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2013年2月11日 (月)

「たまゆら~hitotose~」をゆく(たけはら町並み保存地区)その1

 ようやく日の目を見ることになる「たけはら町並み保存地区」シリーズである。
 遙か平安時代、京都市下鴨神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。

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 江戸時代後期に製塩や酒造業で栄えたお屋敷や由緒あるお寺の町並みが今もそのまま保存されてる…、だけではワタシ的にはイマイチ興味なかった所。
 だってウチから京都自体がそう遠くないのにわざわざ「小京都」に行く必要なんてないじゃーん、そう思ってた。
 だけど一昨年、近くて遠い岡山の小京都の倉敷に初めて行ってみたら、町は小さいが京都のようであって京都ではなく、これも似て異なるものであくまで岡山なのだ。
 そんで町が小さい分、1・2時間もあれば歩いて回れるってのも気に入った。

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 しかしそれだけでは広島県は竹原市まで行く理由にはならん。
 転機は一昨年、営業担当で中国地区が増えたのだ(増えすぎやん)、これによって出張地獄が始まる訳だがそれは置いておく。
 お客さんへの挨拶回りで一通り顔出しした中で、ここ竹原にもお客さんがあったので連れられて行った。
 なんてシケた町なんだと、本当に駅前なんて何もなく、町並み保存地区があるとは言うが上述のように小さい小さいなんちゃって京都を見ても仕方がないと。

 そして去年の正月の挨拶回り、1年振りに行ってみたら竹原しやくその前にこんな看板が(何度もここで載せてるが)、なんじゃこりゃ???

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 お客さんの所に行って話を聞いてみると、ここの町並み保存地区を舞台にしたアニメが放映されてるとのこと、しかしそれでもまだ行く気にはならんかった、挨拶回りで忙しかったし、何より年に一回ほどしか行かない場所にわざわざそれだけで行くこともない、広島からも遠いし福山とも離れすぎてるし。
 すると偶然に偶然が重なった、竹原までは行かんが、そのちょっと手前の眠ってたお客さんを復活させたこと、そんでそのお客さんが竹原つながりで去年の秋にアポ取った時、その日は偶然に竹原行ってるからそこで会いましょうってなったこと。
 それだけでもまだビッチリ予定が詰まってるので急いで移動しないといかんのだが、何と次に行く尾道の方のお客さんが急に都合が悪くなったから時間を1時間半くらいずらしてくれと言ってきたこと。
 んじゃ、ぼっこり空いたこの1時間半は「たけはら町並み保存地区」に費やしてみようかと、あくまで時間潰しのつもりで行った。
 
 とても前フリで長くなったが、そんだけ長い放置期間と偶然があってこの企画がなったということは偶然も必然やったということか。

 1時間半ほどぶらっと町歩きしてみたらこれがまった実に良いのよ。
 倉敷なんかよりもっともっと小さい町やけど小さいこその良さがあって、ホント一区画だけが時間が緩ーく流れてるような感じ。
 いやー、実に堪能したわー、じゃ、そのアニメを観てみようかと思いウチの近所のG〇Oに行って探してみたが置いてない。
 もともと2010年にブルーレイ&DVDで全2巻発売されたそうだが、評判が良かったのか2011年には「たまゆら~hitotose~」としてオリジナル以前の話やその後のストーリーとして製作されてTV放映された(観るならここから観られた方がヨロシイ)。
 関西では兵庫県のサンテレビの深夜枠で放映されてたそうやから、TV観ないワタシが知りようもなかった番組である。

 カメラが好きな女子高生って設定らしかったので、昨今よく見られる音楽系のゆるアニメ(スイマセン、これも全く興味がないので一度も観たことありません)の流れかと思って、まーた放置してた。
 だけどついにこの正月、品揃えの良いレンタル屋さんでOVA版じゃなくてTV版のDVDが借りれたので酒呑みながら見始めたら、ワタシがさんざ歩き回ったあれやこれやがそこかしこに出ており、ストーリーも全然チャラくなくて、結構染み入る話なのよ。
 子供の頃に亡くなったお父さんが好きだった地元(って言ってええやろ)竹原に横須賀は汐入から高校入学を機にもう一度お父さんが好きだった竹原の町でカメラを始めてみよう、ってことで自分を取り戻すグローイングアップストーリーでもあり、主人公の女の子を取り巻く友達との日常、そしてささやかな夢、恋愛はないが(笑)、竹原の町ががストーリーに上手くハマって、行ったワタシもハマった、って訳だ。
 声優さんもマジぃ!?ってな大御所夫婦? が出てらっしゃったり、これまたおもしろい。
 とにかく健気な彼女達の等身大の成長物語として温かく見守ってあげたいとお兄さんは思ったのであった(ヲイヲイ)。
 やはり評価が高かったのか今年の7月には2ndシーズンの放映が決まってるらしい。

 ちなみに「たまゆら」とは、劇中の主人公のセリフから借りると「ふわふわと幸せな気持ちの時に写真に写る小さな光の子供達、それがたまゆら。たまゆらの写真は見る人の気持ちをちょっぴり幸せな気持ちにしてくれる」、だからレッツ・フォト♪ なんだそうだ、ふふふ。
 蛇足ながら主人公が使うカメラはドイツのRollei35Sというカール・ツァイスレンズを使用した1974年発売の当然ながらフィルムカメラで、ピントは目測だが写りは非常に良いとのことである。

 とてもとても長くなってしまったがどこから始めようか悩む。
 今回の写真に「たまゆら」は当然写ってない、ワタシの写真はただの「記録」、なので。
 撮影日時は去年の11月14日と、アニメ観て不足分を補う為に今年の正月明け挨拶回りのついでに30分ほどぷらっとした1月17日、そしてこの3連休の初日である2月9日。
 何で今回行ったかというと2月9日~3月20日まで「たけはら町並み雛めぐり」というイベントを開催してて、町並み保存地区の至る所で雛人形を展示しているからである。
 これは旧笠井邸の雛人形、この日は地元のテレビ局が撮影に来てた、やはり捨て置く訳にはいかんのだよ。

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 それではアニメのオープニングになってる西方寺の石段から。
 京都の清水寺を模して建てられたという、主人公達の溜まり場でもある普明閣のあるお寺。

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 じゃあ、流れで西方寺の普明閣にも行っちゃう、お寺の境内から更に階段で上がる。
 本当によくこの舞台で主人公4人組は集まっている、ここからは竹原の町並みが一望できちゃうので納得の場所。

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 パノラマ2種、舞台含む。

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 舞台含まず、もちょっと天気が良かったらねぇ。

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 では下に降りて側を流れる本川住吉橋の袂の主人公の行きつけのカメラ屋さん「日の丸写真館」、何でも昭和初期の3階建て木造建築だそうで、今はもう別の場所で営業されてるようなんだが、とても味のある建物なので是非とも残してもらいたい、と余所モンは勝手に思うのである。
 それにしても今時フィルムカメラだなんて貴重なお嬢さんだわ。

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 続いて胡堂、町並み保存地区のメイン通りの本町通の北のどん突き、主人公が最初にパシャパシャ写真撮ってます。
 ちなみにこの場所、大林宣彦監督の「時をかける少女」の舞台でもある。
 見て分かるように、保存地区ではありながら当然ここに暮らす人達が居らっしゃいます。
 なのでいつまでもこの町を観光できるようにマナーを心掛けて参りましょう。

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 では始まりの第一話、主人公が生まれ育った横須賀の汐入を離れて、天国に行ったお父さんが好きだった懐かしいこの町でお父さんが遺してくれた写真をもう一度始めることにした、楽しかった思い出を全部悲しい色に染めてしまうのを止めようと思ったからであると上で述べた。
 昔お父さんと一緒に来たのはJR呉線、新幹線三原駅から乗り換えで竹原駅まで。
 ワタシも仕事でしょっちゅう乗るが、三原からは最初は少しだけ町中を高架だが走るんだけど、すぐに瀬戸内の海沿いを走る、最初はR185と併走(海沿いが国道)するんだが、ある所でトンネルで交差して逆転して線路が海際スレスレを走る所がある、本当に手を伸ばせば届くぐらいの距離でとても素晴らしい。
 ワタシも少しは偽てっちゃんとして鉄道にも乗るが、ここの景色は10指に入ると思う、足下浅瀬見えてるでしょ?
 しまなみ海道も遠くに見えるし(ここには写ってないが)、本当に呉線の車窓は圧巻なのである。

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 これが竹原駅、駅的には普通、つか古い、今はホームを改装中なんかな。
 電車は1時間に2本くれば良い方(呉線だけにな←ヲイ)、ワタシはいつも時間が押してて間に合わなくてお客さんに「すいません、1本逃したので40分は遅くなります」って平気で言ってるが、もちろん事情をよく知る地元の方は怒りもしまへん。

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 そこで迎えてくれるのがこれ。
 アニメっぽい仕込みなのかと思いきや、ちゃんと本当にあります。
 「おかえりなさい」。

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 果たしてこのシリーズ、最終回まで辿り着くのか、ワタシも不安である。
 

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