浜松deラーメン「土蔵(どら)」さんのやみつき醤油らーめん(大盛り無料)700円
1泊2日の名古屋出張から戻ってきた。
出がけにいきなりスマホを忘れたことに気付いて焦ったが、まぁ、無けりゃ無いでどってことなかった。
自分がスマホ依存してないことが分かって良かった、最近では外国行くくらいしか解放されることないもんな。
それは良いとして、昨日は特によく歩いたんだが、これがここんとこなまらせてたせいか、筋肉痛っちゅーか、ダルいっちゅーか、このままでは月末のワタシの遅れてきた夏休みのカンボジアのアンコールワット探索がままならん。
もっと歩かないといかんのー。
さて、今日は最後は浜松まで行って来た、いつものディーラーさんと同行。
当初はげんこつハンバーグで有名な(静岡では超メジャー)「さわやか」さんに行く予定だったのだが、13時前で駐車場満車、あきらめてラーメン屋さんに行くことにした。
あっさりしてるが美味しかったという記憶を頼りに。 ・土蔵(どら):やみつき醤油らーめん(大盛り無料)700円
ここは車でしか行きようがない場所だと思うが、浜松駅からだとざっと4kmくらいはありそうなのでやはり車だな、実際R1の福塚という交差点を北に上がった所で、大型トラックとかばんばん走るようなとこやから。
見ての通り駐車場も広そう、けど13時くらいでお客さんがほとんど居なかったので、とっとと近所の工場や流通センターで働く人が食べて帰ったか、それかそれほどの人気店ではないのか。
「絶品西安飲茶とこだわりのらーめん」とあるが果たして。
民芸調の店内に入って掘りごたつの席に座ってメニューチェック。
ランチメニューを確認、醤油やら塩やら味噌にそれぞれ「やみつき」だの「あっさり」だの「まろやか」だのコピーが付いとる。
更にゆず塩や梅しそ、坦々麺にサラダ冷麺まであるので節操ないっつーか、いやいやメニュー豊富と言うべきか。
当然、スタンダードな醤油を注文、ポイントはランチの時間帯だと大盛りがサービスになるってこと、ヒューヒュー♪
他のセットメニュー頼んだら1000円弱行きそうやから、見合ったもん出してもらわんと困りまんなー。
ではこちらのこだわりを見てみる。
豚の大腿骨のみを使用、高知産の生姜に青森産のにんにくに国産の野菜、昆布は根元の辺りの頭昆布という部位を使ってるらしい。
タレの醤油は江戸時代から続く老舗の醸造元の醤油、味噌は数種の赤白をブレンドしてるらしい。
水は浄水器を使ってるとのことだが、確かに水は甘かったというか美味かった、こりゃ期待できっかな。
こっちのうんちくは見たい人は見える所だけ見てクレイ。
スープは白濁させないとか、アバラ骨は1本も使わないとか、身体に悪い精製ラードは使わんとか、そんなことが書かれてる。
そんで最後に店側のお願いとしてスープから2・3口食べて欲しいって書いてあったが、それはワタシの勝手じゃ、当然麺から食べたけどな。
ちゅーことで、混んでる訳じゃなかったが、10分程で出てきたやみつき醤油がこれ。
白濁させないって上にあったが、これは白濁してるとは言わんのか?
ああ、元スープが白濁してないってことか。
じゃぁ、この見た目のこってり感はなんなんだろうねー。
では麺から食べてみる、しかし分かりにくいだろうけどこのラーメン丼、洗面器くらいの大きさで迫力あるわー。
ふむふむ、細めの弱ウェーブのかかった麺は結構活きが良いっつうか、細い割にムチムチしてるかなり好きな食感。
ではスープはと、レンゲでずずー。
うん??? ずずず、ああ???
ふーん、あんまり食べたことのない味やな。
こだわりにあるように豚骨なんやけど、メチャメチャ煮出したミルキーなって感じじゃないが丁寧に取られた豚骨、そこのワタシ的には玉ネギの苦み旨味みたいなのがコクを出してるのかと、そんで安直な節系に魚粉ではなく昆布なのもこれも優しい旨味があってイケル。
じゃあ、あっさりしてるのかというとそうでもなく、醤油も濃い訳ではないが、全てが丁度ええ塩梅になってて、実に完成度が高いといった印象。
チャーシューは厚めでほろっと食べれて、これも味が薄い訳でもなく濃い訳でもなく、絶妙な旨味が感じられ、メンマはこれまた甘い訳でもなく辛い訳でもなし、味わい深い。
麺は大盛りだが、1.5玉ってより2玉くらいあるようなボリューム、これはなかなか値打ちのある一杯だったのではないか。
他の塩とか味噌は知りようがないが、少なくとも醤油は東京のクソ濃厚豚骨魚介なんかより美味しいと言える。
一つ難を言えば、少し表面の脂がクドいかな、食べ終わってからしばらく口の中に脂がへばり付いた感じがあったもんな。
うーん、久しぶりの「さわやか」さんは残念やったが、美味しい店やったのでOKでしょう。
もっと繁盛しててええ店やと思った。
こんな辺鄙な場所でも美味い店はあるもんや、目から鱗であったが、やみつきになるかは別の話ね。
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