅぅぅ、意外な味やん、あんが何と甘酢あん、びっくり~~~。
当然、普通の醤油ベースのあんかと思ってたので何事かと思った。
慣れると当たり前やが驚くことではないが、しかし甘酢あんでご飯食べるってワタシ的には珍しい。
前回の「喫茶Blue」さんといい、変わり種のんばっか最近食べてるので、久しぶりにケチャップライスの王道ボルガライスが食べたくなってしまった。
さて、ボルガライス食べたら中華そばも食べんといかん(いかんことないけど)。
「たけふ駅前中華そば」の定義は駅からチャリで11分以内、だから歩いていける店はまだまだ多い、こないだ言い出したにわかB級グルメ(味はA級の店が多いが)とこってこともあるけどなー。
・まつもと屋:中華そば600円
見ての通りのお蕎麦屋さんですわ、そば食いてー!!!
しかしそばには目もくれず中華そばなのね、とほほ。
がらっと入ってストーブの前に座る、寒い寒い。
「珍珍飯店」さんから西に出て幹線道路を北に上がって5分、身体冷えたっちゅーねん。
なんか美味そうな店のオーラが出てる、店内も民芸調でええ雰囲気。
「越前おろしそばおもてなし膳取扱店」だよ、辛み大根だよ、寒いけど冷たいそば食べたいのー(往生際悪し)。
お品書きを見てみる、蘊蓄が書いてあるので意訳して載せる。
「徳川家康の次男の松平秀康の家老であった本多富正が、関ヶ原の後1601年に武生の殿様としてきた。その時に伏見から金子権左衛門という人を連れてきて、そばに大根おろしを添えて食べることを広めたと伝えられている」。
伏見って京都の伏見か??? 何で大根おろしなんか繋がりが分からん、ま、ええか。
そんでお品書きをぱらぱらめくって見てみるが、どこにも中華そばが載ってない。
なのでお店の人に中華そばできますか??? と訊いたらできますよ、ってことだったので注文。
当然先客の方々はそば食べてらっしゃいました、へへー。
そうして出てきた中華そばはこれ。
お盆にコショウが乗っけられてくる、どんなんかなー???
湯気が凄い、熱々や、どれどれ麺をすする。
ふんふん、加水率の高いシコシコ麺やな、このスープは???
意外と初めて中華そばらしい、つかラーメンらしいスープ。
どういうことかと言うとスープがちゃんと鶏かなんかで取られてる。
これまでの中華そばは出汁が和出汁(うどん出汁)で醤油にチャーシュー取った醤油で割ったような、かすかに動物系みたいなスープが多かったんやけど、これは出汁ではなくスープや、甘めやけど(笑)。
だからコショウに違和感がないのねー。
メンマは特別味が付いた訳ではなく薄味で箸休めにヨロシイ、チャーシューではなくハムなのが相変わらず泣かせる。
ホント懐かしい味だわ、流行じゃなくて何が悪い、変わらん物もイイではないか。
しかし次回はそば食べたい(くどい)。
さー、実は3月も一回行くことになってる。
流石に雪はもうあるまい、どこに行こうかまだまだ楽しめる武生なのであった。
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