府中de府中焼き「お好み焼 さち」さんのそば肉玉ピリ辛麺ダブル710円
くどいようだが明日から名古屋である。
ここまで来て(盆休み前までって意味)出張に行かにゃならんのかと愕然とする思いで
ある。
今回は新ネタはなさそうな雰囲気なので(もうパンクしそうではある)、それは良しと
するのだが。
では先週行った広島ネタを公開する。
今回はほとんどが広島市内であったのだが、初日(8月1日)のみが福山でレンタカーを借りて竹原~福山を移動した。
途中、少し(いやだいぶ)時間を作ったのでまだ見ぬあのB級グルメを食べに行った。
ぶっちゃけ「府中焼き」である。
最近はB-1で結構有名になったんじゃないの?
ワタシもB級グルメ好きなんで食べに行きたいとは思ってたんだけど、府中市って場所をてっきり三次の方だと勘違いしちゃってた。
なので最初から食べるリストに入ってなかったんだけど、ちょっと前の朝日新聞の夕刊に取り上げられてた記事の地図見て驚いた、福山の上じゃん。
なので急遽ワタシのターゲットとなった。
竹原から車で行くと1時間はかかるけど、帰りに福山に戻った時は30分もかからんかったんちゃうかいな?
昔は(今もかもしれんが)家具の町で、婚礼家具は府中で買うのが当たり前であったそうだ、確かに家具屋さんをよく見かけた気がする。
とにかく古い町でかつて栄えた感のある所であったわ。
さてその「府中焼き」の特徴はと言うと、豚バラの薄切りではなく、なんとミンチを使っているのである。
子供のおやつとして安価なミンチを使ったのが始まりらしいが、そのおかげでしみ出る脂から外はパリッと中はふわっと焼き上がるのがミソ(ミソちゃうで府中焼きやで←何を言っとる)。
そう言われたらメニュー何となく安いかも、そば肉玉590円やもんな。
今回はピリ辛麺で紅ショウガをプラスしてもらった。
では焼いてもらう(のをガン見する)。
まずは生地を薄く丸く伸ばして魚粉、キャベツを山盛り、そして天かす。
そこでここ府中は生麺ではない蒸し麺を間髪入れず載っけ、すかさず手で山を押さえる。
そこでお玉で2杯近くのたっぷり脂の乗ったミンチをかけて、これがミソだろう、溶いた卵をかける(ミソじゃないよ、卵だよ←だーかーらー)。
ひっくり返してふっくらした状態の生地をぎゅうぎゅう押して脂を絞り出して、またその上に記事を載っけ脂を吸わせる。
基本的に脂は捨てないであくまで吸収させる感じ。
5分ほどしてまた更に押さえつけじわーっと脂を出す、ただし汚れたり焦げたりした脂は捨てるよ。
15分くらいかけて焼いて、麺を上にひっくり返してまた押して、そんで濃厚ソースをたっぷり塗って刻んで皿で出てくる。
それがこれ、「府中焼き」どん、上にコショウが振られてあるのはこの店の特徴なのかどこでもそうなのかは謎。
ではこれもまずは麺から食べてみる、もぎゅもぎゅ。
確かにパリッパリに焼けてて広島のお好み焼とは全く違う、これはこれで全然OKでしょ。
キャベツにミンチの脂がしみて旨味感が上がる、ジューシーやねぇ。
そんで底には魚粉があるから香りが出てくる香りのトリプル責めやー!!!(意味不明)
ここはカープソースであったが、この濃厚な味がこの「府中焼き」にはよくマッチしてる。
外側のカリカリの食感の妙も楽しい。
とにかくミンチの脂の美味さを知りましたー。
しかし津山のホルモンうどんとか蒜山焼きそばとか、何で山の中にあるんだろね。
だからこれまでメジャーにならんかったんかな。
探せばいろんな地元食があるもんだ。
福山にも「府中焼き」の店があるらしいので、次回はビールと一緒に味わいたい、そう
いう食べ物だす。
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