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2010年3月12日 (金)

井上雄彦 最後のマンガ展

38 38_2  本当に差し迫らないと何もしないのは子供の頃から変わってないようで、今週一杯で終わりだってことで、こないだ慌てて行ってきた。

 「井上雄彦 最後のマンガ展 重版(大阪版)」。

 今更井上雄彦の紹介もないと思うが、サントリーミュージアムのHPより抜粋(ヲイヲイ)。

 「バガボンド」「スラムダンク」「リアル」などの人気長編マンガを生みだした井上雄彦が、墨と筆で描き下ろした “空間マンガ”とも言える一編のストーリー。宮本武蔵を主人公とした現在も執筆中の「バガボンド」をモチーフに、意外性と迫力に満ちた物語が140点におよぶ大小の肉筆画で展開される。
 当展が初めて開催されたのは、2008年初夏の東京・上野の森美術館。一つの空間でしか共有できない物語に全国からマンガファンのみならず多数の観客が殺到し、入場制限を行うなどの事態に作者が巡回展開催を決意した。続く2009年の「重版〈熊本版〉」を経て、今回「重版〈大阪版〉」と称し、新たな絵と演出を加えて再び巡回展に臨む。

 です。

 読んだことのある人なら分かると思うけど、「スラムダンク」はペン、「バガボンド」は筆で描いてるんだよねー。
 ちょっと前にNHKで特集組んでたりしたから見たことある人も多いんじゃない?
 とにかくその圧倒的な画力は現代の漫画家の中では間違いなくトップクラス。
 最近、本編の方は停滞気味だったけど、先週号からまた動き出しそうな予感。

 ホント、墨の濃淡だけでここまで表現できるのかと、まさに圧巻でした。

 館内写真撮影禁止だけど、最後に撮れる場所が2箇所あって、もちろん撮影してきた。

 
Photo Photo_2  こちらは等身大、って程ではないが(そうなんかな???)近距離撮影できたのでいくばくかの雰囲気を感じてもらいたい。

Photo_3 Photo_4 Photo_5  方やもう一方は、壁面にどかーんと。
 これどんだけの時間で描いてるんだろう?
 とにかく漫画家さんがペンから筆に持ち替えたことすらエポックメイキングなことなのに、ここまで使いこなすことがありえねー。

 
 間違いなく井上雄彦は天才です。

 
 あ、明日は3月のうどんを食べに行ってきますので日曜にまた逢いましょう。

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コメント

どうも、コンバンハです^^
ついに「最後のマンガ展」が大阪上陸ですか…東京からここまで結構長かったですね。(笑)

上野では完全に撮影禁止のような感じでしたが、そちらでは撮影可能箇所があったんですね。羨ましいことです。

どうやら、年内で連載が終わるという話みたいですね。どうやって終わらせるのか?…注目してみたいです。

投稿: いちご一恵 | 2010年3月14日 (日) 02時12分

いちご一恵さん、九州回りで重版やってまいりました(笑)。

今年の初めからやってたみたいですが、なかなか足が重くて、ですが、終わりとなったら行かねばならん気になってしまいました。

まぁ、井上さんらしくジョークも入れながら(鬼太郎にはウケました)、最後まで魅せてくれました。

先週・今週とモーニングでいよいよ小次郎戦に向けて進みつつあるようです。
これからはなおのこと必読ですよ!

投稿: 日月 | 2010年3月14日 (日) 12時54分

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