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2012年10月21日 (日)

菊花賞獲りガミ馬券解説

 いやー、凄いでらために強かった菊花賞のゴールドシップに敬意を表して久しぶりに競馬ネタを上げてみる。
 珍しく今開催の京都も東京も不公正競馬になってないからなー。
 しかしこれで来週の天皇賞(秋)で芝刈り込んで1分56秒台の決着になるようやったらまたサヨナラやけど。
 ゴールドシップが強さを見せつけたのはもちろんやが、相手が弱かったのも事実。
 スカイディグニティを物差しにするならフェノーメノが出てたらゴールドシップと叩き合ってたはずやし、ディープブリランテが出てたら馬券は買わんが、やはりノーマークには出来ないのでウチパクJもあそこまでの横綱相撲は取れなかったであろう、じゃワールドエースが、とかトーセンホマレボシが、とかグランデッツァが、とかアダムスピークが、とかベストディールが、とか、あまりにも故障した馬が多すぎるのでやはり今の競馬はおかしいと言える。
 ま、今日はそういうことを言いたい訳じゃないので、先週に続きおもしろい競馬を見せてくれたことで良しとする。

Cimg4559  では菊花賞、馬場はかなりの好天で良馬場、阪神に出勤してたが汗ばむくらい。
 インがだんだん荒れてきたみたいやけど、そこに仕組まれた悪意はない。

 ◎ゴールドシップ:このメンバーでは負ける訳がない、どういう勝ち方をしてみせるか、じゃないと皐月賞馬って名前が泣く。負けるパターンとしては内に包まれて坂の下りでエンジン掛けられず、ってのを想像してたが。
 〇ロードアクレイム:だってユーイチJファンだから。神戸新聞杯のあの着差を好位に取り付いて4角先頭で直線向ければ大外回してくるゴールドシップに対していくらかアドバンテージが保てるかと思ったが、いささか消極的な騎乗だったようで。
 ▲タガノビッグバン:とにかく勝つなら出し抜けでしょ。先行して自分から動いて突き放す、そういうレースをして一泡吹かせられるか。 
 △スカイディグニティ:これはどっちかっていうと無欲の一発の口か。ウチパクJがへぐった時はこの馬の浮上もありえるかも、それだけの脚はある。
 △トリップ:前走のJDDがまたしぶとい脚を使ってたのよ、芝でも同様のレースができるなら、鞍上も狙ってるはず。
 △ラニカイツヨシ:セントライトは叩き台、馬体重も-10kgと本番仕様でどこまでゴールドシップに迫れるか、これも先週の好騎乗であった鞍上に賭ける。
 △ベールドインパクト:四位Jは早くからこの馬に乗ることを決めてたんじゃないの? だからスカイディグニティを放棄したか、だったら前走大敗も買うか。
 ×フェデラルホール:何か吉田隼Jだと何もできなかったトウカイメロディを思い出すんだよなー。

 アーデント:デムーロマジックもない。
 エタンダール:格別何が良いって訳でも。
 ニューダイナスティ:厳しい展開をはね除けるだけの力はない。
 フジマサエンペラー:冗談のような出走劇。
 マウントシャスタ:NHKマイルCを狙ってた馬が菊花賞を勝つのか?
 ビービージャパン:行くだけ行ってくれ。
 コスモオオゾラ:骨折明けぶっつけでは。
 ダノンジェラート:家賃が高い。
 ミルドリーム:2000mくらいまでじゃないのか。
 ユウキソルジャー:京都巧者は分かるが来られたらしゃーない。

 馬券はゴールドシップから馬単、ロードアクレイムだけ裏を買う、3連複は2頭軸、3連単も2頭軸で。

 ゲートが開いて出しに行ったウチパクJ、うんうん、当初の作戦は馬群に入れて流れに乗る作戦だったのが分かる。しかし最初の坂から突っかけていくのを嫌ったか、流れに乗り損ねたか、ハタと気が付いて下げたか、それとも最初から作戦通りやったか。もう行くの止めちゃったら最後方にウチパクJ下げちゃった、凄い思い切った作戦取るなー。結局逃げたのはビービージャパンでトリップとコスモオオゾラが追走。向こう正面ではフジマサエンペラーも上がって、タガノビッグバンもマウントシャスタも浮上、フェデラルホールは内に入れ、一群となった馬群の中団の後方にスカイディグニティとユウキソルジャー、ケツのインにロードアクレイムと、更に後ろにベールドインパクトにラニカイツヨシ、集団のしんがりにゴールドシップ、ぽつんと離れてダノンジェラート。だったんだが、何と坂の下りからではなく坂の上りから仕掛けていったのがゴールドシップ、ウチパクJ、どんだけ自信持って乗ってますかぁ!? 坂の下りでは先頭から4番手にまで迫っており、完全なる勝ちパターン、もろ持久力勝負になっちゃった。あの位置から動かれたら他馬はペース を上げざるを得んもんな。マウントシャスタも本当なら最後の直線だけで勝負したかったはずやけどケンカ売られたら張らんとしゃーない。かくして長い長い脚を使ったゴールシップが後続を封じて皐月賞と二冠達成、おもろいもん見せてもらったわー。ゴールドシップが上がって行って一呼吸置いて上がっていったのがスカイディグニティとラニカイツヨシ、もう一呼吸置いて大外回していったのがベールドインパクト、ここは距離適性と内を回った分のロスがなかったスカイディグニティが1馬身3/4差の2着に入った、メンディザバルJいきなり仕事したな(最終の乗り代わりは何故?)、3着はベールドインパクトと思わせた所を最後にユウキソルジャーがハナ差ベールドインパクトを抑えた、5着に半馬身差でラニカイツヨシ、勝ち馬と一緒に上がっていった分最後垂れた感じ。ロードアクレイムは1馬身1/4差で6着、インを突くってより開いたとこ走ってきただけって感じやった、残念な騎乗。穴人気フェデラルホールは見せ場なく8着、マウントシャスタは9着、もう一頭の穴馬のタガノビッグバンは出し抜けも叶わず14着激敗であった、とほほ。
 
 コメント。ウチパクJ「馬が強い、それだけです。長く脚を使えて、また直線もしぶとく伸びてくれる、こういう強さがあるのでこれから古馬と戦うのが楽しみです。ファンの皆さんの応援の後押しでゴールシップはもう一伸びしてくれました、ありがとうございました」。うーん、岩田Jとは全然違うねー(笑)。スカイディグニティの友道センセ「年内は未定、春の天皇賞を目指したい」。秋山J「まだまだこれからです、良い馬ですよ」。四位J「4角で行けると思った、ゴールドシップのような競馬ができれば勝てた、もう一回やって欲しい、悔しい」。哲J「よう頑張ってます、もう少しじっとしていれば2・3着はあったか」。川田J「3角からゴールドシップが来たから行かざるを得なかった、3000はちょっと長かったかな」。

 最初の1000mが1分00秒9、ゴールドシップの上がり3ハロンが唯一の35秒台にして上がり最速の35秒9!!! そんで勝ち時計がソングオブウインドのレコードに0秒2差に迫る3分02秒9、これがウチパクマジックと言わず何と言う。
 皐月賞に続き見事な騎乗であった。

 

 本日:6勝10敗▲7270円/28500円

 今日の当たり馬券:誰でも当たる全メイン他。

 今日の嘆きの馬券:午前中馬単の裏ばっかり。

 

 さて、来週は天皇賞(秋)か、どんな芝を造ってくるんでしょかねぇ、願わくば競馬ファンが離れない馬場を造って欲しいもんだ。

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