2013年4月鳴ちゅるうどん巡りその2「うずしお食堂」さん&「いんきょ食堂」さん「鳴ちゅる」さん登場
さて、昨日は3日出勤の中日でホント何する訳でもなく、溜まった作業を整理して、今日に備えた。
今日は広島は竹原に呼び出されてしまったので(簡単に呼ばんとってくれ)、昼前に新大阪出て新幹線三原で乗り換えて昼飯食うて呉線で行って来る。
こうなったらラッキーと思うしかなく、自腹で泊まって竹原市の町並み保存地区で行われる第25回たけはら竹まつりを観光してくる。
一部マニア(いやヲタクか)垂涎の「たまゆら」(現在~hitotose~がNHKで日曜の昼から放送中)の舞台竹原だよ、ワタシなんて仕事で行っちゃうんだもんねー。
次回は夏くらいに金曜に予定組んで大崎下島まで行っちゃうぞ、この野郎。
それはさておき、先週東京帰りで一晩寝てからその朝土曜に気力を振り絞って行ってきた徳島は鳴門の名物のレポートをアゲる、本当に全国各地いろんな麺があるもんだ。
そう、今年の1月に行って以来の鳴ちゅるうどん巡り、今年はこれをワークするぞ。
ではおさらいで鳴ちゅるうどんの定義をば。
「徳島県の鳴門には、昔から地元の人々に長く愛されつづけてきた独特のディープなうどんがあります。徳島県の写真家・中野晃治氏が命名したその名も“鳴ちゅる”!! 出汁は黄金色であっさりした醤油味、麺は細めで柔らかくて不揃い。具はねぎと刻み揚げが基本パターンで、名物のわかめやちくわを入れる店もあります。いずれも出汁との相性が抜群! 寒いときはもちろん、夏バテ気味や二日酔いの時も「ちゅるっ」といけちゃう癒し系のイケ麺。はじめて食べてもどこか懐かしい… おうちで手づくりしたような親しみのあるうどん。なのに一度食べるとまた強烈に食べたくなる不思議な感覚。鳴門市内のお店には昼時ともなると、ちゅるちゅる音をたてながら出汁まですすり、至福の時を過ごす人でいっぱいになることも。お店ごとに個性もあるので『鳴ちゅるマップ』を持って、さあ、食べ歩きに出かけてみましょう!」である。
①うずしお食堂:きつねうどん350円
場所は鳴門競艇の向かい、だから小鳴門橋渡って西に折れたすぐ。
着いたのが10時とまだ早かったのでBOAT RACE鳴門に客もほとんど来てなかった、悪いけどこの次もあるので(下記)競艇場の駐車場に停めさせてもらった、だけど「うずしお」さんの駐車場もあるよ、一応。

ちなみに今年の女子王座決定戦(G1)は初めて鳴門で開催されるようなので8月は混雑すると思われる、今から盛り上がってクレイ。
さて、メニューを見てみるとどこにも鳴ちゅるとは書いてないので店のお姉さんに一応確認すると、出されるうどんが鳴ちゅるうどんなんだそうだ、そりゃそうだ、香川で讃岐うどん下さいなんて言わんもんな。
ちゅうことで一番安かったきつねうどんを注文。
芸術的な一枚撮ってみる(どこがやねん)。
向かいが要は鳴門競艇だってこと。
どう? このくねり具合? 平べったいのは一貫してるが、それが広かったり細かったりと不揃いなのがたまらん、そんで茹で置きしてるのでこれがまた何とも柔らかい。
では持ち上げてみよう、しっかり確認してクレイ。
びらびらで不揃いで変わってるでしょ? 実に面白い。
では出汁はというとこれが鰹と昆布でしっかり取られてて醤油もきりりと利いてる、関西に近い感じの美味い出汁、何とも不思議なうどんやわー。
と、この日の第一次接近遭遇。
②いんきょ食堂:手打ちうどん350円
見ていただいて分かるように上に小鳴門橋が見える、つまりはここは鳴門競艇場内の食堂なのである。
別に船券買う訳じゃないのでどうやって入ろうかと考えて、しゃーない一点突破で入口にいる係のおっちゃんにかくかくしかじか訳を話すと最初は悪いけど…と断られたが、しつこくアタックするとここだけの話やで、とこっそり通してくれた、良い人だぁぁぁぁ。
ということで生まれて初めて入った競艇場、競輪は2回程行ったことあるが競艇場は初めて。
腐れ競馬から競艇に鞍替えすっかぁ???
とにかく入ってすぐにボートが展示されてあった、ワタシの競艇の知識は「モンキーターン」しかないのでVモンキーしか話すことはない。
これが船券売場、まだ10時過ぎだったからがらんとしてる、のかいつもこうなのか分からん。
施設としては広いが古い、今後の課題ではあるやろね。
それはイイノダよ、目的は鳴ちゅる、入って一番右の奥が食堂と聞いてたのではやる気持ちを抑えきれず小走りで突入。

これがメニュー、おねいさんに一応確認、手打ちうどんは鳴ちゅるとのこと。
さぬきうどんがあるのにはくすっと笑える、どんなんやろ???
基本的に柔らかいうどんなので湯戻し程度で出てくるので早い、それに競艇場内食堂なので遅くちゃ話にならん。
これがここの鳴ちゅる、流石鳴門のわかめとお揚げさんが入って別添で天かすも、嬉しいサービスやんけ。
ではまたしても鳴ちゅる具合を見てもらおう、どや!!!
このゆらゆらした縮れ具合にふにょふにょ具合が分かってもらえるだろうか。
えーっと、上の「うずしお」さんと比べるとこちらの方が少しコシがあって出汁が醤油の角がなくマイルド、けど大きく括ると同じだね。
しかしこの後おねいさんが漬物食べなさいとサービスしてくれてポイント高し(物に弱いなー)。
①もそうやけど、とにかく温かい鳴ちゅるには麺に角がないので、口に入れた時の食感が実におもしろい、笑っちゃうくらいにふにょふにょやもんな、何とも言えん不思議な体験なのでここも満足であった。
③鳴ちゅる:冷やしうどん(小)400円
JR鳴門駅近くの店で「舩本」さんの暖簾分けのお店だそうで、確かにこれでは小さくて分からんがこのお店の暖簾には「贈舩本」と刺繍されてあった。
開店と同時に入ったがここは「舩本」さんの暖簾分けだからか知らんが冷たいうどんがあった。
前回は「舩本」さんでざるちゅるを食べてえらく感動したので冷たいのも食べたかったんで丁度良かった、冷やしってどんなんかと思ったがぶっかけの鳴ちゅるであった。
では鳴ちゅる具合はと、うんうんびろびろのぴろぴろですな(すんません、これ以上ボキャブラリーがありまへん)。
冷たい麺だとぶよぶよの情けなくなるような食感はないけどその分口に角がピッと当たってこれはナイスな冷やし麺だよ。
麺の美味しさだけでは冷やしやけど温かい麺の口にぺにょぺにょ当たる食感は捨てがたいのでよそ行きとウチ食いとで使い分けてもらいたい(訳分からんわ)。
以上、不思議な魅力を持った鳴ちゅるうどんの世界を垣間見た。
まだ行ってない店もあるので今年で完食したい(ま、それくらいしかないってことです)。
さー、これから竹原行って、夜は瀬戸内の魚と地酒呑んで明日の「たけはら竹祭り」見てくるどー。
と言う訳でしばらくサヨウナラ。
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