岡山deうどん「平木製麺所」さん&「安生」さん&「百円うどん」さん&「むつみ製麺所」さん&「かえで」さん&「めん処 源久」さん
では順番が逆になっちゃったが、岡山の「讃岐うどん」食べ歩き。
もうここまでうどん文化が根付いちゃってるんだから「備前うどん」とか「備中うどん」とか謳っちゃって発信したら良いと思うんだけど、そこは派手なことを嫌う岡山県人の気質か(ホンマかいな)。
しかし流石に瀬戸大橋で繋がってるだけあって、香川と岡山の両県は仲が宜しいみたいで、TV番組観てたら岡山のTV局と香川のTV局が一つの番組作ってたりするからやはりここは「讃岐うどん」で良いのかな。
個人的にはしっくりこんが。
これがまた辺鄙な場所にあって、岡山駅から一応路面電車でも行けるみたいだが車やろ。ただし駐車場はないけどね。場所は県庁方面に出て路面電車の通りを南に下って大雲寺の交差点を東に折れて旭川渡った路面電車の終点東山駅のスーパーの南。もろ製麺所で香川でも今では懐かしい形態。強いて言うなら坂出の「上原製麺所」さんみたいな感じか。基本製麺でおまけで食べさせてくれる。一応出汁とネギと天かすは用意してくれてるがイスは確か2脚だけだったような。朝6時から10時半までの営業ってことだったので、ここは早朝に行けば美味しいうどんに当たる。そう言う意味では「上杉食品」さんかもしれない。さて、1玉120円のうどんはと、これは作ってからずいぶん経ってたので(そりゃ行ったの10時過ぎやもん)ピチピチではなかったが、素性の良さは分かった。お出汁も懐かしい味やったのでここは早々に再訪したい、けんどどうやって6時に行こう??? せっかくなので中華麺と和そば1玉70円をお土産で買って帰りましたとさ。
一転、今度は岡山駅の西側に出没。以前「冨士屋」さんで行った奉還町商店街、前回も結構突き抜けて歩いたつもりやったけど、道路で寸断されたその先にまだこんな店があった。噂によると「さか枝」さんと親戚だとか、ホンマかいな都市伝説かいな??? ここは作り置きであったのが見て取れたのでざる(小)を注文。しかしこれが出された時は細くてねじれた麺でこれは!!! と思ったんだけどやっぱ時間が経っちゃってんだよねー、惜しい!!! でも絶対ここ茹でたて〆たては美味しいと思う、見て分かる、間違いなし(しつこいって)。あ、ちなみにこの店は「あんじょう」ではなくて「あんせい」と読む、「マンセー」ではないのでお気を付けあれ。
ここは前々回に来た時(夏前)には発見してたが、開店時間が分からなかった。今回平木さんに行く前に開店時間を確認したら11時開店とのこと、つー訳で時間を合わせて行った。場所はJR岡山駅を越える6車線道路を西から東へ上って降りて南に1本入った所。店構えからしてナメてたので本当はうどんを味わうべくざる(170円)にするのが常なのだが、最安値の120円のかけを注文。せめて麺そのまま、と思ったが、テボに入れて思いっきり温め直しちゃってくれちゃったので、それはそれでええかと諦めた。ところがどっこい、一口食べてみて驚いた、角のない丸い麺ながらしっかりしたコシがある、それに出汁も鰹と昆布がエラく美味い。大袈裟に言うなら観音寺の名店であった「岩田屋」さんに似てる、ちと吹き過ぎやが。かなり侮っていたので正直びっくり、ここも必ず次回行きます。しかし「百円うどん」と言いながら120円なのはどうかとは思うが…。
④むつみ製麺所:冷やしぼっけ~うどん1玉250円 新規(くどい!)
もうここまで来たらかなり岡山の方達もコアなうどん人であるといえる、そういう場所と店。カーナビなしではとても行けないが、JR岡山駅からだとR30をずずーっと南へ下がる、なので一応南区、車だと15分は掛かるんじゃない? そんで畑に車を入れて更に奥にあるスキルミヤコ工業団地ってとこにある。分かりにくいかもしれんがここは泰高電気って会社に何故かあるうどん屋さん。一体どういう発想でここでうどん屋さんなんかサッパリ分からん。結構オリジナルメニューが豊富で鶏塩うどんとか豚肉生姜うどんとか冷汁つけうどんとか興味深いうどんもあるが注文したのはぼっけ~うどん。うんちくによれば西大寺を中心に県内で生産された貴重な地粉「しらさぎ小麦粉」ってのをブレンドしたそうな、だから少し黄色がかってるらしい、分からんかったが。そのうどんはしっかりとしたコシがあり欲を言えば1玉の量が少ないってことか。ま、変わった店なので行くが良いでしょう。
⑤かえで:ざる(レギュラー)400円 新規(しつこいってばよう)
④から車で5分くらい(と思われる)更に田舎道に入っていった所に材木店がベースの変な店があるというので探して行った。この5月にオープンしたらしいのでそのほとんどが謎なんだそうだ、だから行きやすいように住所を載せておく。岡山市南区藤田205。ここのレアな点は11時半から13時半の2時間しか営業してないってこと。丁度お昼時だったので店内満員、正直どこからこんなにお客さんが来るのかと思われたが、やはりうどん人なんであろう。満席の為のとっておきの2階に通された。ちゃんと料理を運ぶミニミニエレベーターが完備されてるのには笑った。さてそのうどんだが見た瞬間に美味しいと分かるもの、平打ちのちぢれねじれ麺、美味そう。口に入れてみるとこの麺が跳ね回るかのようにぴちんぴちんとしてる、何て楽しい食感!!! ここまでの麺は香川でもそうはない、だから備前か備中で良いんだけど幟は「讃岐うどん」なんだよなぁ、ははは。
⑥めん処 源久:かけ(小)170円 新規(分かった分かった)
少しは北上してるがまだまだ岡山駅は遠い、しかし店的にはTSUTAYAと並んでるので駐車場も広くてついでにお店も広いので使い勝手はかなり良いと思う。実際大箱セルフなので回転は速く、だから麺も新鮮なのであった。うんちくを見てクレイ。「硬い麺=コシの強い麺ではない!!!」だよ、かなり興味あるねぇ。麺を楽しむべくテボでは温めず、そのまま出汁タンクからちょろっとだけ出汁をかけるんだが(熱くならないようにね)、この出汁も2種類あって辛口と甘口がある。辛口は別に辛い訳ではなくて甘口の方がみりんが利いて甘めな感じ。そのちぢれ麺はと、おうおうおう、言うだけのことはある。確かに硬い麺ではなくもちもちしてるが簡単には噛み切らさんぞ、ってな麺(ごめん、少し言い過ぎた)。ワタシはこういうちぢれ麺が大好きなのでドンピシャのストライクゾーンであった。大箱セルフながら香川のそれとは一線を画してると言っても過言ではないであろう、うむ満足じゃ。
10月6日:6軒6玉6新規
本当は美味しいラーメン屋さんとデミカツ丼のセットを食べようと思ってたんだが勢いでうどんのみとなってしまった。
ま、次回勤労感謝の日があるさってことで。
いやー、岡山侮り難し。
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