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2013年8月 3日 (土)

京都deラーメン「ラーメン 笑麺」さんのらーめん650円&「ラーメン 扇」さんのラーメン650円小ライス50円

 名古屋&広島&東京が守備範囲であるが、京都も忘れちゃいかん、ワタシのエリア。
 7月半ばにこっそり行ってきた、いやもちろん仕事のついでにやけどな。
 と言いながら14時くらいのアポ入れて、早めに出てお昼に2軒程ハシゴするのがいつものパターン。

 ちょっと最近、飛び込みすぎて思ったようなラーメンに出会えてないが、こん時も懲りずに下調べなしに行った、果たして結果は(ええ加減調べて行けっちゅーの)。


717 ・ラーメン 笑麺:らーめん650円

 場所は堀川通りを二条城を越えて更に北へ堀川商店街まで、前から横目で見て行きたいと思ってたんだよなー。
 車停めるとこないから店の前に停めてチラ見しながら食べることになる。
 しかしそこは店側も心得たもんで、監視カメラを付けて店内から路上の様子が見えるようになってる、蛇の道は蛇? 持ちつ持たれつ???

PhotoPhoto_2 さて、表の看板には20周年って書いてた、1993年創業やから結構な老舗じゃん。
 毎日食べても飽きない鶏ガラコラーゲンの背脂醤油、今日は当たりかも。
 がらっと入って左手の券売機でチケットを買う、あっさり中華そばってのもあったけど普通のらーめんのがスタンダードやろ。

Photo_3 カウンターに座って玄関に一番近い席に座って駐禁にびびることなくまずは店内をぐるっと。
 コラーゲンいっぱいに、らーめんの元ダレには二年仕込みの醤油を五種類ブレンドしとるんだと。

650 自然と期待は高まるわなー、ラーメンを待つこと5分、やっと出てきたのがこれ。
 おおおおお、正統派京都ラーメンじゃん(ワタシの思う所の)!!!

 では麺から食べるぞ、角のある細麺をずるりと、うんうん、堅めに茹でられているが、スープが必然のように絡む絡む。
 そのスープはと、おうおう、濃厚な鶏の味わいに醤油の旨味、そこにどばっと背脂で美
味しさにコクが出て、これは鶏のポタージュスープと言っても言い過ぎではないであろ
う。
 チャーシューは脂の乗った大きいのが2枚、美味いやんけ、酒クレイ(こればっか)。
 メンマはしっかりエッジが立ってほんのり味わう感じ、スープが濃いからこんなんでヨ
ロシイ。
 京都ではお約束でニンニク唐辛子ペーストの反則技があったがこれはスルー。
 ついでに酢もスルーするー、入れたのは一味唐辛子のみ、しかしこれすら余分やったかも。

 あー、実に「京都」なラーメンやった、ここんとこ首を傾げる店が多かったからようや
っと満足したわ、こういうの食べたらやっぱラーメンは京都だよなー。


 そこで止めればええもんを、久しぶりにここまで北に上がってきたのでこの上にもう一軒行きたい店があったことを思い出す、思い出したら行かんとしゃーないだろ。


717_2 ・ラーメン 扇:ラーメン650円小ライス50円(何で小ライス!?)

 二条城から「笑麺」が車で5分なら、そこから更に3分ほど北に上がったとこ。
 なかなか観光客の来る所じゃないが、ワタシは観光客じゃないからな(ちゃんと仕事しろよー)。

 カウンター8席だけの小さいお店、入ってみてびっくり、魚介系塩豚骨の店であった。
 どっかで食べたような…(前回ネタですな)。

Photo_4Photo_5 メニューこんなん、まぁ、京都ラーメンはさっき満喫したし、変化球もありやろ。
 池袋の豚骨魚介と比較してみることができるな。
 あ、何でご飯頼んだかって言うと左にあるようにお昼は100円の小ライスが50円になったから、そんだけ、ラーメンの味とは全く関係ない。

650_2 ということで出てきたラーメンがこやつ。
 作り方にも工夫があって、塩ダレに半分スープを入れて、そこに茹でた麺を入れてかき混ぜる。
 おそらく麺が太いので先に濃いスープに味を馴染ませて食べさせようという考えとちゃうかな。
 そこにチャーシューやらメンマやら載っけて残り半分のスープを注ぐ、後はかき混ぜない。

 じゃ、食べてみる、このまっ黄っ黄の麺はビタミンB2製剤かなんかを使ってると思われる、卵やかん水じゃあり得ねー。
 今時珍しい色の麺やが、色が気になる人にはアレやが気にならん人には縮れと伸びにくい点が良いかもしれん。
 そのスープは魚介の香りがむわっとしながら豚骨のしっかりした味がしてナイス。
 決して獣臭がする訳ではなく、豚骨だけでもかなり上品かと。
 チャーシューは脂っ気は少ないが噛みしめれば旨味が拡がる、ビールくれ(だーかーらー)。
 メンマは少し柔らかいがこれは塩ダレに漬けられてるんかいな、しみじみ味が付いて美
味い。
 しかし主役はやっぱこの麺とスープでしょう。
 
 池袋ととても似たタイプであったと思う(そりゃ魚介豚骨やねんから)、麺はちょっと色が違ってたけど細麺じゃなくて少し太いのもよく似てる。
 どうしても豚骨というと博多系の極細麺をスタンダードにしてしまうけど、その考えはもはや古いのかもしれんな。

 京都っぽくはなかったけど歴史に反した京都にしては新しいラーメンであった。
 しかしラーメンって食べ物も奥深いねぇ、この店のご夫婦は決して若くはなかったけど、こういう味で勝負するんやから。


 ということで立て続けに2軒食べたが、どちらも満足いく一杯であった。
 京都食べたら次は久しぶりに和歌山食べたくなった、微妙に行くか行かんか分からん仕事があるので現在思案中ナリ(暇さえあれば)。

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