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2013年6月29日 (土)

ラオスの歩き方その5~ブッダパーク編~

 名古屋で2泊もしてきた、しかし今更名古屋で新規ネタも少ない、一軒極上のラーメン屋さん食べてきたけどそれはまた後日。

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 昨日はそんなこんなで夕方名古屋に戻ってきたのが17時半過ぎ、あんスパ食べに行こうと名鉄レジャックまで歩いてく途中の名鉄百貨店のナナちゃん見てびっくり、あごが外れてる。

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 ポスターでは見てたんだけど、まさか実物も同じようにあごがこんなんなってるとは思わんかったので、まさにビックリアランスであった。
 


 今日は全くそれとは関係なく、1月5日から寝かせて熟睡どころか爆睡してた「ラオスの歩き方」を更新したい。
 そろそろ夏休みも近くなってきてラオスに行く人も増えるんじゃないかと思ってね(増えん増えん、いや増えろよ!!! と逆ギレしてみる)。
 とにかくラオスには良い国なんでもっと行ってもらいたいので微力ながらお手伝い。


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 では今回はブッダパーク編。
 ブッダパークとは上の画像にあるように僅かの敷地ながら仏教神のみならずヒンドゥー系の神々も祀られてる節操のない石像テーマパークみたいなもんで、古い遺跡のように見えるが実は1958年から造られた比較的新しい物、あくまで位置づけは公園。
 ワタシは行った時間が遅かったので地元の人も観光客も誰一人居ず、土産物屋のお姉ちゃんを一人見かけたが17時前には帰っちゃったので、実質貸し切り状態であった。

 凱旋門(パトゥーサイ)を見てから黄金の塔タート・ルアンに行って日本大使館を戯れに探してみるがあまりの暑さと分からなさに挫折して(この2時間くらいで直射日光に当たりまくったのが後に効いた、と思う)、タラート・サオ(ラオス最大のマーケット)でエアコン冷え冷えで甘いアイスコーヒー飲んだことは1月に述べた。

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 じゃ、ブッダパークに行くかと15時くらいに重い腰を上げて、バスターミナルを探してみる。
 つーか、ターミナルってのを甘く見てて、バス停と勘違いしてた。
 
 タラート・サオのバスターミナル、いやバス停から⑭のバスに乗って行くって話だったのでこのタラート・サオの表通り、つまりはラーンサーン通りならそのバスは来るだろと待ってたが全く来ない。
 人の居る所を探してバス停を発見したが、いくら待ってもそんな⑭のバスは来ない。
 ワタシにしては結構待ってたがそれらしいバスが来る気配がない。

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 それはそうで、実は上のタラート・サオのラーンサーン通りの真反対側に大きなバスターミナルがあったのだ(画像は真っ暗だが、これは行って帰ってきた夜のもの、何が何やら分からんね)。
 とにかくブッダパークに行くバスターミナル(バス停ちゃうでー)はタラート・サオの裏、全然難しくないからね、経験者語る。

 かくいうワタシはと言うと、もうこんな所で待っては居れん、ブッダパークに向けて歩いて行けばその内ブッダパーク行きの⑭のバスが来て乗せて行ってもらえるだろうと思考が飛躍した。
 そうとなったら歩け歩け、おそらくブッダパークに行くならラーンサーン通りを南に下がって、どん突きを東に行くはずだ、セーターティラート通り(そういう通り)を東に行くのがブッダパークへの道だろうと推測して先歩きした、30分も歩けばバスが追いついて来るであろう。

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 ただ歩いてるだけじゃないよ、やっぱ見るとこは見てる、途中見つけたお寺を1枚パシャリ、ワット・カオニョットと言うらしい、最近の建造物やね。

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 も少し歩いたらワット・シームアンという女性の参拝客の多いお寺があるんだが、それを見てればバスに気付かないので、その隣の公園のシーサワンウォン王像を見る。
 ちょっとここの第二次大戦中の歴史は複雑すぎて分からんが、日本の敗戦により盛り返したフランスの後ろ盾により、シーサワンウォン王は統一ラオス王国の王として内政の自治権を与えてもらい、1947年に憲法を制定し、立憲君主国とした、という方らしい。
 現地での人気の程はサッパリ分からん、けど公園に銅像が建ってるくらいなので尊敬されているのであろう。

 さて、また歩き出そうとした所で⑭のバスが走ってきたのでバス停でもないのに大きく手を拡げて乗せてくれくれアピール、左ハンドルのエアコンのよく効いた大型バスが快く受け入れてくれた、30分歩いたけど何とかなるじゃーん♪

 ブッダパークまで1時間くらいということだったので快適な車内で景色を堪能してた。
 ちょっと走ればもう凄い田舎で畑くらいしかないんだが、たまに市場があったり、民家があったり、生活感を感じる。
 その道中日本語で「とんこつラーメン」の看板発見、こんな所にも日本人が居てとんこつラーメンで勝負してるのかと思うと嬉しくなった、つか、食べたくなった、が本音。
 もちろんバスを停める訳もなくブッダパークに向かって走る。

 
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 30分程走った所で、どっかのバスターミナルで停まって降ろされた、左の緑のバスに乗ってきたんだけど。
 あれ? 最初にこのバス乗った時に「ブッダパークOK?」と訊いたら「OK」って言われたからこれ1本で行けるもんだと思ってたんだけどなー。
 今となってはブッダパークへはこんなでかいバスでは行けないのと、ブッダパークがある所は相当な田舎で地元民しか住んでない土地なのでマイクロバスで行くんだが、通勤通学の往復程度としか捉えてない、ブッダパークへ行こうとしてるヤツの方がイレギュラーなのだ。

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 しかしその時ゃ知らんから、乗ってきたバスの運ちゃんがこれに乗れ、って言うからその指示に従ってマイクロバスに乗った、なかなかバスが出ん、本数が少ないのである程度人が集まるまで待つのだ。
 日本みたいに何時何分に出る訳ではない、エアコンもないしドアもない(窓はある)マイクロバスの最後方に乗って待つこと20分、ようやく走り出した。

 途中までは良かったんだが、ある所を境に舗装されてない道を走ることとなる。
 そこからがもう凄い凄い、道に穴が開きまくってて、真っ直ぐ走らせることは無理。
 常に10cm~20cmは跳ねてる感じ、動画があるのでこれ見たら笑っちゃうんだけど、それは置いといて、とにかく10分以上そのどんがんどんがん縦揺れする道を走る。
 もうだいぶ地元の子供達やおっちゃん・おばちゃんも降りた頃、隣のおっつぁんが、ワタシにブッダパーク通り過ぎた!!! って教えてくれた。
 どうやら客も運ちゃんもブッダパークで降ろしてあげようと暗黙の了解があったらしい、しかし運ちゃんはテケトーな人間で(後述)うっかりしちゃってたのね。
 200m程行き過ごした所で降ろしてもらって(ちなみに緑のバスは6000Kip=60円、このマイクロバスが2000Kip=20円)、ブッダパークに戻る。
 何やかんや言うてもラオスの人達は親切なんだなぁと、ここで初めて思った、そうすると俄然旅が楽しくなってくるってもんでい。

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 ブッダパークの入口、入場料5000Kipにカメラ持ち込み3000Kipと書いてるが、人が居ないので払いようもない、ちゅーことでロハで楽しむこととなった、ウヒ♪

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 上のパノラマ画像はこの赤く○で囲った何の神様か分からん口から入っていく。

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 結構でかいんやで、口。

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 中はこんな感じ、真っ暗け。

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 そんでてっぺんに上がればこんなふうに全体を見渡せる。

 では以下、手当たり次第にブッダパーク内の画像を貼るので興味のある方は見てクレイ。
 だけど生で見た方がそりゃーええのは当たり前やから、行こうラオス!!!

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 ちゅーことで陽が傾いてるのを見れば分かると思うが、2012年9月27日では夜は早い。
 ブッダパークは18時までって某ガイドブックに書いてあったが、実は17時で閉まる。
 ワタシの実質滞在時間は16時半から17時ちょい過ぎの30分程度、誰も居なくなって閉められそうだったので暗くなったことだしとっとと出た。
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 そんで入口から道路の反対側の雑貨屋で黒龍紅茶(6000Kip)を買ってバスが来るのを待ってた。
 見て分かるように暗くなれば何もないので結構怖い、かも(笑)。
 そうして10分程待ってたら遠くに居た地元のおっちゃんがワタシに向かってバスもう来ないぞ、終わりやぞ!!!って叫んでる、マージーでーすーかー。
 どないして帰るねん、って本当はメッチャ焦る所やねんやろうけど、まだ17時であったこととワタシの危険センサーが作動してなかったので、ま、えっかと思ってた。
 するとワタシを乗せてブッダパークを行き過ぎたバスが、折り返して戻ってきてくれた、奇跡的やなー。
 持ってるオトコのワタシは喜々として乗り込んでんだがここから二人きりの殺人ドライブとなる訳だ。

 つまりこのテケトーな兄ちゃんは仕事が終わった以上、早く帰りたい訳。
 なのでもう飛ばすこと飛ばすこと、行きに時速5kmくらいで凸凹道をそーっと走ってきたのに、この兄ちゃんはお構いなし、頭が天井に激突してもワタシに向かってニヒっ♪ ってな反応。
 ワタシもそれがおもしろいのでどんどんイケー!!!ってけしかけてたら更に火が点いて走る走る。
 ワタシがタラート・サオに戻ると言うと、途中の乗り継ぎバスターミナルはすっ飛ばしアクセル踏む踏む。

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 そんで小腹が空いたからってんで、屋台でおやつを食べに勝手に停めやがる、早く帰りたいんちゃうんか、その辺りがラオス時間か。

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 その屋台はロティと呼ばれるクレープ、生地に卵を3個くらい入れてバターに蜂蜜に練乳という恐ろしいカロリーの食べ物なんだが、疲れてる時は甘い物が欲しい、時もあるもんだ。

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 ドライバーの兄ちゃんが自分だけ頼んで食うてたので、ワタシも焼いてくれ!!! と負けずに甘食、これがマジで甘いのだ、けど美味しかった。

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 そんでその待ち時間に腐れマイクロバスの写真を撮ってみた。
 暗いから分かりにくいが、コクピットこんなん、どんだけ~~~。
 おそらく30年以上は経ってるようなこの車が現役やねんから、メンテすればここまで走るという好例か。
 
 食べながら暴走するマイクロバス、途中兄ちゃんがタバコ吸うかとワタシに差し出したが、ラオス、いやイラク、いやイラン、と断った。
 もうすっかりマブダチですな。
 町中入っても信号で車が前に詰まってるのに歩道乗り上げて信号の前まで出て、青になったら一番で走り出して、の繰り返しで危ないマイブラザーであったが、途中ロティ焼いてもらった割に、タラート・サオバスターミナルに戻ったのは18時20分、そりゃあんだけ飛ばしたらねー。
 バスが着いたら、行きのでかい緑のバスを運転してたとっつあんが駆け寄ってきてワタシが乗ってるのを確認しに来てくれたようで、ちょっと感激。
 形はどうあれ、親切なんだよな、ラオスの人は(ワタシ比)。
 なので行きは8000Kipかかった所を、気持ち乗っけて20000Kip払って握手して別れた。
 いやー、旅の出逢いって素晴らしいもんだとスキップして歩きたいくらいに楽しかった。

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 なんだけど、この後夜ご飯食べに行った外国人がよく来ると言われてる店で激辛バジル炒めとライスとスープとビア・ラーオの食事を摂ったのだが、どう考えても100000Kip(1000円)はボられた、それも旅の出会い頭だな、はっはっは。


 よーし、ではこのまま勢いで世界遺産ルアンパバーン編に…行く訳ないわいな。
 次回未定。

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