2010年讃岐うどん巡りその8
先週の3連休の初日、今年は毎月うどんとほざいておきながら、7月の「青い巨星」号エアコン故障事件以来、行けてなかった。
エアコンは直ったんですけど、8月はバンコクに行って、9月の連休は北陸に行ってて、時間がなかった。
しかし一時も忘れたことはなかったんだよ! 讃岐うどんを!!!
と言う訳で今回はいつもの相方の車で行ってきた、「青い巨星」号の出番ナシ。
でも良いのだ、なんてったって今まではどでかいバスみたいなパジェロからプリウスに乗り替えてくれっちゃってたから♪
3時に出て(うどんの為なら何時でも起きます)中国道から山陽道を通って瀬戸大橋を渡って坂出ICで降りて丸亀から食べる一連のコース、では行ってみよっか!
朝5時半から開いてる店と言ったらここだろ。さぬき浜街道の丸亀の中部卸売市場の中にある、朝から働く人の為のうどん屋さん。だけどそれだけじゃなくてもちろん美味いから流行ってるしわざわざ行く。なんとも優しい食感にいりこひりひりのお出汁、冷たい麺にちくわ天載っけて温かいお出汁でいただきました、朝一番のうどんとして満足じゃ!
いつものパターン、浜街道をさらに5分西に走って北に曲がった所にある、麺卸やお土産うどんを造ってる「宮武製麺所」の経営する巨大セルフ。店の中には鯉を飼ってるがこれは余談。(小)を取って、今度はゲソ天載っけて、麺はテボで温め直さずやはりそのままで、レジでお金払って出汁タンクからお出汁を注ぐ。奥の座敷がワタシ達のいつもの席。おお、出来たての麺だったので美味い~~~、大箱セルフだけど大好きな店です、食べ終わってから座敷で新聞読んで漫画読んでも誰も何にも言わないからね←ヲイヲイ。
浜街道から飯山を西に見ながら南下、今年の1月にできた店だって。若い大将が何から何まで手でやるそうで麺切りも機械使わず手切りだから多少不揃い、だけどそれが味で麺も出汁もかなり美味い! 場所は変な所にあるけど、それでもうどんさえ美味けりゃ繁盛するのが香川、朝7時からやってるって気合いもヨロシ。新進気鋭の新店として一推ししたい店です。
浜街道を坂出まで来た、ここは口で説明しても行きにくい、間違っていくことは絶対ない入り組んだ民家の中にある製麺所。丼に1玉入れてもらって、冷たい出汁を自分でお玉で入れて、生姜おろしていただきまーす♪ いやー、なんでここまで不思議な食感になるんでしょうかねー、いりこ出汁もサイコー、S級店中のS級店です。だけど一昨日になって急にこの店が今月で閉店との報が入った、先週ではそぶりも見せてなかったのに。やっぱ酷い路駐に店の前の行列が原因かなぁ、こんな店がなくなるのは香川にとっての不幸。月末までにもっかい食べに行きたいが果たして…。
坂出だけど高松に近い、R11からこちょっと入った所にある店。昔は分かりにくい場所やったけど、今ではすっかり大挙して押し寄せるようになっちゃったが、香川でうどん食べたいという人には必ずお勧めする大好きな店。何度でも言うがワタシが知る薪で茹でてる2軒の内の1軒。麺はくにゅくにゅ系の最高峰、出汁は少し甘めで美味し、極めつけは小エビのかき揚げ、でかくて甘くてエビ密度高くてでら美味い!!! 何度でも行くぞ~~~。
今回は浜街道にこだわってるなー、市内に入りました。10時開店でよしやに続く1番客。新規の店ではまずは「かけ」、ただし麺は温めずにそのままで。これがまたすんごい讃岐では珍しいほどの極太のもちもち麺、お出汁も大将曰く、3種の鰹節に昆布に椎茸でお出汁取ってるって、聞いてもないの自分とこの出汁情報開示してくれましたとさー。しかし自慢するだけあって、麺もお出汁も美味かったです。
JR栗林駅高架下、6時半からやってる貴重なお店。なんだけど、ワタシらが到着したのは11時頃で、玉がもうワタシらの分しか残ってなくて、哀しいかな残り玉に当たってしまった…。次来たカップルから茹で上げでした。なのでこの店に関してはノーコメント、時間帯間違えて行ったワタシらが悪いのです、ショボーン。
日本一長い高松中心地の南新町商店街の南の方、東西に走る菊池寛通りからだと商店街を北に50m。「たも屋」の店員が女性だけVer.のお店。うどんを打つのがおばちゃんってのが新鮮。ここはトッピングが豊富で、ネギや生姜に天かすは当たり前、梅干しにわかめに大根おろしもどーぞ。
言わずと知れた「まぶっつあん」、くにゅくにゅ系の雄。だけどここはかなり集客力の高い店で、着いたのは11時半、これから客が来るってまさに少し前で、店側はたくさんのうどんを「用意」して待ってくれてたんだよねー、ちぃぃぃぃぃん、ご愁傷様でしたー。ここも時間帯を間違えたワタシ達が悪かったのです、むむう。
これは仏生山方面なんだが、口で説明するには難しい、行ってびっりのとんでもない所にある店。しかしうどんはこれがなんでどうやったらこんな麺になるのか!?ってくらいのシルクかと見間違うような(間違わんって)麺。もちもちでぴちんぴちん、当たりの麺だとこれ以上にないって位に素晴らしい麺だって話だね。あんまり麺が美味いので、お出汁かけずに生醤油でちょうだいいたしました、た・ま・る・かー!!!←高知弁でたまらん、って意味です(にわか龍馬ブームに乗ってみました)。
仏生山に住む友人と合流して行った店。当初はこの近所にある「植田米穀店」って米屋なのにうどんもこっそり造ってて、マイ丼とマイ醤油を持っていけば食べられるという、かなりコアな店に行くつもりで、現に行ったんだが、12時前では既に麺がカチカチになってて食べるのは無理と言われた。なんでも10時に少量だけ造るらしく、その時間帯に行かないと食べることは難しいということ。2時間置いた麺を見せてもらったが、確かにカチンコチンになっててよほど茹で直さんと食べれるもんではなかったので、変わりに角曲がったこの食堂に来たって訳。お好み焼きもカレーも中華そばもやってる昭和40年代の食堂です(だから店内は魑魅魍魎で怖い・笑)。麺は玉で仕入れてるようで、そんなに変じゃなかったよ。
最後も仏生山、懐かし系の店の一つ。地元、いや、ほん近所に住む人の絶大な人気を誇る店。皆大きな袋持って10人前くらい平気で買いに来るから恐ろしい。時間は12時過ぎてたので、終わりかけの麺だったけど、お出汁は色見てもらえば分かるように、そりゃー昔から変わらん醤油の良い味がするお出汁なんだよねー。
以上、12軒12玉3天ぷら5新規
④~⑫までは移動時間だけ一息つくくらいで休みなくラッシュで食べ続けた、まだまだ現役やね。
しかし、これでもう麺は要らんわ、と思いつつ毎日ラーメン食べるわ、今日も松坂でラーメンと伊勢うどん食べちゃうワタシなのでした。
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