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2008年3月 6日 (木)

満天&ラー麺 ずんどう屋

 久しぶりに姫路ネタです。行ったのは2月の終わり頃。

 たつの市から東に戻って行ったので姫路にはお昼頃着、いつも悩むのはお昼ご飯。なので前日からリサーチしときました、もちろんラーメン屋さんについて現地人に。しかも2人に。

 これは間違いないでしょう、「どっちも良い店だよ」、との報が入ったのですからお墨付きもらったようなもん。

 

037  まずはお昼前に到着したのが「満天」さんです。凄いあっさり味やと聞いたが果たして。

 場所はカーナビで行ったのでちょっと説明しにくいが、最近出来た道なんかな? 周りには特に目印になるようなモンはなかったが(田舎なの、マジで)、T字路のどん突き(南下した場合)。駅からは歩いては無理ですね、しやくそからでも西に歩いて15分くらいはかかんじゃない?

 要するに車じゃないと行けないって事です。なので駐車スペースは広く取られてます。

 店の入り口に「美味しい和風らーめん」と書かれてあるのを見て、「和風らーめん」なんや、とちとがっかり。昔、民芸調の店で和風らーめんって謳ってる店多くて、それが全然美味くなかったのを思い出した。

 しかし美味いと推してくれたんやからただの「和風らーめん」であろうはずがない、何よりワタシゃ腹が減ってんだよ!

 店の中に入ると確かに民芸調(やっぱり)、ラーメン屋さんとしては結構大箱やのにカウンターのみ、広い厨房を凹な形で囲んである。席はゆったりめに間を取ってあるので席数25ほどですが、かなりLLな態度でもOKかと思われます。

035  メニューはこんなの。調べてみた所、過去のデータとは若干値上がりしてますね。そりゃー、小麦も油も調味料もスパイスも何もかも上がってんやからしゃーない。ま、美味けりゃ、美味けりゃ関係ないけどねー(何か黒い物がワタシを!)。

 初めての店なので当然らーめん600円を注文しました、硬麺で(これで一回熊本のラーメン屋のじじいに逆ねじ喰らわされたことあるんよねー。硬さ加減は誰の主観やねん、って具合に。なのでその時は「大将が硬いと思うくらいに茹でてくれ」、と言って治まった。ま、余談ですね)。

 厨房には3人居て、一人は配膳と会計のおねーちゃん、二人が作ってる訳なんだけど、内一人がどうにも見習いっぽい。実質一人が焼きめしのフライパン振ったり、ラーメンのスープ合わせたりしてた。じゃあ、もう一人は何してたんかと言うと麺茹でる釜に麺入れたり、トッピング載っけたり、らーめんをおねーちゃんに渡したりとあくまで調理補助程度。

 おかげでそんなにお客さん入ってない時間帯やったのに15分は待たされた。これで不味かった日にゃあ(あ、またドス黒い物が…)。

036  ようやっと出てきました、らーめんです。

 ぱっと見、小さめの丼鉢に細めの麺に透き通ったスープ。さてはてどんな味じゃろ。

 ううむ、これは変わった味です。正直ワタシは最近流行ってる豚骨&鶏ガラ&煮干し系の味かと思ってたんですけど全然違う。全く脂っこさがなく動物系の味がしない。かろうじて鶏に野菜に煮干しでしょうか、最後に煮干しの香りが立ってるのは分かる。

 スープだけで言うと、具材でも使われてる白菜がスープに甘さと旨味を足しててわざと焦がして炒めてる点も見逃せない。

 麺はこれは何という麺なんでしょうかねぇ、どっかで似たような麺食べたことあるような気がするんだが…、ちょっと思い出せん。薄平べったい麺で、乾麺ならこんな冷や麦ありそうやけど、生麺でとなるとちょっと珍しい。かんすい使ってないからストレートで色も白い。

 このスープにこの麺で果たしてラーメンという定義に当てはめて良いもんかとも思うが、「和風らーめん」と謳ってることだし、ラーメンという懐の深い食べ物ならこれも全然ラーメンでしょう。現にチャーシュー載ってるしね、うんうん(これがまたそこはかとなくあっさりした上品なお味で)。

 実際、テーブルにはコショウは置かれてなく、一味しかなかったのも和風をとことんアピールしてる訳だ。

 いやー、変わった味でしたけど確かに地元で評判で支店を出すだけのことはある。本店は姫路駅の北側にあってお昼の営業はしてないそうです、ちなみにこちらは飾磨店ってことになるんかな?

 後これ言っとかんと。箸は割り箸もあるが普通の箸(家で使うようなの)もあるので、環境に意識の高い店だと言えるでしょう。当然ワタシはその箸を使ったが客のほとんどは割り箸使ってました、何のこっちゃ。

 さておき、実に珍しい深い味わいのお店でした、興味ある方は是非どうぞ。

 すっかりドス黒い物もなくなりました。ワタシも勧めちゃおうっと、「満天」さん。

 

038  続いては姫路城の大手前を西に5分ほど歩けば着くのでしょうか、と言うことはJR姫路駅からだと徒歩15分くらい? の「ラー麺 ずんどう屋」さんです。

 上の「満天」さん、美味いんですが一つ欠点が。それはワタシみたいな麺食いにはボリュームが足らん!ってことです。

 だからハシゴする予定になってたので丁度良かった。

 間髪入れず車を走らせたんですけど、北に向かう途中に「手柄山ゆうえん」なる遊園地発見。しかしこれがショボいショボい、王子動物園みたいな感じ? 動物居ない分だけもっとショボいか。しかしこの辺りの子供達には人気スポットなんでしょうね、心洗われます(ホンマかいな)。

 あんまり姫路の市街地車で走ったことがないんで知らんかったが、3車線くらいの通りでも一方通行が多い。慣れないと走りにくい道ですよ。

 ここへは一度スルーしてしまったので一周ぐるりと回って二周目で発見。画像にあるように角の駐車場に停めようと左折するとあっと驚く白バイ発見。怖いなぁ、もう。

 「ずんどう屋」、確かに寸胴が店のシンボル的存在として飾られてる。ここは超濃厚との話やったので「とことん煮出すでぇ!」ってな意気込みをこの寸胴から感じました。

 で、姫路人の話ですと「満天」さんと「ずんどう屋」さんとやったら味が全然バッティングしないからハシゴしても大丈夫、とのことでしたがさてさて。

039  お昼ちょっと過ぎに入ったが、一旦客の波が引いたのかすんなりカウンターに。

 暗い店内だけどよく見たら昭和のレトロな雰囲気に作ってある。ラーメンテーマパークみたい。

 ここは新進気鋭の若いオーナーがやってる店だそうで、実にメニューも今風に豊富で(つけ麺もあるようです)これだけで何度も来たくなりそうです。

 背脂濃厚とんこつで背脂の量が調節出来てトッピングも豊富(ちなみにもやしはタダだぞ)、麺は細麺とちぢれ麺から選べます。もちろん替え玉あり。激辛なラーメンもある、美味しいとこ全部取りみたいな感じですね。テーブルには高菜が山盛りで置かれてて紅ショウガもお約束、さー楽しみだ。

 

033  ここでもやはり注文はスタンダード、元味らーめん650円を細麺で注文、もちろんトッピングでもやしもお願いしました。背脂は並で。

 見た目のインパクトは普通ですが(「背脂まみれ」やったらまた違ったんでしょうけど)、味のインパクトは凄い!なんちゅう超濃厚味!! 豚骨のみならず鶏ガラも使ってますよね、この濃厚味はどっちかというと「天下一品」のそれに繋がるんじゃない? まー、とにかく濃い濃い。けど濃厚豚骨って嫌いじゃないので(基本的にラーメンなら不味くなけりゃ濃かろうが薄かろうが許す)好き嫌いはもちろんあろうがワタシは好きです。

034  麺も博多っぽい感じの細麺で濃厚スープとよく絡む。こんな具合に。

 箸休めに高菜をいただきましょう、おおっ、そんなに味が濃くなくて美味いじゃん、ご飯欲しいよねー。紅ショウガはどんなもんじゃ?ほー、こっちもあっさりしたもんやん。しかも紅ショウガ入れることによる欠点を見事に克服してる。ワタシは常々豚骨ラーメンに紅ショウガ入れると漬け汁でスープが赤く濁って味も変わることに不満を感じてたんですが、ここのは色がそんなに付いてないのを使ってるのでラーメン鉢に紅ショウガを大量にぶっ込んでも何ら違和感ない。やりますねー。

040  2軒目で濃い濃いやっちゅーのに替え玉注文、今度はちぢれ麺で+100円。ちゃんとタレも置いてくれる辺り流石です。

 どちらが適うかと言われたらそりゃ細麺が適うと言わざるを得んが、他にもたくさんラーメンメニューがあるのでちぢれ麺じゃないといかん場合もあるでしょ、つけ麺とかね(いや、ストレートでも良いんですけど)。

 まー、最後まで飽きさせず食べさせていただきました。

 

 どっちが姫路の本流か知らんけどどっちを推しても満足していただけるんじゃないでしょうか。

 姫路ラーメン恐るべし。

 

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コメント

こんばんわー
ドリー、ありがとうございました!
67歳で現役、K-1戦士には、無理な芸当ですねー さすがプロレスラー(笑)でもK-1もプロレス化が進んでいるような気がしてしょーがない今日この頃です。。。
ところで、弥生賞は、Aラクスですか?なんか馬柱、見れば見るほど、大混戦ですねー ほんま、訳の分からん弥生賞って感じです(悩)

投稿: nao37 | 2008年3月 6日 (木) 21時59分

いやー、K-1も所詮は興行ですから。
ワタシはくじ引きで決めないトーナメントなんて無視してます。

弥生賞、何が勝ってもおかしくないですよねー。
逆に言えばここで勝てば皐月賞も勝てるかと。

追い切りプチ私見。
1にホッカイカンティ、2にアインラクス、3にキャプテントゥーレ、4にスズジュピター。
大穴でオリエンタルロック!
とにかく馬場が馬場ですんで自在性のある馬が良いのではないでしょうか。
さー、チューリップ賞から楽しみです。

投稿: 日月 | 2008年3月 6日 (木) 22時19分

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