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2009年1月27日 (火)

うどん発祥 実は日本

 ってな標題の記事が日曜の朝日新聞に1面で載ってましたな。
 「うどん発祥 実は日本」、では以下引用。
 要はルーツは中国ではなく日本独自にできた食べ物やって話。

 「これまで、うどんは漢字表記の変化などから、中国のワンタンが原型というのが有力な説だった。
 ワンタンの中国表記である『コントン』のコンは、食へんに『昆』と書き、トンは饂飩の飩。だが、コンを食へんに『軍』と書くことがあり、ウントン、ウンドンとも読む。これが読みの同じ温飩になり、饂飩に変わった-。

Photo_2  中略(では第一問、どこのうどんでしょうか? 簡単かな、こりゃ)

 だがこの説に疑問を持ち、中国の二十数都市でめん料理を現地調査。日本の文献にあるめん料理の製法とも比べた。
 その結果、中国には、めんを湯につけて温め、付け汁につけて食べる、うどん本来の食べ方がなかったという。『饂』という漢字も中国にはない。また平安時代の日本の文献には『コントン』という食べ物があったが、肉のあんを小麦の皮で包んだもので、うどんとは似てなかった。うどんを示すと考えられる表記が日本の文献に初めて登場するのは南北朝時代で、カタカナで『ウトム』とあった。
 これらの結果から、うどんは中国から伝わった『切り麦』から日本独自に進化したと推測。切り麦はいまの冷や麦で、細いので湯につけるとのびやすい。うどんは温めて食べる専用の太いめんとして生み出された可能性が高いと結論付けた。

Photo_3  中略(第二問、どこのうどんでしょうか? 丼見りゃ分かるか←分かんねぇっつーの)

 日本うどん学会会長によると、うどんの起源は中国説が有力だが、いつ、どんな形で入ってきたのか、諸説あるという。奈良時代の遣唐使がもたらしたという説や、中には讃岐うどんは、空海が中国から持ち帰ったという俗説もある。
 中国のめんの歴史に詳しい国立民俗学学博物館名誉教授は『これまでの研究ではないほど、関連する文献をよく調べ、中国各地でも実地調査をしている。妥当な説だと思う』としている。」


 伝統料理研究家の奥村彪生さん(71歳)が30年ががりの現地調査でまとめたんやって。
 ここまでさせる讃岐うどんは偉大やなぁ。
 これでワタシがうどんに懸ける情熱を少しは分かってくれると…思わないよ! わはは。

 
 答え:第一問は坂出の釜の山下さん、エビ天のかき揚げ見りゃ分かる簡単な問題ですね。
     第二問は前場うどんさん、昆布の天ぷらが出汁に更に旨味を加えてたまりません。

 以上

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