岡山は浅口市deラーメン&うどん「中華そば みやま」さんの中華そば(大)650円&「うどんCafe Cocoro」さんのざるうどん380円
ここんとこ東京だの岡山だの広島だの、笠岡はすっかり置き去りになってるとお嘆きのあなた!!!
決してそんなことはあり得ません、つか笠岡では更に次のステップを踏み出してます。
具体的に言っちゃうと(抽象的な言い方がねーだろ)、ずばり笠岡での讃岐うどん巡り、である。
実は岡山市内に限らず笠岡も小さい町の割に讃岐うどんの店が多い、ここまで来ちゃうと備後うどんでも構わんと思うのだが、そこは日陰者の岡山県人気質ってヤツですかぁ(その内刺されるぞ)、とことん控え目なのである。
まだおおげしく公開するまでには至ってないので今回は岡山は笠岡ではないがラーメンの話をば(長いフリだが結局岡山の話になっとるがな)。
笠岡ではないと言いながら笠岡にある神島の崖の上に建つ山小屋「みやま」さんの2号店。
この店2号店のことは仕事のお客さんからその存在を聞いてはいたが、場所が特定できてなかった。
だけどGWに香川でうどん食べて、ついにプライベートで笠岡にラーメン食べに来た時に発見した(たいそうな話ではなく誰でも簡単に分かります)。
場所は笠岡の一つ岡山寄りの浅口市って所、2号店だからではないが2号線沿いだ(ヲイヲイ)。
見て分かるように黄色い派手な店なのでR2沿いながら周りに何がある訳でもないけどすぐに発見できる。
そうねぇ、笠岡からだと車で空いてて20分くらいか(しかしここのR2は昼過ぎたらかなり混むんだよねぇ)。
着いたのはお昼ちょっと過ぎ、場所が場所だけにそれほど混んではいなかった。
しかしここの店も本店に負けず劣らず手作り感溢れるお店だよ。
メニューって程のもんでもなく(並)か(大)か、かえ玉かおにぎりを頼むしかないので迷うこともない。
しかし中華そば500円ってこれがあるべき価格だと思わん?
どんな仕掛けをしてるんか知らんが最近ラーメン高すぎ。
とにかく(大)を頼んだら5分と経たずにソッコー出てきたのがこいつだ。
物の本で読んだが、こちらの店では魚系でスープを取ってて動物系は使ってないって話だったけどホンマかいな。
それくらいにスープの一口目の動物系の旨味がどばっと口に拡がるのである。
あ、もちろん最初は麺からだよ、ずずず。
笠岡はともかく尾道ラーメンってのはとにかくメチャクチャにスープが熱い、ここもそう。
おそらく背脂なり、表面に油の膜が張ってるから冷えたら食べにくいし、そんで熱さを逃がさない仕組みになってるのであろう。
だけどそれにしても熱い、真夏になのでとても食べれんが冷麺つけ麺否定派のワタシとしては食べるしかない。
とにかくこの平打ちの細麺は尾道ラーメンで良いでしょう。
あ、この段階でまだお店の看板に笠岡と書かれてたので笠岡ラーメンだと思ってた、余談。
その熱々のスープは、やっぱり動物系なしとは思えん旨味だよ。
動物系じゃなかったら昆布の旨味か? それに豚の背脂が入ってるから旨味が出るのか?
とにかく謎だがここのスープはとても美味しい、グダグダ理屈は要らんかった、ははは。
チャーシューは思ったよりあっさりしてたが、1号店同様に凄い野趣溢れるチャーシューで獣肉喰った!!!って感じがする。
メンマは優しい味でとにかく全てが美味しいのよ。
確かに笠岡だと思って行って肩透かしは食らったが、実に美味い一杯だったので目から鱗であった。
笠岡といい福山といい、もちろん尾道といい美味しいラーメンを食べさせてくれる土地はあるもんだ。
しつこいけど「地」ラーメンってな良いねぇ、やっぱ。
やはりせっかく来てるので一軒で帰る手はなかろう。
つーか、岡山に張り出したので笠岡に戻らないと、なら行きに目っこつけてたこの店も行っちゃおう。
実はここ浅口市鴨方町は手延べそうめんで有名、もちろんうどんもやってる。
初夏から夏の盛りにかけてはそうめん流しやたらいそうめんが開催されてるらしい。
こちらの「Cocoro」さんでも土曜は300円でたっぷり食べられるらしい。
ともかく手延べ特有の麺のコシの強さとツルツルした食感が売りだそうだ。
上でラーメン食べちゃったからちょっと真っ昼間の時間は外しちゃったが、さて、どんなもんじゃい。
と大型バスがしょっちゅう停まりそうなドでかい駐車場に我が愛車i-MiEV(パーフェクト電気自動車だ、だからこんなに遠い所まで来てエアコンがしがし付けてたら電池がどんどん減るぞ、メーターが下がった時の電気自動車に乗ってる時程怖いもんはないぞ)を停める、愛車ってもレンタカーやけどなー。
玄関のある建物は土産物売り場で左の「うどんCafe」って看板の出てる所で食べることができる。
メニューこんなの。
もちろんあったか~いのとつめた~いメニューがある。
冷人気ランキングは1位梅ぶっかけ、2位おろし、3位肉ぶっかけ、4位ぶっかけで5位にざるだそうだ。
温かいメニューはちゃんぽんでみそやらカレーやら地獄やら賑やかやが、手延べやし冷たいのが本筋でしょう。
通路を歩いて店舗側に行くんだが、店側の入り口に券売機があるのでそこで食券を買うシステム。
手延べなので茹で時間が掛かるのかと思いきや、すぐ出てきたので作り置かれてたみたいね。
そりゃそーだ、茹で時間掛かるしだってこの店セルフやし、値段も値段で茹でたてな訳ないってば。
とにかくこれ以上時間が経つと麺がもったいないのでとっとといただく、ちゅるる♪
あら、もっと食感のないふ抜けた麺かと思ったが、どうしてどうして。
確かに時間は経ってるがしっかり食べられる麺だよ。
麺の端がお好み焼きを焼くてこ(こてでもへらでもええわ)のような形になってるのも興味深い(画像赤○参照)。
つけ出汁がちょっと味が濃かったがそれはあまり大きな問題ではない。
これもやっぱ「地」だよな、もう10分早けりゃ美味しかったやろなー。
という具合に岡山県はラーメンだけでもうどんでもなく、ましてやえびめしやデミかつ丼だけではない、まだまだ楽しいのである。
以上、岡山県観光大使より。
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