2011年讃岐うどん巡りその2
さて、話は先週の3連休になる。
水・木と名古屋出張でへろへろで帰ってきてからの話。
家に戻って21時、2時間ほどまったりして出発しました高知までの旅、のつもりがまさか日帰りになろうとは。
23時半に家を出てスーパーカー「青い巨星」号を走らせる。
そりゃー寒かったさ、あの3連休は瀬戸内ですら雪が降るって話やったもん。
高松行きのジャンボフェリー乗り場に着く、日が変わった2月11日の1時出発、高松到着は5時。
相変わらず船では全く寝られず、1時間ほどうつらうつら。
さぁ、下船してうどん食べて西へ移動しながら昼には高知へ行って須崎名物の「鍋焼きラーメン」食べるぞ、と勢い込んだは良いが…雪でした。
車がよく通る国道はそれほど影響はなかったんだけど、横逸れた道はかなり積もってる。
極めつけは坂出方面に行く旧国道とR33の合流ポイントからの下り、つまりはうどん屋さんで言うと「釜の山下」に行く道(「がもう」とは言わないよ~~~)、ここは完全に凍ってた。
なので前行く車も車間距離を取ってのろのろ運転、そりゃつるっと滑ったら中央分離帯かガードレールにぶつかって停まるしかないんだもん。
そこを越えて、坂出市内に入ると雪も小康状態で何とかなるか、と思ったんだけど…。
坂出市役所近くのいつもの朝うどんの店、6時には既にうどんはもちろん、天ぷらまでスタンバってる。時間潰すには漫画に新聞がたくさん置いてあるので良い店なんだよ、これが。
宇多津まで来たぞ、あの「おか泉」さんのほん近所にできたセルフの店、6時半開店の一番客で入った。できたてのピチピチ麺はもちろん美味い、冷たい麺に温かい出汁で食べた。いいだこの天ぷらは2匹串刺しされててボリュームある。新興セルフ店も侮れんぞぉ! この店新規かと思ってたが、高松市内の県庁の前にある店に数年前に行ったことがあった、残念。
丸亀の中部地方卸売市場内のこれまた定番朝うどんの「オビカ食品」さんに行く途中にうどんの幟を発見したので行ってみた。7時からやったかな? メチャクチャ広い駐車場の奥にあるので、分かりにくいっちゃ分かりにくい。開店と同時に入って頼んだのがぶっかけ、これがワタシ好みの細麺でメチャクチャ美味い。ぶっかけの出汁は大概甘辛いんだが、ここはくどくなく出汁感が出てたっぷりかけられても全部飲める。とにかく麺がメチャ美味いので次回再訪。
ね、雪結構降ってるでしょ? ここは元、宮武書店ですね(笑)。以前入ろうとしたが止めた店、今度は入ってみる。かなり大箱なセルフで、店内ではドッヂボールができそうだ(しないって)。冬でも「ひやかけ」を出すとは、よっしゃ試してみよう。で、レジに行ったら180円なはずのうどんが100円。朝6時半から10時までのサービスだそうです、凄いサービスだなぁ。肝心のうどんは、これがまった凄い剛の麺で噛んでも噛み切れないくらいのコシ、ここまで力強い麺は久しぶり、ワタシはクニュ系の二重食感が好きなのだが、これも凄い。なのでここも次回再訪。
結局「オビカ」さんは祭日であったため休みで、これまたいつもの朝うどんの店で珍しくそばを食べた。これはうどんが死んでたように見えたから、ははは。そばは8:2そばとでも言うべきか、太さはうどんでそばの臭いが若干する、香川のうどん屋さんが出すそばの典型。で、食べ終わってスポーツ新聞読んでまったりするのはいつものこと。
観音寺の手前の三豊市まで来た、R11のいつもの農協の直売所で梅干しと奈良漬けと味噌を買う。添加物なしで安心して食べれてなおかつ美味い、誰が作ってるのか顔が見えそうな所も良い。お店には8時半過ぎというあまり行かない時間帯に行ったが(いつもは6時半とか)、客はまばらながらも生きたツヤピチの麺といりこ香るお出汁に満足。ここも麺は冷たく出汁だけ温かくでいただいた。
9時から開店やったか、観音寺もここまで西に来ることはあまりない。行っても駅近の「岩田屋」さんまでやもんな(その「岩田屋」さんまだやってんのかな???)。ここも麺そのままの熱い出汁で食べたが、これまた剛麺やねぇ、噛み応えあるわー。次回はざる食べたいが、9時にここら辺に居るってことがないから微妙。
で、マックでコーヒーブレイクしてから高松道の大野原ICから高知自動車道で南下して行くつもりだったんだが、IC封鎖。
雪の影響で通行止め、確かに山間部を走るけど、ここ観音寺は結構良い天気だったので大丈夫かと思ったが、そうは甘くなかった、とほほ。
仕方なく勇気ある撤退、うどんを食べて帰ることとした。
観音寺のR11沿い、朝早くから営業してたので飛び込みで入ってみた。しかし入ってすぐ後悔、大衆食堂かいなと、店内はおもしろいんやけど。でも期待せずにちゃっちゃと食べて次行こうとぶっかけを注文したがなかなか出てこない、厨房を見てみたら何と釜でうどんを茹でてる。1人前をわざわざ茹でてくれるんかい! 流石讃岐の一般店、こんな食堂でもポテンシャルあるなぁ。で、出てきたのが温かいぶっかけ、惜しい、冷たいの食べたかったんやけど!!! まぁ、あの寒さではそりゃ温かいの出すわいな、ははは。
これは場所分からん、なんでかって言うと次の店行く途中に偶然発見して入った店だから。強いて言うと上述の三豊市農協の東の方を走る幹線道かな。一般店らしいボリュームがあって、ここもガッチリしたしっかり麺。いやー、美味いよ。12時過ぎで混雑してたが、夫婦二人で切り盛りして良い感じの店でした。
これが行きたかった店、何と明治43年創業。店は流石に改装してるが、中で4代目? の大将がうどんを手打ちしてる、こりゃ期待大。もらったうどんは見るからに美味そうな艶、食べたらくにゅりと絶妙の歯応え、うどんの不思議だぁ!!! これは本当に美味いのでやはり行かねばならない店だ。しかし10年くらい讃岐うどん巡りしてるが、まだこういう店が残ってるのかと思うと、まだまだ行かねばならんな。
観音寺から高松にR11で戻るなら当然この店を素通りする訳にはいかんだろ。独自の細目のしこしこした「しこめん」、これは是非とも冷で食べるべき。ちべたいけど中太のラーメンのつけ麺より細い麺は絶品(何を言ってるオレ)、見た目も美しく食べて納得、これは初めての方には必ず行ってもらいたい店です。
観音寺から高松にR11で戻るなら当然この店を素通りする訳にはいかんだろ。あ、上と同じ振りしてもた。⑩からだと車で3分くらい? 実はメチャクチャ久しぶりに行った。どれくらい久しぶりかと言うと、道が拡張されて以来初めて、つまりは7・8年ぶりか? さっきは冷え冷えだったので真逆の釜揚げの名店に入るということにしたって訳。完全セルフの流れはよく整備されてる、混雑店だもんな。こんなに熱々なのに麺がしっかりしてるのも讃岐うどんの奥の深さだ。つけ汁も濃くなく薄くなくで絶妙、温かいうどんもナメとったらいかんな。
つー訳で、この「大釜」のボリュームありすぎる釜あげを食べてマンモス西みたいに鼻からうどんが出そうになったんで(また分かりにくいネタを)、ここでギブアップ。
丁度坂出も近かったので、瀬戸大橋通って山陽道で戻ったのが16時、船だと20時になる所だから時間も稼いだと。
高知は暖かくなってから再チャレンジということで。
以上、12軒12玉2天ぷら6新規。
6新規は優秀な数字だ、この調子で行けば今年で500軒は突破できそうだ。
次回は3月だけど、阪神競馬が今年初開催だから動きにくい。
3連休もあるけど、祝日は混むしな。
狙いは3月12日、阪神が障害の重賞なので比較的抜け出ることは簡単。
となると高知はGW以降か、しゃーねーか。
と言う訳で栗東のGくん、予定入れててね。
| 固定リンク
コメント