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2013年5月 5日 (日)

「たまゆら~hitotose~」をゆく(たけはら町並み保存地区)その4~第25回たけはら竹まつり編~

 うーん、柴田大知Jの勝利Jインタビューは良かったねぇ、初々しいっつーか、最後は彼の涙でこんなワタシもうるっと来た。
 こういう人間ドラマもあるからまだ馬券を買ってもええかって気になるな。
 しかしそれより新潟大賞典の伊藤工真Jのバンザイアタックには参った、ようも落馬事故なかったこっちゃ。
 しかしあの騎乗は酷かった、レースが壊れたもんなー。
 ちゅうことでNHKマイルCも結果が結果だけに、今日は馬券作戦についてはええでしょ。


 ということで木曜日に広島に行ったことは述べたが、2日に呼び出されたからには宿泊代は自腹切って竹原で泊まって3・4日で行われた「たけはら竹まつり」に行くことにした。
 交通費ロハやもんな、せめてこれくらいの役得ないとやっとれん。

 確かNHK広島で今日放送された「たまゆら~hitotose~」は横須賀の汐入から幼馴染みの親友が竹原にやってきたって話やったはず。
 なのでその辺を絡めて進めていきたい。

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 その幼馴染みがワタシと同じく三原まで新幹線で来て呉線で竹原まで行くんだが、その竹原の「た」で間違えて降りちゃった駅がこれ、忠海(ただのうみ)。
 上の画像は呉線と瀬戸内の海とを併走する見事な車窓ポイント、アニメのオープニングにも流れるが本当に美しいのだ。
 忠海はワタシが仕事で行ってる所、一昨年駅の隣にFMができてようやく時間が潰せるようになった。
 話の中でもあるが、この呉線は時間帯によっては1時間に1本しかない時があるので、全く要注意な路線なのである。

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 そしてその幼馴染みは一旦竹原までバイクで連れてってもらうんだが、その後主人公の友達のお姉ちゃん(下記)にプチ秘境巡りで連れてかれるのが黒滝山、あの山。
 結局竹原からまた忠海に戻って黒滝山に登ることになるんだが、聞く所によると距離にして10kmくらいあるので確かに歩けば2時間以上掛かるそうだ。
 そんで黒滝山も20分は軽く歩くらしい、ちなみにワタシは先月車で来た時に黒滝山に登ってやろうと車で上がったが、とたんに道が細くなり全く登れなかったとだけ言っておこう。

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 JR竹原駅は相変わらず「おかえりなさい」と迎えてくれるが、変わった点もある。
 今年から工事してたエレベーターが完成してた、便利なんでしょう、ぎっくり腰のワタシにはとてもありがたかった。

 それでは撮った時期と時間はまちまちながら、ついにこのキャラクターに登場してもらいましょう、ももねこ様!!!
 主に町並み保存地区に暮らす主のような存在で「ももねこ様」と崇められている。

 
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 これは竹原駅前のの商店街「あいふる316」にあるマスコット。
 凄い自然に居らっしゃるので違和感がない。
 余談ながら「あいふる316」の由来は、愛が降る道路ということで駅前316mの商店街をそう名付けたそうだ。
 しかしどこの駅前も同じように悲しいかなシャッター街なのであった。
 でも最近、この「たまゆら」効果でこの「あいふる316」もももねこ様カラーのピンクにアーケードが塗られ、アーケード自体がももねこ様してるのである。
 夜に撮った画像は「あいふる316」の中の寿司屋で鯨飲した後ね。

 またまた余談になるが、この時注文した地元で獲れたぶりぶりのメバルの煮付けはメチャメチャ美味しかった、注文聞いてから煮付けるってのもポイント高し。

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 下の画像はこの2月に仕事で竹原に行った際に初めて「あいふる316」を歩いた時に見つけて撮った物だが、「ももねこ様」として祀られてたのには驚いた。
 この時はまだ寒かったので暖かくとの配慮から毛糸の帽子? ショール? スカーフ? がかけられてあって愛されてるなと思った次第(笑)。
 下世話な話ながら経済効果高いもんな。
 

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 ちなみにそのももねこ様がよく出没される場所にこの頼山陽広場のたけのこの車止めとかその下の画像の地蔵堂がある。

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 では5月3日の第25回「たけはら竹まつり」。
 冬のイベントでかつてアゲた「雛めぐり」、そんでこの「竹まつり」、「七夕まつり」に8月末の「夏まつり花火大会」、そして最大のイベント「町並み竹灯り たけはら~憧憬の路~」が主なイベント。
 こうなりゃ当然「七夕まつり」にも参加したい(問題は日曜だってことか)。

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 10時半から竹楽庭(旧村上邸)の広場で開催されたオープニングセレモニー、普段はこのように閉ざされてるんだがこの日はここと憧憬の広場(下記)がメイン。

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 2番目にスピーチされた方は市長さんで、何度も何度も「アニメたまゆらのおかげでここ竹原が知られ、観光に寄与してる」ってことを述べておられたがこの市長さんが観てるとは思いがたい、ははは。

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 その後は竹夢楽団の演奏、全部竹でできた楽器で演奏してた。
 竹笛、竹琴、あとよう分からんが竹の打楽器とか、晴れの舞台が快晴で良かった良かった。

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 遅れてかぐや姫2人登場、かぐや姫ってよりかぐや姫コスプレか。
 この後の彼女達の仕事は撮影会がメインであったようなので。

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 そのかぐや姫の一人が司会進行を始めたので場を離れて憧憬の広場へ。
 あ、言うとくが、目と鼻の先です。
 この町並み保存地区のメイン通りでも300mくらいしかないんちゃうか?

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 前日見てた竹で編んだ鯉を間近で見たかったのだ。
 全長3mくらいある見事な竹細工、圧巻なのでじっくり見てクレイ。

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 作られたのはこちらの職人さんで、設計図なしで45日間かけて編んだ力作とのこと。
 果たしてこの技術は誰が継いでいくのか。

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 そこそこに出て保存地区のどん付きの胡堂、ここではさっきの司会してたかぐや姫の撮影会、ま、こういう盛り上げ方もありか、ははは。

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 行ってないけどもう一人の姫は普明閣で撮影会だったようだ。
 前日の夕方には登ったけど、3日は登らなかったので画像は今年2月の一枚。

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 町並み保存センターの前では振舞酒、正しくは「癌封じ笹酒の振舞」。
 力強い純米酒でありました、ウキ♪

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 戻って小腹を満たそうと行きにメッコ付けてたたけのこうどんを食べに竹鶴酒造の倉庫に。

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 何て言ったか忘れたが、たけのことカットした鶏肉を鉄板で焼くメニューがあったが、ワタシはここでもうどん。
 味付けされたたけのこが載ってるだけであったが、それでも満足、分かりやすい男だ、300円也。

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 更に戻って「私達展編」で取り上げた町並み保存地区の中でも一番の人気ポイントである旧笠井邸に向かう。

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 この画像も以前の、前回も述べたが明治5年の家屋。
 今回は竹を使ったアートを展示してたが、ワタシには分かりにくい物であった(すんまへん)。

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 2階のステージでは琴が復活されてた、これが常設展示なんかな、味わい深いねぇ。

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 相も変わらず2階から来た道を撮る、うーん、イベントで来たのは「雛めぐり」の時が初めてやったけど、今回の「竹まつり」の方が人が多い。
 ちゅーか、今までで一番人が多いかも。
 もちろん「憧憬の路」が一番多いのであろうが。

 階段を挟んで反対側の部屋にはこっちも昨年と同じく「たまゆら」関連が展示されてた。
 絵コンテとかポスターとか、こんなんとか。

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 えーっと、これが主人公の友達のお姉ちゃんでさゆみお姉ちゃん、大学生、劇中では2頭身ではなくちゃんと普通に7頭身くらいです(と思う)。
 天然ボケ系で車の運転は荒く、上記のように黒滝山に登ったりと最近の趣味はプチ秘境巡りらしいが、実に優しい面倒見の良いお姉ちゃんなのである。
 カメラもやるらしいが、カメラを構えると勝手にシャッターチャンスが転がり込んでくる、自称「シャッターチャンスハンター」らしい。

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 ストーリーには関係ないが、前日呑んだ寿司屋で教えてもらったのがここ竹鶴酒造。
 実はニッカウヰスキーの創業者である竹鶴正孝氏はここで生まれて、後にグラスゴーに留学してウイスキーの製造方法を取得したそうだ。
 下でも紹介するが、実は大物が輩出してる竹原なのであった。
 あ、丸で囲ってるのが普明閣ね。

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 では帰るとするが、やはりここは行っておかないといけんだろ、日の丸写真館。
 このアングルってよく出てくるけど、よくぞこの位置から撮影することを考えた、ってな場所から撮ってます。
 なんて、ここだと確信するワタシもワタシであるが。

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 またまた普明閣を入れて撮影、そういう位置関係だと思ってクレイ。
 本当に小さい町なので駆け足で回れば小1時間あれば観光できちゃう。
 もちろんワタシみたく何度行っても楽しい人も居る。

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 駅に戻る途中(っても日の丸写真館から200mも離れてないんだけど)、おそらくあれがアニメのオープニングで流れる、さよみお姉ちゃんが町を見下ろしてる山であろう場所を発見。

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 鎮海山と言うらしい、ちなみにこの写真を撮った場所は「松屋二重焼本舗」の前。
 時間があれば登ってみたいんだが登山口が分からんので今回はスルー、次回の課題の一つとする。

 そいで急ぎ竹原駅に戻ってみたものの、自分で時間がと言っときながら2分違いで列車を逃す、次は1時間後、ヤレヤレ。
 また町並み保存地区に戻るのも大変なので駅近のスーパーに時間潰しに行く途中で同じくこれも前日の寿司屋さんで聞いたあの方の銅像を発見。
 ワタシですら聞いたことがあるくらい、だけなので今時のナウなヤングには言葉すら知らないに違いない。

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 「所得倍増計画」の池田勇人内閣総理大臣である。
 実は竹原は浜田省吾の出身地でもあるらしい、大物~~~。

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 そんなこんなで充実した観光を終え、ちょっと早めに駅に着いたら思いもよらぬ列車が時刻表より早めに到着してた、瀬戸内マリンビュー。

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 車両は2両で後ろは特別車両であったが、前は自由席、古い車両ではあるが(扇風機でっせ)、なかなかお洒落に改良されてて、窓は通常の列車より広く、まさにマリンビューであった。


 そして次に向かった場所とは…続く(続くんか~~~い)。
 つっても昨日より少しは腰がマシなってると言ってももうパンク状態なので明日は完全休養に充てます。

それではラスト一日良いGWを。

 

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