天皇賞(秋)当たり馬券解説
いやー、強かった!!!
上手く展開が向けば勝つこともあるかと思ってたけど、ねじ伏せて勝つとは思ってなかった。
ラスト3ハロン、 唯一の34秒台の34秒6で2着のジェンティルドンナを1秒2上回り、上がり2位で3着のエイシンフラッシュの35秒5を0秒9上回る、そりゃー2・3着馬が止まって見えたはずやわ、ジャスタウェイついに開花したか。 では天皇賞(秋)、昨日の馬場から一転、天皇賞の頃には絶好の良馬場、果たしてどの馬に有利な馬場となったやら。
◎ジャスタウェイ:ワタシが考えたジャスタウェイの勝つ展開。トウケイヘイローがハイペースで逃げて、宝塚で先行したジェンティルが付いていき、エイシンフラッシュも好位から、トウケイヘイローが行ききるのか止まるのか分からんが、トウケイヘイローが行ききる展開になればトウケイヘイローが当然勝つし、トウケイヘイローが止まれば先に前を捕まえに行ったジェンティルとエイシンは叩き合って疲弊し、そこで最後にタイミングを遅らせたジャスタウェイが一気に差し切る、ってな読み。ただしこれにはジャスタウェイがスタート決めるのが大前提となっている。出遅れてもいつも2着に追い込んでくる馬、前がやり合って中団から進めることができれば突き抜けることも可能、なーんて。
○エイシンフラッシュ:前走は見事な決め手、ただあのレースはエイシンフラッシュの土俵、今回は放っておけない逃げ馬が居るので展開は全然違う。ただ毎日王冠は一叩きで楽勝した感じであったので上積みもある。
▲トウケイヘイロー:正直この馬の強さが分からんし馬場も分からん、少なくとも外より内の方が良さそうであったので、好ペースで行けば残る可能性がないとは言えまい。馬柱見たら京王杯SCで8着に沈んだ以外は全部1着(大スポは武庫川Sから)、やはり侮れん。
△ジェンティルドンナ:宝塚記念の時にも言ったが、この馬そんなに強いか??? 少なくともダイワスカーレットやウオッカやブエナビスタ級ではない(だから今日も負けた、しかし2着に来たから少し見直す・笑)。上に述べてるが宝塚記念で出す競馬をしちゃってるので2番手追走やろ、果たしてトウケイヘイローのペースがどうか分からんが、もしもハイペースを追走したら脚をなくす可能性は考えられる。
△トゥザグローリー:前走実はこちょっと買ってて見せ場あったので先行して押し切るような展開になればこの馬もありじゃろ。
△ダノンバラード:宝塚記念で切ってエラい目に遭ったので。
コディーノ:早熟感たっぷり、それに何よりリスポリJ全然乗れてねーし。
ナカヤマナイト:中山でも買わんわ。
ダイワファルコン:もっとよう買わんわ。
レインスティック:バクシンオーが天皇賞勝つんか!?
ヒットザターゲット:前走は転がり込んできた勝利、目黒記念4着くらいがこの馬の実力。
トーセンジョーダン:いつまで走っとんのだ。
フラガラッハ:時計にも距離にも対応できんだろ。
アンコイルド:距離も東京も合ってるが、この馬は来年狙いたい。
オーシャンブルー:陣営がまだやと言ってる。
レッドスパーダ:おそらく何もできずに終わる。
ヴェルデグリーン:ジャンポケやし狙いは東京やろ、衰えてなかったら来年の目黒記念で(ヲイヲイ)。
馬券はジャスタウェイから馬単、とは言いながらよう分からんので押さえで馬連BOX、3連複はトウケイヘイローと、3連単はエイシンフラッシュとの2頭軸。
ジャスタウェイのスタートだけ見てたが、エイシンフラッシュと互角のスタート切ってこれはちょっとイケるんじゃないかと思った。一番のスタートはジェンティルドンナ、それを外からトウケイヘイローがハナを奪ってペースを握る、1000mを58秒4のワタシは速いペースで行ったと思ったが、これでも後ろのジェンティルドンナは行きたがってるのを見て、しめしめと更に思った。ダイワファルコンにレッドスパーダにアンコイルドにダノンバラードが先行し、コディーノもインベタで追走。少し離れて外にトーセンジョーダン、内にエイシンフラッシュ、そこから3馬身程離れてナカヤマナイトにジャスタウェイ、その後ろはどうでもええわ。トウケイヘイローが大逃げの形にならず、皆が追走していったので、ワンクッション間を置いたジャスタウェイはワタシの思った展開で走ってくれてる、ウヒヒ。4角でジャスタウェイが進出した時に内のエイシンフラッシュを軽く置いていったのでこれは本当に行けるかと思った。前ではトウケイヘイローをジェンティルドンナが捕まえようとしてたが、なかなか交わせない。そこを直線に入ってダノンバラードを交わして一気に伸びる内に切れ込んだジャスタウェイは全く違う脚色で並ぶ間もなく突き抜けて4馬身のぶっち切りで1分57秒5の好時計で圧勝、まさかここまでとは、ユーイチJは2週連続GⅠ制覇、しかもクラシックと古馬の最高峰で。2着に正攻法で勝負したジェンティルドンナが死守、岩田Jは2週連続GⅠ2着、出ちゃった分だけ最後甘くなったが、これではJCでも的にされる恐れありではないか??? 2馬身離された3着のエイシンフラッシュは直線でアクセル踏もうとした時に、前にアンコイルドとコディーノが居たことが痛かった。エンジンの排気量が違うから後から踏んでも前の2頭は交わせたが、スムーズに走れてたらジェンティルドンナの2着はあったかなかったか。ま、去年は全てがハマった訳だからそれもレースや。クビ差4着にアンコイルド、まさかここでここまで走るとは、こりゃ来年は楽しみや。1馬身1/4差の5着にコディーノ、これは評価が難しい。今年の3歳はどうやこうやという話になればこのレベルでは少し落ちる馬やから妥当な着順かもしれん。逃げたトウケイヘイローは10着、大先生が逃げたからマークが厳しかった訳で、しかも最後の直線まで粘り通したからやはり強い馬との印象。
うーん、エイシンフラッシュが2着に来てくれたら10万円コースやってんけどなー、惜しい。
コメント。ユーイチJ「強い馬が相手だったんでびっくりですけど、力を付けてると思った。出遅れたら厳しいと思ってたのでスタートだけ決まるように気を付けてた。エイシンフラッシュが隣に居たのでその辺を見ながらと思ってた。道中ストレスのないポジションで楽に走れてたので自分が抜け出すタイミングだけに集中してた、馬が強かったです」。岩田J「スタート良すぎて…。出たとこでどこでも良いと思ってたけど、ジャスタウェイ強すぎたわ」。ミルコJ「良い位置を獲れたが…」。リスポリJ「この馬、マイルだったらもの凄い馬になるんじゃないか???」。大先生「前半とにかく力んで走ってた、昨日の馬場なら良かった、乾きすぎ」。
さて、次走はJCになるのかマイルCSになるのか、JCでもやれそうな気がするが、ユーイチJにはエピちゃんが居るし、須貝センセにはゴールドシップが居るし、棲み分けするかな???
先週の菊花賞は当たっただけで儲かった訳では全然なかったので、今日は美味い酒を呑ませてもらうこととする。
いやー、ジャスタウェイ強かったー。
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