武生三部作最終回たけふ駅前中華そば「たかせや」さんの中華そば540円
という訳で武生三部作、最終回は「たけふ駅前中華そば」である。
えーっと、一応言っておくが、武生は昔は武生市であったが今では越前市である。
しかしボルガライスにしても武生にしかないものなので、越前市じゃなくてやっぱ武生なんだろうな。
初回の「江戸屋」さんのボルガライスは12時半、前回の「御清水庵」さんのおろしそばは16時半、そんでここはその次なので16時45分くらい、我ながらよう食うわ。
一応、たけふ駅前中華そばの定義、①駅から自転車で11分以内②ラーメンではなく中華そば③スープが透き通ってる。
要はボルガライスに触発されての街おこし、去年の秋口くらいからか?
そば屋さんが多いので中華そばも出してる店も多く、そこに目を付けたもの。
実際武生駅近辺にラーメン屋さんがないってのも後押ししたか。
別に地元の特産品を使った街おこしという訳ではない普通の一杯。 ・たかせや:中華そば540円
場所は前回と同じく、武生駅出て南に2分、「御清水庵」さんまで行かない。
この店を見つけられない人は自分は果たして人間かと自問自答してもらいたい。
間違ってもスマホナビとか使うなよ~~~。
ではこれがお品書き、基本そば、そこにうどんとか中華もやってる。
店の入口は狭そうに見えるが実はかなり店内は広く、特にお座敷が広いので団体で行っても安心(誰が行くんじゃ)。
去年の11月に前回の「御清水庵」さんとハシゴでおろしそばを食べたが、もちろんもう記憶がない、だから今回は中華でリベンジ。
この時は17時18分発のサンダーバードで帰ることになってたので、まだまだ余裕と思っていたが、どうしてどうして、先客は6人家族と老夫婦二人と出張のサラリーマンとワタシのみ。
だったのだが、注文してもぜーんぜん出てくる気配がない。
6人家族のオーダーもそれぞれ一杯々々ゆっくりゆっくり出て来るもんやから、まずは隣のリーマンが焦って17時18分なんですけど間に合いますか、っておかあちゃんに聞いてた。
ワタシはビジネスマンなんで口には出さんが、来たら3分で食べないとヤバいとは思った。 そんで老夫婦、隣のリーマンに続いて20分はかかった中華そばがこれ。
上から見たら結構油ギッシュやがUPで見るとそうでもない。
5分で食べたら間に合いそうなのでシャッター押す余裕もできたってか。
では食べてみよう、急いでやが。
麺から、お・お・お、何とすくってみて驚いた、黄色がかった卵麺でしかも平打ち、そうでしたか、手打ちでしたか!!!
嬉しくなって食べてみる、へぇへぇへぇ、もちもち麺やん、意外!!!
ワタシはこの駅前中華はまだ4軒目なのでそうエラそうなことは言えんが、言っちゃ悪いが食堂やそば屋さんのメニューの一つなので懐かしの一杯以上のものでは決してなかった。
なのでタカをくくってたのだが、ここの一杯には驚いた。
スープは特に鶏や節が利いてる訳ではないが自然に美味しい。
じゃあ何が美味いんだというと、これが炙られたメンマなのだよ!!!
甘いとか辛いとか味は付いてないんだが、この焦げたメンマがスープにも影響してて、結果渋みというか第三の味を付加してる訳だ。
いやー、ワタシのラーメン歴でも焼いたメンマなんて初めてかも、見事な工夫や。
すっかりメンマに主役を奪われた格好だが、チャーシューも一応載ってて、これも不必要に味を付けておらず、肉を食ってる!!! 的な感じでしみじみ美味い。
うーむ、これはおそばより美味しいんじゃないか???←ヲイヲイ。
初めてここでしか食べられないといった中華そばを食べれた、それがかなり美味しかったので感動した。
最初はただの鈍くさい手際の悪いじいさんかと思ってたが(コラコラ)、ちゃんと仕事してる、しかも見事な工夫、やるやん大将。
実にナイスな中華そばやった、まさに「たけふ駅前中華そば」と言って良い一杯であった。
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