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2012年5月15日 (火)

和歌山ラーメンリターンズその2「丸高中華そば アロチ本家」さんの中華そば600円&「中華そば まる豊」さんの中華そば600円

 本当は明日から名古屋行って東京行って名古屋の予定だったんだが、昨日日帰りで名古屋行ってきたもんだから今週の予定も大きく変わった。
 一週前倒しして明後日から北陸行脚することになった。
 いつも行くボルガライスの武生からソースカツ丼の福井市内に行って、夜は金沢まで行ってハントンライス、翌金曜は朝から富山まで行ってお昼は富山ブラック、そんで金沢に戻ってカレーのチャンピオン(金沢カレー)、もちろん食べに行く訳ではなくて仕事。
 ムチャクチャなスケジュールになってきたわー。

 さて、困ってばかりでは進まない、話は和歌山ラーメンの夜の部に続く。
 4月28日の13時過ぎに「中華そば さかえ」さんで食べて一旦ギブアップ、うどんなら10軒は行けるがラーメンは全く違う。
 そこからは17時半くらいまで時間があったので4時間近く休憩とウォーキングを兼ねて、久しぶりの和歌山市内をぼらぼら練り歩いた。
 そんで17時過ぎた良い頃合いになったのでワタシが今まで行ったことがなかった夜の部に行くことに、今更ながらの初訪問だがどんなんやろ???


Photo  ・丸高中華そば アロチ本家:中華そば600円

 言われてる所の車庫前系の雄である。和歌山にはとことん豚骨の井出系と醤油で豚骨を煮込む車庫前系の二つがあり、昔は和歌山市内に路面電車の車庫のそばに屋台が多かったので車庫前系と呼ばれてるんだがその代表とも言える店である。
 大系としては井出系は「山為食堂」、車庫前系は「〇京」って感じで比較するなら分かりやすいか。

Photo_2  うんちくは置いといて、その「丸高アロチ」さん、開店時間は17時半で1番客で入った。
 正直、車庫前系の顔的な店だと解釈してたのでもっとでかい店かと思ったが、意外と他の店と同様の普通さでちょっと肩透かし。

600  店内バシャバシャ写真撮ってる内に出てきたラーメンがこれだ!
 おおー、見た目に油が沸き立つようなクリーミーな感じがするぞ。
 そんで醤油、かなり濃厚醤油なんかな、では麺から食べよう、麺から。
 うんうん、麺にこれといった特徴はないんだがスープで食べさせる感じやね。
 そのスープは思ってたほどの強い醤油の主張もなく、そうねぇ、端的に言えば豚骨と醤油の馴染みが凄い良いってことか。
 まぁ、醤油で豚骨を煮た豚骨でスープ取ってるんやから当たり前っちゃ当たり前か。
 しかしそれがこの店は特に自然とマッチングしてるんだよねー。
 チャーシューもメンマもナルトもワタシ的には添え物的、とにかく麺とスープのマリアージュ(何言ってる)を楽しんで欲しい、そんな店。

 
 さて、4軒目のラーメンを完食した訳だが、時間が空いたので胃に少し空きがまだある。
 もう最後のあの店は食べれる、ちゅーのでソッコー向かうことに。
 つってもJR阪和線で1駅大阪寄りに乗った所の紀伊中ノ島駅から歩いて10分なんだけど。

Photo_6 Photo_7  ・中華そば まる豊:中華そば600円

 あの店だよ、何らかのTVで観たことある人があると思う、あの傾いたお店。
 ここも17時からの店なんでこれまで行こうとして行けなかったがついに行けた。
 駅から紀ノ川に向かって北上してパチンコ屋さんのその向こう、これが私有地かと驚くが、ちゃんとお店を構えてるのでそうなんであろう。
 しかし近年地盤沈下が進んで傾いている(笑)。
 ではどんどん画像をクリックして傾き具合を見てもらおう。
 遠くから、左の電柱とか地面はそりゃーレンズが広角だからってのもあるが一応垂直だよ。
 UPで、自動販売機は真っ直ぐ据えられてる。

Photo_9 Photo_10  分かりにくいが斜めから2つ見てもらおう、傾いてます。
 いや、傾いてるっていうより歪んでるってのが正解か。
 しかし凄い店だよなー。
 これまでに台風だのなんだのあったであろうに、よくもまぁ。

Photo_11 Photo_12  では入口が一番分かりやすいのでこれも2つ見てもらおう、斜めだよ、斜め!!!
 実に個性的だ。

Photo_13  ワタシが到着したのは19時前、先客が居たので待つのを兼ねてシャッターをガシガシ押してたのだが(店の、じゃないよ、カメラのシャッターだよ)、ようやく中の先客が全部出たのでようやっと入店。
 中はどうなってるんだと興味津々であったが、こんなん。
 昔の屋台の名残か、車輪が付いてる。
 ラーメンのみならず、揚げ物や小魚やら酒の肴も多い、そういう使い方も出来るってことだな。
 本来ならビール1本!って言いたい所だが、流石に胃袋にキャパがない。

Photo_14  以前、TVで観た時はカウンターが傾いてるので、ラーメンはつっかえ棒みたいなのを置いて傾きを抑えて食べてたような気がするんだが、今では違ってる。
 まるで明石焼きを食べる赤い台みたいなのが置かれてる、しかも水を置く工夫としてボコッとコップの部分がくり抜かれて、いろいろ大変だなぁ、ははは。

On  ではお待ちかねの中華そばが出てきた、ちゃんとトレーに置いてみた画像がこれだ。
ちゃんと傾いてるぞ。

 では傾いただけがこの店の売りではない、その中華そばのお味はと。
 ふんふんふん、ここもやはり麺よりスープだよな。豚骨醤油ながら豚骨臭くなく野菜の旨味が溢れた優しい味わいですね。
 チャーシューは醤油の味がしっかり染み、メンマは箸休め程度だが、ミソは(ラーメンは醤油ですよ)海苔だな。
 この海苔が載ってることで磯の香りが広がりナイスなアクセントになってるのねー。
確かに興味本位で行く店だが、行ってがっかりさせられることはないよ、つか行ってみ!!!


 4月29日:5軒5玉1寿司2新規


 久しぶりに食べたけど、多種多様の美味さがあった、一概に和歌山ラーメンと言ってもそれぞれ違う。
 しかしこの5軒は悔いのない店の選択であったと思う。
 さぁ、次回はまた3年後くらいかなー。

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