和歌山市市役所食堂&「○京」さんの中華そば600円
実は先月末にこっそり和歌山に行ってた(こっそり行かんでも)。
もちろん仕事、以前は3ヶ月に1回は行ってラーメン食べてた(仕事じゃねーだろ)。
そんで去年久しぶりに行って、夜しか開いてない店なんかを初めて食べて満喫した訳だ。
去年の秋から3年ぶりくらいにまた担当復活したのだが、あまり仕事もなくなったので行くことなくなってたんだが、今回案件があって久しぶりに行った。
ちなみに行ったのは箕島高校で有名な箕島駅、有田市。
ま、箕島駅には何もないので(失礼)和歌山駅でご飯食べるように行くんだが、これまでは和歌山ラーメンを極めるばっかでスルーしてたが、やはり機会もそうある訳ではないのでこのチャンスは見逃してはならんと思って、結構な雨の中駅から歩いて行った(徒歩だと20分はかかるんだが、バス代払って行く程のことでもないのでやはり徒歩)。 ・和歌山市市役所14階食堂:Aランチ(ビーフカツ)500円おかず多め+60円ご飯大盛り無料
場所は和歌山城の北側にあるのだが、高層の建築物なのでしやくそのイメージではない。
しかししやくそ食堂なので当然、地下にあるものだと思ってたら14階となってる。
へー、珍しい、と思って急いでエレベーターで上がった、12時過ぎたら職員が一気に来て混雑するからな。
ぎゅいっと上がってショーケースを見る、んんん???
メッチャ今風のメニューなんですけど。
分かりにくいけど紀州梅地鶏バターカレーなんてしやくそ食堂で出て来るもんじゃないぞ。
熊野牛丼とか南高梅うどんとか、地元の名前を冠した特産品もあるようで、目移りする。 しかしここはランチを食べることとする、ラーメンはここで食べんでもええし、うどんもイラン。
とにかくここの実力を知るにはランチだとジャッジした。
この画像は食べ終わってから撮ったのでAランチは売り切れになっているけどな。
入口で食券でも買うのかと思いきや、席に座れと言う、セルフじゃないのか。
水だけはセルフだが、後はちゃんと店員さんがサービスしてくれる。
ただこの水がなかなか出てこないのでイラっとはしたが。 席に着いて普通にランチを注文したら、おかず多めが60円増しでどうかと聞くので、従うことにした、ご飯は無料で大盛り。
メニューはこんなんで少し高めの価格設定もこだわりゆえか。
しやくそ食堂って固定観念は置いといた方が良さそうやな。
ではここまでこの和歌山しやくそ食堂の良さを言わずに来たが、Aランチの到着と共に皆さんにこの素晴らしさを味わってもらおう、じゃじゃ~~~ん♪
何とキャッスルビューなのである!!!
ありえねー、お見事!!!
南向きの窓側はちゃんと城を見ながらご飯を食べられるようなカウンターに拵えられてる。 遅ればせながらこれ入口、ここからお城が実は見えてるんだが、やはり食べながら見たいじゃん。
これまで高いだけなら広島しやくそとか(都庁は別格としておく)、オーシャンビューなら尾道しやくそ、しかしお城を見ながらご飯が食べれるしやくそは流石に初めてや。
いやー、ここに食堂を作ろうと考えた設計者か役人は凄い。
ワタシは天下人になったかのような錯覚を覚えたね。
いやいや、本分を忘れてはいかん、このしやくそ食堂をまっとうに評価せねば。
おかず多めは何が多いのか分からんが、ビフカツが一個多いとかか???
お茶碗は小さいがご飯はてんこ盛り、嬉しいことだ。
では食べてみる、ビフカツぱくー。
おー、優しいデミソースじゃん(そないにありがたい訳ではないだろーに)。
牛肉!!!って感じや(当たり前やっちゅーの)。
ビフカツも美味しいんやけど、お米が美味しい。
地元のお米らしいがこだわりがあるのであろう。
小鉢はそぼろの肉じゃが、お漬物に味噌汁、どれもイケル。
しかしワタシにはやっぱりこの景色よ、お城好きにはたまらん。
しっかり作られたランチと相まって実に満足したなー。
和歌山市市役所食堂:☆☆☆☆★
おおー、メッチャ高得点が出た!!!
難を言うなら上で述べてるように、ワタシが店を出た頃には既にランチは終わってたこと、楽しみに来たお客さんががっくりするやんかいさ。
どうせしやくそ食堂やん、と舐めててこれまでラーメンばっかり食べてた自分を恥じた。
和歌山市の方はここでお昼を食べることをお勧めしたい、それくらいに値打ちがあると思う。
と、珍しく絶賛なワタシでした。
この後当然ラーメン食べに行く訳やけど(行く訳ね)、帰りまた20分かけて歩いていく途中でどこか一軒と言えばここでしょうな。
和歌山ラーメンのワタシの理想を体現したこの店だろう。
ちょっと違った雰囲気の店なら「中華そば さかえ」を推したいが、1年ぶりなので「和歌山ラーメン」を食べたかったのでこの店に行った。 ・○京:中華そば600円
場所は歩きなら駅の西口出て大きなけやき大通りって道を西に西に歩いていって、和歌山城のお堀が見えたら三井住友BKの角を北に上がって川を越えて東に200mくらい歩けば行き着く。
このようにコンクリート打ちっ放しみたいな店になったのは10年程前か、ワタシが初めて訪れた15年くらい前はまだ旧店で中に屋台があってそこでまだ作ってたような。
それからずいぶんきれいな建物になっちゃって、暖簾も出てないので一見ラーメン屋さんとは分かりにくいが開いてるかどうかはよく調べるかして行きましょう。
12時半くらいに到着、先客は一組だけ、空いてるテーブルに座ってメニューをパシャリ。
とにかくシンプルに中華そば注文、和歌山ラーメンはやはりスープだよなー。 10分弱で出てきた中華そばはこれ、じゃん♪
ちなみに和歌山ラーメンでは鯖のなれ鮨を本来ならラーメンが出てくる前に食べる、茹で卵も同様、なんだけど今回はスルーするー。
だってさっきしやくそ食堂でビフカツ食べてんだもんよー。
ではUPでじゃじゃ~~~ん。
表面が何ちゅーか、まったりと言うかとろーりと言うか、濃厚でしかも醤油してる訳だ。 かなり粘性ありそうな感じ、スープに溶け出てるなー。
熱々だけど麺から食べてみる、おお、少し太めのストレート麺。
そんでスープはと、ここはレンゲは一緒に出てこいないので、丼から直接イっちゃう、熱々すすす~~~っと。
はうーん、メッチャ濃厚な豚骨の甘みが拡がり、そして湯浅の醤油か(知らんけど)これが見事に融合して、ワタシの思ってる「和歌山ラーメン」とはこれだ! と言いたいのがこの一杯。
薄切りのチャーシューに太めの食感のあるメンマ、そんでかまぼこ、これでしょう。
とにかく麺も美味いがスープが飛び抜けて美味い。
熱い一杯であったが、今回もワタシは満足した。
本当にここのスープは豚骨の旨味がよく出てる、高次元でバランスが良いんだよねー。
とにかくこれが和歌山ラーメンだと言いたい。
また帰り雨の中駅まで歩いて20分、我ながらようやるって感じ。
それにしても後から思うに、つけ麺なんてやってなくて良かったわ。
流行に迎合してつけ麺出してたりなんかするとワタシ的には行くことがなくなるので、ずーっとこのままで行って欲しいもんだ。
この時の和歌山出張で自分の時間はこれだけで、会社9時半に出て戻ってきたの18時過ぎ、やっぱり遠いので、仕事ではよほどの仕事がないかぎり、向こう3年は行くことないやろうな。
やっぱご当地ラーメンは行って食べないとね、町の雰囲気も味ってことで。
今週末は豊川稲荷でB-1GPやけど、食べれん会場に行くより食べれる地元に出向いて食べまっしょい。
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