福井県巡りその③敦賀ラーメン「まごころ」&「池田屋ごんちゃん」&「味はちばん」&「中華そば一力」
また古い話を続けるが、敦賀である。
敦賀と言えば原発、敦賀と言えば松本零士(ホンマやで~、詳細はおいおい)、敦賀と言えば敦賀ラーメン屋台、である。
北陸に年に一回行くことになって、そりゃいろいろ調べるわいな。
ソースカツ丼、越前そば、こないだのボルガライス、そんで引っかかってくるのが敦賀ラーメン。
特に屋台がたくさん出ると言うが、ラーメン屋台だから当然夜だわな、だから今まで行ったことがなかった。
だけど今回の北陸旅行のメインの一つがここなので、宿もこの近くに取ったのだ。
場所はJR敦賀駅から西に駅前通を出て、アルプラザがある白銀という大きな交差点を北に上がればそこがラーメン屋台街になる。
しかしこのアルプラ前の通り、R8敦賀街道と言うのだが、メチャメチャ道路が広い。片側3車線で、駐車場もあるんだが、よくある道に沿って進行方向に停めるコインパーキングじゃなくて、歩道に向かって停める、つまりは道に対して90度で停めるのである。
片側3車線+車を横に停めれる広さがあるので、そりゃ広い広い。
更に歩道も広いもんだから、そこに屋台が出ちゃうんだよなー。
19時くらいにとりあえず呑みに出かけたが、アーケードはでかいが、ご多分に漏れず開いてる店が少ない。
しかしこれは一本東に入った筋にたくさん呑み屋があることを発見したので問題はない。
居酒屋でビールぐいぐい呑んで、焼酎ぐびぐび呑んで、中華料理屋さんで餃子と唐揚げ食べて(なんで敦賀まで行って!?)焼酎グラス一杯に注いでくれたのをぐいぐい呑んで、すっかり出来上がった所でいざ行かん、ラーメン屋台!!!
うーん、期待してた分だけ肩すかしって感じか。
なんちゅうか普通、ライトとんこつって言うのかな? 別にこってりしてる訳でもなく(別にこってりしてなくても良いけど)、かといって魚介のスープが効いてる訳でもなく、じゃ麺は美味いんかと言えば加水率が高いのか、すぐに伸びるタイプのつるつる麺で、具も見ての通り至って普通。
これが敦賀だ、って特徴が何もないのである。
しかし後のラーメン屋に比べて、この屋台だけが薬味でミョウガをメンマ風に味付けたのをテーブルに置いてた、これが唯一の工夫。
言うべき特徴が何もないのである、ええ~~~!?
一番の人気屋台らしく、人の居ない敦賀で(ヲイヲイ)この屋台だけが賑やかであった。
でも味の特徴は上と同じで全くなし。
工夫も何もなし。
いや、旨いスープを作るのに秘訣があるんじゃ、と言われたらそうなのかもしれんが、ワタシには失礼ながらここで食べないといかん、てのが全く感じなかった。
なんか敦賀の人に殺されそうやけど、そうなんだよー。
ならばと一般店に入ってみた。
敦賀ラーメンと謳ってたので注文してみたが、麺が太いくらいで味のベクトルは同じ。
うーーーーーん、これは困った、困ったぞう!!!
翌日11時。
何でもラー博に出店して(「る」、のか「た」なのか分からん←調べろよ)凄く有名な店だそうで、開店と同時に行ったが店に入るのがやっとで席に着くまでは15分はかかった。
その間も続々と客は並び続ける。
ちょっと期待したが、出てきたラーメンは上の3店と同じ、失礼ながら何の工夫もない昔の流行の「中華そば」、時代遅れてるような…。
何でこのスープとこの麺の組み合わせになっちゃうの???
麺も同じ麺屋から仕入れてるのか知らんが、伸びやすいつるつる麺、ううううう(涙)。
厨房を見たら、凄いおじいちゃんが作ってた、だからラーメンが出てくるのも遅いし、昔ながらの味なのかと納得。
いや、別にけなしてる訳じゃないんだけど、あまりにも普通なために驚いたって話。
まぁ、敦賀にはラーメンよりもソースカツ丼があるから、敦賀の値打ちが下がることは全くないんだけどね。
トンネル温泉もかつては行った町、敦賀LOVEは変わりません!!!
まだ福井県巡りは終わりません、もっと敦賀に行って欲しいネタがあるんでねー。
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