名古屋めし紀行その2「flutto」さんのイタリアン1.5倍750円&「瀬戸焼きそば 福蔵」さんの瀬戸焼きそば(大)500円&「天末」さんのどて丼500円&樽見鉄道
あまりの蒸し暑さに昨日から寝室に扇風機を入れましたワタクシです。
皆様如何お過ごしでしょうか?
こう暑いとしっかり食べてしっかり眠る(ちゃんと仕事に行けるならしっかり呑んで、も付け加えて良い)、といった自己管理が求められてきますよね。
では夏バテ対策で名古屋めしをガッツリいただいてみましょう!
10日ほど前に行って来ました名古屋ネタです。
日曜に呑んでソファ扇風機を一足早くやっちゃったので、昼過ぎからはコンディションがたがたになりましたが、23日の月曜のお昼までは至って元気だったんですよ。
①flutto:仕事先の営業さんに教えてもらいましたあんスパのお店です(喫茶店じゃないよな)。場所は名駅を北東に出て10分ほど歩くとちょっとしなびた(失礼な)円頓寺商店街という所にあります。11時45分までに入ると50円引きやったか? 45分に入ったと思ったんですけど割引はなかったです(涙)。ワタシはいつも有名なあんスパの店しか行ったことがなかったので(ここがメチャ有名やったらごめんなさい)、ちょっと新鮮でした。お店は細長く、一番奥がキッチンで、入って左手にサラリーマン用と言っても過言ではないでしょう、カウンターが長く据えられており、右側がテーブル席。ワタシはビジネスマンなんでどこに座ろうか一瞬迷いましたけどね(なんのこっちゃ)。注文したのは一番シンプルなイタリアンというメニュー、なんでも「卵粉かけ」ってあるが、出てきて納得。まー、ワタシはトッピングに興味がある訳じゃなく、麺とあんに興味があるのでこれで良いんです、赤ウインナ載ってりゃ。ただし麺は1.5倍。ソースは普通のトマトベースとカレーとを選べるそうですが、まずはスタンダードです。うんうん、あんスパとして普通に美味かったです。「パスタデココ」でも「チャオ」でも「ヨコイ」でもどこでも美味しいと思うワタシは名古屋人でしょうか? 600円に麺1.5倍で150円プラス。
②瀬戸焼きそば 福蔵:これは愛知県在住の競馬バカ、てげさんに教えてもらいましたメイチカにあるお店です。ファストフードのお店と思っていただいて良いでしょう。厨房に背を向ける形でカウンターのみ10人も入れんな。しかし回転が速いのでそんなに並ぶことなく食べれるかと思います。ウリはここにもありますように「肉の煮汁で仕上げた焼きそば」。ですのでソース味ではありません、醤油味です、いや肉の煮汁味です。前金制でお金を払ってイスに座ること5分、その間に鉄板をじっくり見る。麺は袋に小分けされて入ってるんだが、色が黒い。それを鉄板に拡げて炒めて煮汁で仕上げて豚バラを載っけるみたい。どうやら麺がキーポイントのようだ。一口食べてびっくり、やはり麺がムチャクチャ美味いの! 普通の焼きそばみたいにぶにゅぶにゅしてなくて、細くてピシッとしてる。例えは変だけど、良いとこのざるそばのようなエッジ感。これに最初から味が付いてるようなのね、どないして作ってんやろ? これも肉汁で茹でてんかなぁ、んな訳ないな、アルデンテに茹でられた後で肉汁にくぐらしてんのかなぁ? とにかくはっと驚く美味さ。それにてげさんが言っておられたように豚バラがメチャクチャ美味い! いやー、これは大当たりでした。値段もこの場所でやってる割には大盛り500円とかなりお得。B級ですがA級です、てげさん、さんきう。また競馬場でお会いしましょう。
③天末:翌火曜日、やっとワタシ好みの場所を探し当てました。名古屋は駅前はムチャクチャ都会でアンダーグラウンドな世界とはほど遠いんで、何か生活感というか後ろめたさというか人力という物を感じることが名駅では薄かったんですが(どんなんや)、いいとこ発見しちゃった♪ 名駅を東に出て徒歩5分で卸売市場みたいな場所があるんですよ。まるでアジアの市場を彷彿させます(露天はないけどね)。午前中は青息吐息で豊明まで半死で行って帰ってきたのが昼過ぎ。高熱でも歩いて汗出したので多少は回復したかのよう。食欲も出てきました。次の得意先に行く途中にこの界隈を見つけたんですが、お昼ご飯のサラリーマンも多く繰り出してます。ワタシはビジネスマンなんでちょっと違うんですけどね(だーかーらー)。ここいらは市場なので朝はさぞかし賑やかなことでしょう。お昼なのでほとんど閉まってましたが、リーマン用のお食事処はやってます。おもしろそうな、かつ美味そうな店は多々あったんですが、ワタシが入ったのはここ、丸中食品センター。この建物の1Fは生鮮の市場で、当然の如くすでに店じまいしてまして人気はなかったが、市場の人用の食堂は昼過ぎても開いてたりなんかする、ここもそんな店。本当は隣のきしめんの店に入ろうかと思ったんですが、この「どて丼」に心と胃袋をわし掴みされてしまいました。つまりはどて焼きの名古屋Ver.ですので赤味噌を使った「どて」な訳です。名古屋でも「どてめし」とか「どて煮丼」とか言い方は様々なようですが至ってシンプルな食べ物です。ご飯に「どて」載っけるだけ。せめて味噌汁は付けて欲しかったなー。漬物もなかったし。食べたのは04年にクーリンガーが勝った名古屋大賞典での名古屋競馬場以来。これに一味をこれでもかってくらいにぶっかけて食べるの、うま~~~。ワタシは濃い系の味が大好きですのでやはり名古屋人? 500円。
【おまけ】樽見鉄道:結局最後は岐阜県は本巣市まで行った訳です、移動距離なが~~~。これを高熱で完遂してしまったんですから人間の力は凄い、ただ首尾は上々かと言われると疑問ではあるが。JRで名古屋から大垣夜行で有名な大垣まで行ってJRのホームに乗り入れてるこの樽見鉄道に乗り込んで30分ほど揺られて行きました。さて、この第3セクターの樽見鉄道、1984年と思ったほどに歴史は古くないようで、出資会社の一つである住友大阪セメントの製品輸送をしてたそうですが、2004年に鉄道利用を打ち切ったことによって経営が苦しくなったとのことです。ま、行きずりのワタシには関係のない話ですが、「てっちゃん」にはたまらん話だと思う。さて、ワタシが乗ったのはおそらく「ハイモ295-315」というレールバスだと思われます。ハイモ=ハイスピードモーターカーだそうです。平成11年の富士重工製で従来型の230馬力から295馬力にパワーアップしたんだって。が~~~、たった295馬力でこの車体と大人数を乗せて走るんですからハイスピードにはほど遠くて必死のパッチな走りをしてました、ははは。
では最後にワタシが降りました糸貫駅のこの牧歌的な風景で締めくくりたいと思います。
完
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