「手打ち麺 やす田」さんの手打ちらあめん 塩700円
突然であるがワタシの勤める会社のある新大阪って所は本当に食べる所が何もない所で困った場所。
あまりに何もないので最近は西中島南方や東三国までわざわざ15分以上歩いて遠征することも多い。
1月前の話で恐縮だが、11月30日は京都のお客さんの所へ行く途中に行った、普通なら京都でラーメンを食べるパターンなんだが、時間帯が合わなかったのとお腹が空いてたので、これまで全く行ったことのなかったJRの東側を降りて南側を散策してた(分かりにくいでしょ? まぁ、一般人はほとんど行かない場所ってことです)。
するとこの店を発見してしまったので、見た瞬間にビビビと来て入っちゃった。
わずかにお昼前だったのですんなり入れた。
まぁ、この引いた画像では分かりにくいが、マンションのテナントです。
近づいてらぁめん・つけめんかと思わせるが、それでもラーメン屋さんぽくはない。
だがワタシの美味いもんアンテナに掛かったので入ることにした。
ちなみに入口のOPENの看板の裏が製麺場所になってる。
ではカウンターに座って見てみると…「完全手打ち麺」だそうです。
完全手打ちって、機械使わないってこと?
今時香川のうどん屋さんでもそんな店少ないけどねぇ。
とことんこだわるとここまで行っちゃうのか。
じゃ、メニュー見よう。
イリコ塩とカツオ醤油か、悩むけど一番右に書いてるってことはイリコ塩がフラッグシップなメニューなのであろう。
看板につけめんとは謳ってるがつけめんはやってなくて、今はらあめんだけなのね、調べてみたら夏くらいに開店したとかしないとかって話だったもんな。
でもつけめんはやらんでよろしい!
カツオめしとか昆布飯とか気になるけど、今回はラーメンだけ。
裏はうんちく。
麺は北海道産小麦を各種ブレンドし、完全手打ち(手掴ね・熟成・足踏み・手延し・手切り)なんだって。
機械を使わず本気の本物の手打ち麺、意気込みを感じるねー。
スープは宮崎県産の地鶏から取ったスープに真昆布に瀬戸内のイリコにさばにうるめや諸々をふんだんに使った和風スープをブレンドして麺を引き立たせる為にスッキリした味わいにしてるんだって。
ではその完全手打ち麺、無添加・無化調のラーメンはどんなもんじゃい!!!
こんなん出ましたー。
7・8分で出てきたんだけど、見てると湯切りにはかなり気を使ってたし、具材はこんなんだけど、ネギの配置には最後までこだわってたアーティスティックなこだわりもあるようだ。
確かにここまでの麺とスープを作る人が最期の盛りつけをおろそかにするとは思えん。
では麺から食べてみる、ちゅるちゅる。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
何だこの麺は!!!!!
凄い加水率が高いのでまるで讃岐うどんの麺のようなぷるぷる感。
それに完全手打ちの手切りのため、麺が不揃いの所も「宮武」みたいな感じ。
もちろんラーメンなのでうどんみたいな当たった感じの柔らかさはないんだけど、かなり似た雰囲気、こんな麺をワタシはラーメンで食べたことがない。
スープは流石に西讃の出汁汁みたいにイリコイリコはしてないがほのかに後味で感じる、もちろんメインは鶏の旨味がぐぐっと来る。
この透き通ったスープも店主のこだわりやろうね。
チャーシューはとろっとしててメンマも太めで食感も良い、何より全体の調和が良い。
とにかく麺もスープもメチャクチャ美味い、麺はちょっとラーメンでは味わったことのない食感、素晴らしい!!!!!
と珍しく絶賛な一杯でした。
次はカツオ醤油にカツオ飯を食べに行かなければいかん。
いやー、会社からは歩いて20分はかかるがどうやって抜け出すかが問題になってきた、そういうラーメンであった。
大阪舐めたらあっかーん。
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