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2010年9月25日 (土)

福井県巡りその①「けんぞう蕎麦」&「一筆啓上茶屋」さん

 今日は楽しみにしてた大スポ杯のシルクフォーチュンが除外されてたので、阪神まで見に行く気も失せたから、家競馬。
 なので溜まってるネタを腐らせないように出していくことに。

 
 こないだの3連休の土・日で北陸に行って来た。
 8月に行った越前市~福井市へのボルガライス、いや、日帰り出張に触発された訳。

 っつか、1泊圏内で行ける所はここんとこ行き尽くした感があるので(京都・鳥取・岡山・四国は香川に徳島)、目先を変えて北陸なのである。
 以前、社会人なり立ての頃バイクでしょっちゅう行ってた時期があるが(金沢の少し北を北上する能登道路がえらく美しいんだ、これが)、5年くらい前にアナログ写真をデジタル化すべくツーリングで行ってからはそれこそ出張で行くくらい。
 高速1000円の恩恵をいつまで受けられるのか分からんので行ける時に行っとくか、と「青い巨星」号を走らせることにした。

 最寄りの宝塚ICから中国道に乗って名神に乗り替わり、京都南ICの手前からあっと驚く大渋滞。
 朝8時に出たから関係ないやとタカをくくってたらいきなり逆ねじを食らわされたような感覚。
 20km近い渋滞にうんざり、しかもぴーかんだったので暑いし(エアコン修理してて良かった~~~)。
 何とか米原から北陸道に出た頃には気分良く走れるようになったが1時間以上のロス。
 11時頃に越前そばを食べるつもりだったのに…。
 しかも当初狙ってた1kgのデカ盛りメニューの所に行ったが、今はやってないようでダブルパンチ。
 なら責任取ってもらおうと、そこの店の人に美味いそば屋情報を仕入れた所、一人のおばはんは近所にそばとソースカツ丼が食べれる店があるよ、って言ったが、美味いのかと訪ねたら「う~~~ん」、ヲイヲイ。
 別の人に尋ねた所、美味しい店があるよ、って紹介してくれたのがこの店。
 丁度今まさにビッグコミック連載中の「そばもん」(作:山本おさむ)で越前そばの話してて、発売中のを読んだら、今回の舞台はまさにこの店やった。

 
918  ①けんぞう蕎麦:五合蕎麦2500円

 場所は北陸道の福井北ICを出てR416を東へ5分ほど走れば着く。
 しかしこれが最後は国道から外れてこちょこちょした道に入るので結構分かりにくいが、電柱広告を出してるので、それに沿って行けば辿り着く。
 讃岐うどん巡りみたいな感じが楽しいかも。
 お店もまんま家やし、そんな所も讃岐っぽい。
 後で調べた所、福井では知らぬ人が居ないほどの超有名店だそうで、教えてくれたおばちゃんありがとうって感じ。
 逆に、ホント目と鼻の先のそば屋を紹介しやがったおばはん、ええ加減にせい、と言いたい。
 到着時刻は12時半、お昼時だったため、なんやかんやで20分以上待ったような、それでも美味い蕎麦なら文句は言いません。
 入り口には細川元首相の掛け軸と写真、チョウさん(長嶋さんね)のボールのサインとか写真とか、有名人御用達のようでもある。

Photo Photo_2  厨房はこんな感じ、そして客席は座敷、っていうか家ですね、こりゃ。
 いやー、これだけで味だよねぇ。

Photo_3  このメニューを見てもらえば分かるが、「五合蕎麦」では「けんぞう蕎麦」と「おろし蕎麦」の二種類が楽しめるのだ。
 ちゅうても「けんぞう蕎麦」と「おろし蕎麦」の違いって大根おろしか辛味大根の絞り汁かって違いだけなんだけどね。

2500  座敷に案内され更に待つこと5分、ついに出てきたよ、五合蕎麦。
 美しい盛りだねぇ。
 食べ方は器に蕎麦をたぐってお出汁をかけてネギと鰹節を載っける。

 どれどれ、まずは「おろし蕎麦」で食べてみよう。
 うおっ、メッチャ大根辛いやん!!!
 蕎麦の香りが分からんくらいに辛い。
 だけど慣れてきたら味が分かるようになってきた、しかし辛いよなぁ。
 続いて辛味大根の絞り汁を入れてっと…がぼーん、これまた辛い!!!
 しかしこれまた慣れたらハマる味ではある。
 流石に五合もあればお腹一杯や。
 ほんで最後のそば湯がまた美味い、お代わりしちゃったもんね。

 
 いやー、味と雰囲気とついでに値段も良い店だったけど、行ってみる値打ちあり。
 おばちゃんありがとう!!!

 
 その後お腹がこなれることなく向かったのが車で10分程の日本一古い天守閣を持つ丸岡城。
 なんだけどその前にまずは地元の名産品を見てみるかと思い、入口の地ソフトクリーム? に目もくれずに入ったのがここ、丸岡城の駐車場にあります。

 
Photo_4  ②一筆啓上茶屋:福井県人セット780円

 食べてるし。
 まぁ、「けんぞう」だけで越前そばを語る訳にもいかんだろう。
 名産品だけじゃなくて食堂も兼ねてたので食べてみることにした(そば打ちもやってるみたいです)。
 ちなみに「一筆啓上茶屋」の名前は同地にゆかりのある徳川家康の家臣、本多作左衛門重次が陣中から妻にあてて送った手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなむものだそうです。
ですので丸岡城に上る階段には「一筆啓上賞(笑)」としてくすりと笑える日本一短い手紙の碑が立っています。

 余談。

Photo_5  越前そばのみもあったんだが、福井名物ともう言い切っちゃってる、ミニソースカツ丼のセット=「福井県人セット」を注文。
 お昼を過ぎてたのでこんなふうに厨房のおばちゃん達の食事時間になってた。

780  食券買って5分で出てきたのがこれ。
 おそば2枚にミニソースカツ丼、左はそば湯で、右の小鉢は煮たくあんだそうだが、全く分からんかった。
 えーっと、ここの感想は量が丁度良いのではないでしょうか、普通の人には。
 ソースカツ丼と越前そばが同時に食べれるのも良いかも。
 そばはもっとへたってるかと思ったが結構食べれた、大根おろしは全然辛くなく、そこも一般向けか。
 ソースカツ丼は特別どうこう言うものではなかった。
 観光ツアーで来て食べるのにぴったりってとこかな。

 
 ちゅうことで次回は丸岡城から行ければ東尋坊にまで足を伸ばしたいと思います。

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