名古屋deうどん「きっちょう」さんのいりこ冷やうどん390円&並うどん280円
昨日の昼ご飯ネタ、もっともほかほかなネタになる。
最近は栄も錦も飽きて名駅で十分事足りてたので、あまりその辺の繁華街をうろつくことがなかったんだが、知人から栄のLOFTの前の宮崎のセルフうどんがなかなかイケる、というので半信半疑ながら行ってみることにした。
宮崎は冷や汁は有名でチキン南蛮は多少胡散臭いが発祥だそうだ、そして人気があるのは実は釜揚げうどんなのだ。
ワタシもずいぶんご無沙汰だが、かつて巨人軍のキャンプで賑わってた時はあの長島監督も食べに行ってたという店で偶然食べたこともある。
そこから宮崎のうどん文化も進化したのか?
・きっちょううどん 名古屋栄ロフト前店:いりこ冷やうどん390円&並うどん280円
上述のようにLOFTの斜め前、プリンセス大通りのアーチがあるので分かる人にはすぐ分かる。
隣が「赤から」ってのも名古屋らしいか。
この入り口の画像だが、「宮崎名物 無添加」は良いけど、いつまでも東国原氏ってのもどうなのよ。
うんちくにはこうある。
「創業30年来化学調味料を使わない昔ながらの味を守り続けています。又、きっちょう自慢の粉雪のようなてんかすは、自慢の製法で製造した後二日間油抜きをするという手間ひまを掛けております。他店とはひと味違うてんかすを、是非一度ご賞味下さい。」だって。
麺の特徴は謳わずに出汁、それより天かすを一推しするとはねぇ。
これがメニュー、多いように見えるがトッピングの数だけメニューがあるってことか。
蒸しっと暑かったのでここは冷たいのを食べたいと思ったんだが、ざるでは出汁の真価が分からん、なので「いりこ冷やしうどん」なる物をを頼んでみた、つまりは冷やかけだろう。
この店はセルフなのでトレーを持って注文してお金を払って注文を受け取りお好みでトッピング、の流れ。
手順を見てたら麺はどうやら普通の麺ではなくて冷やし用の平たい別の麺のようで、一旦テボで温め直してそこから氷水でカキーンと冷やす、そんでちべたい出汁をかけて出される。
もらった丼はうどんと出汁と嬉しいことにお揚げさんも入ってる、そんでトレーに別皿にこちょっと盛られた青唐辛子、これがこの店の売りでもある。
小さじ二杯を入れてその後一味を入れて食べると美味しいようだ。
要は「谷川米穀店」さんっぽいってことか。
しかし天かすこだわるなぁ、ワタシは油が浮く程度で良いんだけど、しかし名古屋の人は天かすを山盛りで入れるので、そこはメチャメチャ合致してると言えるかも。
ついでに白ネギも入れ放題なのでこれは関西人のワタシをぐわしと掴んでると言えっかな。
しょうがも入れるのは讃岐っぽいが宮崎もそうなんかいな?
では長くなったがいりこ冷やうどん。
ほら、麺が平たくて薄っぺらいでしょ? こりゃきしめんって感じじゃなくて乾麺だよ。
温め直しの冷やしだから生きてる訳ではないがこんなもんでしょ。
では無化調と謳う出汁はと、おおお、いりこの香りがぷーんと、確かに自然な優しい味で後腐れなく美味しい。
やるじゃーん。
と手放しで喜ぶ訳には行かない。
ってのも、その名古屋の知人が出汁は美味しいんだよ、出汁は、だけど麺が…、って言ってたので、こうなったら普通のかけうどんも食べないと良い印象で終わっちゃうじゃん(いや、それでも構わんと思うんだが)。
ということでもう一度トレー持ってレジで並うどんを改めて注文。
見た感じ太めの麺、それをテボで温め直す、そんで熱々のいりこ出汁を注ぐ。
今度はお揚げさんも何にも載っかってなく、超すうどん状態。
しょうが入れててんかす入れてネギ山盛り入れて青唐辛子がぼっと入れたのがこれじゃ。
ははは、なるほど言われるようにうどんは団子状態でぶつ切れの棒状態、コシもへったくれもない。
つやつやさも全くないので少なくとも1時間以上経ってる麺かと思われる。
確かに麺についてのこだわりはなさそうだったので、そういうもんなんかもしれん。
しかしこの麺と出汁とのギャップは凄い。
もちょっと麺にこだわってくれたらナイスなんだけどなー、惜しい!!!
しかし朝のサービスはおにぎりが付いてくるらしい。
「ど○ど○庵」の麺にここの出汁なら完成品になると思うんだけどと思ったのはワタシだけではあるまい。
宮崎に5店? 名古屋に2店あるらしい、果たして関西&関東への進出あるやなしや!?
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