2013 たけはら憧憬の路
広島県竹原市に仕事でよく行くという話はしょっちゅうしてるし、今年は竹原市のイベントには全て参加しようと、雛めぐり・竹祭り・七夕祭りときて、イレギュラーでももねこ様祭り、そして今回のメインイベント「憧憬の路」である。
行ったのは先週の10月26日(土)、イベント自体は翌日の27日(日)と、そしてこの土・日なんだが、特に今日は「町並み竹灯りたけはら憧憬の路~たまゆらの日~」の「たまゆらの日2013ファイナル~もあぐれっしぶ~」 で、トークショー+アーティストライブイベントがあり、照蓮寺に監督さんと声優さんが揃って盛り上がっちゃう訳だ、ついでにヲタク軍団も集結するらしい、怖い。
ワタシは前回のももねこ様祭りで懲りたので、通常営業の初日に行ってみた。
もちろん金曜日は仕事を済ませて自腹で一泊してから。
しかしこの金曜日が台風襲来で、中国地方は早くに過ぎてたとはいえ、そこは呉線、遅延なんぞは当たり前なのである。
お客さんの所に15時半くらいに行く予定が三原発の竹原行きの電車が来ない。
確認すると何と111分の遅延、ヲイヲイ。
ま、ワタシ的には1時間遅れくらいでお客さんの所には行けて、しかもお客さんは呉線の事情は当然ご存じなので同情までしていただいて何の問題もなかったのだが、帰りも悲惨であった。
18時半に駅に着いたが、電車が来る素振りは全くなく、先に待ってた女子高生に何分待ってるか尋ねてみたら30分以上待ってるという、しかし電車は遅れてるとのアナウンスはあるが、何分遅れで来るとか言うアナウンスが全くないので、仕方なくコンビニで酒買ってきていつ来るとも分からないので一人宴会開始。 そうしてビールをごきゅごきゅ呑んでたら、信号待ちでこのバスを発見、慌ててカメラを取り出してシャッターを押したが、いかんせん突然過ぎてこんな画像になってしまった、たまゆらっぴんぐバス。
側面だけでなく後ろにもラッピングされてた。
以前、大崎下島に行った際に(いずれアゲてやる)、たまゆらっぴんぐフェリーというのを見かけたが、バスも走らせてたのね。
芸陽バスもやるなー、ちなみに調べてみると広島~竹原間を走らせる「かぐや姫号」にラッピングされてるらしいので、ワタシはいずれ乗ることもあるか。
ではない方は、わざわざ広島まで行ってこのバスに乗って竹原まで行ってクレイ。
さて、そんなこんなで電車が来たのは19時過ぎ、景色が良い々々と絶賛してた呉線だが、海の側を走ってるのみならず山と海の際を走ってる、三原~須波間は途中は山と民家との間を抜けていくので、もし地盤が緩くなって土砂崩れが起きれば大きな被害になる、そしてあってはならないことだが、まさかそこに電車が巻き込まれれば一大惨事となる。
だから時速10km以下での徐行運転なのだ。
結局、三原に着いて宿を取ってた尾道に着いたのは21時前、ヤレヤレであった。
当日26日(土)は台風も行っちゃって天気は徐々に回復、夕方まで尾道観光した後、18時くらいに竹原に乗り込んだ、最大のイベントであろう「憧憬の路」とは如何なもんじゃい!!!
駅を出てあいふる316に向かう、なるほど、こういうふうに竹の中にろうそくを入れて竹灯りとする訳ね、って知ってたけど(笑)。
この日のももねこ様はハロウィン仕様であった、ゆるキャラGPにも出てるという話やが、広島と横浜以外で票取れるかいな。
では道の駅をスルーして町並み保存地区へ行ってみる、旧笠井邸から順に見ていくこととする。
しかしもの凄い人であったと言っておこう、ワタシはもっと情緒あってしみじみ見るもんだと思ってたが、どうしてどうして。
地元の人達に観光客、カメラマニアにたまゆらヲタが混在して想像以上の混雑、このhitotose(一年)のイベントで最も多かったと言って過言ではない。
ま、今日が一番多いのかもしれんけど、それはアニメ系ヲタ軍団が多いからで、やはり通常の「憧憬の路」が一番の目玉だと思う。
では旧笠井邸、このどん突きがそう、毎回行ってるので今更説明はイランだろ。
二階に上って逆に通りを撮ってみる、暗くて何にも写ってないな、ははは。
当然、三脚なんぞ持っていってないので、画像は全てブレマクリングと言っても過言ではない、とほほ。
いつも琴を展示してる間には傘が置かれてライトアップされていた。
そして竹原と言えば今や「おかえりなさい」だよなー。
一階の中庭もゆらゆらと竹灯りが、ここで竹原の地酒呑みてー。
続いては地蔵堂に行ってみる、ここも竹で作ったオブジェが多く、観光客も多かった。
特に今年は富士山が世界遺産に選ばれたことからこんな記念竹細工も。
流石に最大のイベント、松阪邸が無料開放されたので入ってみた。
まぁ、混雑してることよ。
と、広場にも庭も美しい。
撮ってないけど、影絵みたいなライトアップの中、カップルがむちゅっとするようなコーナーもあって結構軽いなと思った、はは。
そしてここから仰ぎ見ると普明閣が、こういうふうに見えるのねー。
では西方寺に上がってみよう。
途中竹鶴酒造で屋台が出てて、どんだけ鶏もも肉の炭火焼きとか焼きそばとかでビール呑みたかったか、しかし朝から夕方までに尾道を食べ歩いたので余力なし。
そんでお好み焼きの「ほり川」さんも長蛇の列、ありゃ1時間は軽く待たないと店にも入れんな。
その西方寺に上がる階段、落書きしすぎて何が何やら分かりにくいが、とにかくこの丸いのが「たまゆら」←ヲイ。
たまゆらとは「ふわふわと幸せな気持ちの時に写真に写る小さな光の子供達、たまゆらの写真は見る人の気持ちをちょっぴり幸せな気持ちにしてくれる」のだそうだ、幸せな気持ちに浸ってくれると幸いである(しばかれるな、間違いなく)。
西方寺の普明閣からの夜景、○の部分が松阪邸。
戻って隣が町並み保存センター、普段は観光案内とかもしてくれる。
一応、竹灯りを撮りたいのでストロボなしの地蔵シャッターで(固まってシャッターを押すこと、ワタシが今造った言葉)ブレを軽減(してないしてない)、後は画像補整しまくりである。
ここも中庭があって、超大作の東京スカイツリーが!!!
竹灯りで撮ったのとブレが嫌やったのでストロボ発光させたヤツと両方貼り付けておく、上が竹灯り、下がストロボね。
補正しまくってるからどっちもどっちかいな。
これは時間的には少し戻るが上の西方寺に上る階段から見下ろした画像、同じく上が竹灯りで下がストロボ。
地元の子供達はここ憧憬の広場が一番のお楽しみでは???
何故なら自分たちが書いたお願い事が竹灯りに灯される、願い事も叶うと良いねぇ。
更に北に進んで(つっても隣やけど)歴史民族資料館。
竹まつりでは見事な鯉が編まれてたが、今回は竹の灯籠でこれも美しいものであった。
資料館の入口には竹繋がりでかぐや姫が、そういや今回かぐや姫のコスプレ嬢が居なかったような。
これは駐車場かな、空いてるスペースでこんな美しい物を、しかしいくら竹処とはいえここで使う竹と懸ける時間は大変なもんやろうに。
そして修景広場、「ようきんさったの」、広島弁じゃぁねー。
竹の折り鶴のようなオブジェまである。
そして胡堂、端まで来たぞ。
この手前のお店やったか、でご主人が竹笛でエーデルワイスを素敵な音で奏でられてた。
ここで20時、いかん、20時19分竹原発や、ちゅーんで慌てて照蓮寺でギターライブやってるのを通り抜けてパチリと写真を撮って急ぐ。
最後に藤井酒造交流館辺りの竹で組んだ本当は溝に落ちることのないように作ったガードなんだと思うんだけど、これがライトアップされるともの凄く美しくなる。
芸術は爆発した…かな??
もうここからはダッシュで竹原駅まで戻って、何とか20時19分に間に合ったのだが、またまた呉線やってくれました(呉だけにな)。
8分という微妙な遅れやったけど、それは三原で山陽本線に乗り換えるには間に合わないとてつもないでかい8分で、家に帰れないことすら覚悟したが、尋ねてみるとこだまになるが何とか新神戸まで行って乗り換え乗り換えしたら家に戻れることが分かってヤレヤレ。
ちなみに家に着いたのは0時半であった…。
今日の阪神間はぼちぼち雨が降っているが、せっかくの「憧憬の路」の最終日、ろうそくの灯りで最後まで町並み保存地区を灯して欲しいもんだ。
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