西荻窪deラーメン「支那そば いしはら」さんの支那そば750円&「はつね」さんのタンメン700円
前回はほかほかの「山下本気うどん」さんのネタであったが、今回は寝かせてた5月に行った東京ネタ。
最近は地ラーメンをよく食べてるので、トレンドなダブルやトリプルなスープよりも、地元の味ってのを重要視したい訳だ。
そんで会社の東京出身者のラーメン好きににそういう話をした所、なら荻窪でしょう、と言われた、しかも今回は西荻窪に行って欲しいそうだ。
荻窪はもう7・8年前に荻窪ラーメンの「春木屋」とか当時駅前にまだあった「珍来」とかに行ったもんだ、「珍来」懐かし~~~。
時間がないワタシのことを考えてくれての西荻窪の選択であったらしい、駅を挟んで北に3分で「いしはら」、南に1分で下の店、実に効率良く行けた。
とにかく道は細いが駅から1本道なので間違える方が難しい。
なかなか渋い佇まいの店だが、夜は居酒屋になると聞いて納得。
メニューこれ。
ワタシが行ったのはまだお昼前だったので並ばずに座れた、カウンター7席の小さなお店だから昼過ぎたらすぐ満員になっちゃうんだろうね。
しかしチャーシューワンタンメン1430円って凄い値段設定だよなー。
注文してから5分程で出てきた支那そば、海苔が泣かせるゼイ。
作るのを見てたが、丼に醤油ダレを入れて香味油を入れて先にネギの粗みじん切りを入れちゃう、そんなやり方もありか。
では麺から食べよう今回も。
思ってたより細くなかったストレート麺は歯応えが良く、このスープに合ってるよなー。
そのスープとは動物系に節が香る良いお出汁、おそらく無化調ではないか?
メンマは添え物でチャーシューは甘めで歯応えあり。
とにかく高次元でバランスが取れた一杯、なるほど「荻窪ラーメン」だす。
続いては駅の真南、北も南も結構飲食店多い。
実際ここの角には「松屋」があるし、お店の向かいには普通ありえねー刀削麺の店がある。
それなのにこの店混んでるんだよなー。
一体創業何年なんか知りたい、といっても大将は結構若いんだけど。
それゃ混むさ、カウンターでわずか6席しかないんだもん。
じゃあ、余所に食べに行けばいいじゃん、とはならないんだよね、たぶん。
みんな並んでもこの店で食べたいんだと思う。
待ってる間にメニューを外からパシャリ、マナー悪いな、ヲイ。
何ともノスタルジックな昭和レトロなお店、10分ほど待ってようやく入店。
とにかくひたすらタンメンを作り続けてるので手順もバッチリさ。
大きな中華鍋ににんじん・キャベツ・もやし、そんでスープで炒め煮。
麺を茹でて最後に丼で合わせるスタイル。
「いしはら」さんも同様に見事だったのがその分量っちゅーか割り振りっちゅーか、目分量が素晴らしい、帳尻合わせもプロのお仕事。
本当に何でこんなに透き通ったスープになっちゃうのか不思議なタンメン、食べてみる。
しかしやっぱり麺から~~~。
うんうん、麺が黄色くなくて白いのも全体の統一を図ってるのね、少し縮れた麺はこの無色透明なスープによく絡むんだわ、ってよりスープの旨味が麺に染み込むって感じかな。
そんでその魔法のスープ、これが鶏がら塩とでも言うの? 何で出汁とってんのか知らんがえぐ味とか全くないスープ、 こんだけ透明でこの旨味ってアンビリーバボー。
具材は上で言ってるようににんじん・キャベツ・もやしで肉っ気は一切ないが不満は全くない。
野菜の火の通り加減が絶妙で歯応えがシャキシャキと良い、焦げはなく煮すぎてもなく、 一夜漬けのように漬かった感じの野菜はそりゃー美味いさ。
だから逆に肉があれば邪魔なんだよ、きっと。
コショウとか使う気にもならんかった。
実に美味しかったのだが、途中一人だけラーメンを頼んだじーさんが居て、それを見てたんだが、その見事な琥珀色のスープチャーシューにナルトにキヌサヤはメチャクチャ気になった、そんな後ろ髪引かれたのが「はつね」であった。
それにしても東京って所はどの駅にも美味しい店があってそこら辺は流石中心地だと悔しいが言わざるをえん。
ま、住みたいとは思わんけどね(どんな負け惜しみやねん)。
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