マレーシア日記その1~KLIA&KLセントラル編
今日から3連休、今から出発するがその前にこっちの話も出発させたいマレーシア。
先月の24日に出発して28日の朝7時に関空に着いた。
行った都市はクアラ・ルンプール(以下KL)とマラッカ、特にこのマラッカが2008年に世界遺産に登録されている。
マラッカの話は置いといて、まずはワタシがKLに行って非常に困った話をして、今後行かれる方に是非とも参考にしていただきたいと思う。
今回も間際になって慌ててチケットを探したので去年も行こうと思っていたフィリピンはマニラの帰りの航空チケットが取れず。
次にターゲットを向けたのが今回のマレーシア、直行便を探したがこれまた帰りの便がない。
来年はもう一週間休みをずらすのもありかとさえ思っちゃう。
で、経由便をHISに相談してみたら「値段で安いのは台湾経由だけど凄く時間が掛かるのでお勧めしません、便利なのはベトナムのホーチミン経由」って話だったので、ホーチミンはワタシの第二三四五六の故郷、全然構わんってことで、割と格安な関空発ホーチミン経由KL行きのチケットを取った。
チケット自体は47000円とそう高いもんではなかったが、燃料サーチャージは税金込々とは言え20000円はちと高い、諸々の経費足して75000円だよ。
とにかく6時半に家を出て10時半の飛行機に乗って13時半にホーチミンに着いて1時間忘れ難きホーチミンに思いを馳せて(いや、グダグダしてただけです)、KLに着いたのは時差を足したり引いたりして17時55分。
さぁ、暗くなる前に何とか少しでもKLを知らないと困ったことになるぞ、と焦ってみたり。
毎度の如く飛行機のチケットしか取ってないのでせめて暗くなる前に宿だけでも確保したい(ならどっかのホテル予約して行けや)。
ところがどっこい、なかなかこのクアラ・ルンプール国際空港(以後KLIA)が手強くて…。
とにかくホーチミンのタンソンニャット国際空港とは比較にならんくらいにでかい。
KLIAは15年前に新たに造った空港で設計はなんと日本人の黒川紀章氏という方で、「森の中の空港」をテーマとして造られたそうだが、それはそれは最新の建物で、土地が広大にある為無駄にでかい。
飛行機を降りてそこからどこに行けばいいのかすら分からなくなる。 このサテライトビルはこんなふうに(細かいけど見てね)中心に丸いなんちゃってジャングルがあってそこから×方向にゲートが伸びてる、なのでまずは円の中心のジャングルを目指して進むべし。
それでも一瞬、自分がどこに居るのか分からなくなるが、その時は上の「Imigresen」を目印に進むべし。
するとこの発着所からメインターミナルへ続く「Aerotrain」があるはず(よく見てね)なので、これに乗ってメインターミナルへ行こう、マジメな話、ここは初めて行く人には難しいと思う。
かくいうワタシも行きはテンパってたので訳分からずで、帰りに時間を持て余したので探索して分かったこと。
とにかく審査やら税関を抜けて晴れてKLに出る、こんな感じでSAMSUNGのTVが吊り下げられてるぞ。
ここからは東西南北が分からんので非常に原始的な話をする。
ツアーで来てる人や現地の知人が迎えに来てくれてる人なら全く関係ない話だが、バスでKLに安く行こうと思ってる個人旅行の方は読んで損はない。
ちなみにKLセントラル(KLのあらゆる交通の要衝)直行のバスはRM10(RM1=26円くらいに換算してクレイ)で1時間、直行の電車はRM35で28分、バスで行きたくなるでしょ?
えーと、左に行けばバーガーキングがあるが、日本では珍しいがこれは関係ない。
画像の右のこのピンク色の案内がKLセントラル行きの電車らしい、乗ってないので詳細は不明。
ややこしいこと考えずに入国したらバス乗り場へはとにかく右に行くべし。
結構KLIAは日本語表記もあるのでワタシでも辿り着けたくらいなので落ち着けば問題ないと思う。
右に折れてエスカレーターがあるので一階下がったら左に曲がるとこのようなムービングウォークがある、ほらここに日本語で「バス乗り場」って書いてあるでしょ(笑)。
そんでここを突き当たったら右にまたもう一階下がるエスカレーターがあるのでそこを降りればこのようにバスのチケット売り場にぶち当たります。
ワタシが買ったのはKLセントラルへの直行便、真ん中のブルーの「AIRPORT COACT」、上でも言ってるがなんとたったのRM10。
マレーシアは食べたり飲んだり、それに電車やバス(タクシーも安いらしい)もとにかく安い。
しかしビールが高いんだよ、とほほ。
余談は置いといて、チケット売り場の色と同じこの最新鋭のバスがKLセントラルまでノンストップで連れて行ってくれる、かなり快適。
だいたい30分に1本くらい走ってんのかな、一応1時間乗るので水分は控えて置いた方が無難かも、トイレ休憩はもちろんある訳ない。
ではKLセントラルからの話。
ここは交通の要衝と述べたが、郊外に行く電車のKTMコミューターとLRT(高架電車)とKLモノレールの3つが交わる駅。
バスはKLセントラルの西側に着くのだが、初めて行った土地、しかも外国で東西南北など分るはずもない、それに夜になって余裕もなくなってくる、ちなみにこの時で20時。
地図とワタシが居る所を照合させようするのだが、どうにもピタっと一致しない。
KTMもLRTも分かったんだが、肝心のKLの銀座と言われてるらしい「ブギッ・ビンタン」やその隣の通りの一大屋台街である「ジャラン・アローの屋台街」に行くKLモノレールのKLセントラル駅がサッパリ分からん。
この場で大きな声で言うが、ワタシが何気なく手にとって買ってしまった実業之日本社の「わがまま歩き28 マレーシア」っていうガイド本はもの凄く間違いが多く、地図もスカタンで英語の表記が間違ってたり、情報そのものがおかしかったり、絶対お勧めしない。
実業之日本社のガイド本は買ってはいかん!!!
あー、言ったった、ほんの少しだけ気が晴れたがとにかくこの本のKLセントラル部分の地図ではKLセントラルを含み3つの鉄道が1つの駅になってるんだがそれは大きな間違い。
いくら探してもKLセントラルにKLモノレールの乗り場がない、しかし「KLモノレール」への誘導の貼り紙を発見したので行ってみることにした。
それは南側の地下のバスターミナルに降りて南東をぐるっと回って行く。
要はKLセントラルのKLモノレール駅とは建物自体が違う訳。
この時は夜なのでよう分からんままにずんずん南東に進んでKLモノレールの駅を見つけたが、それは実は一駅次の駅でトゥン・サンバンサンって駅。
そん時はようやくKLモノレールに乗れたので思考を屋台街やホテルと先に走らせたが、結局は最終日に謎を解くべく歩き倒してようやく分かったこと。
実際はこの通り。
バス降り場から緑の線が正しい道、ワタシは途中から間違って紫の道を行ってしまい、一駅次の駅に着いちゃったが(これもくねくね曲がってややこしい線路になってるな)、実際はブロック自体一つ違う。
ではKLセントラルの謎、実はこうなってます。
画像はKLモノレールのKLセントラル駅、1つ目では右側が駅ね、線路が建築中の建物の左側に伸びてますねー。
2つ目の画像見てよ、より線路伸びてるのが分かる、が実はそうではない。
はい、証拠の画像、ここで行き止まりになってます。
ゆくゆくはKLセントラルに乗り入れるのでしょうが、現時点ではこの2つ目の画像のKLセントラルの真南の現在建築中の建物がまだ完成していない為開通してません。
この建物が近日中にできればおそらくKLモノレールもこの建物の中を通ってKLセントラルに繋がってもっと便利になると思われます。
それまではKLセントラルからKLモノレールに乗るには一旦KLセントラルを出て南に出て迂回してKLモノレールのKLセントラル駅から乗らなければなりません(と言ってもこのKLモノレールのKLセントラル駅はKL市民の足になってるのでもの凄く混んでます、それは自動券売機の精度が悪いからか、小銭がないからかで券売機をほとんど使わず、窓口で切符を発券する為全然客を捌けない為)。
ここまでずいぶん訳の分からん話で長くかかってしまったが、次回からは観光地や食べた物を軽く流していきますので、緩~~~くお付き合い下さい。
それでは今から仙台まで飛行機で行って、宮城から岩手の沿岸の被災地の現状を知りに行ってきます、知るだけなんだけどね。
しばらくサヨウナラ。
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