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2008年2月19日 (火)

カドヤ食堂

 ようやく6度目のチャレンジにて目的を果たすことができました、長かった…。  

 毎日寒い朝ですが如何お過ごしでしょうか?

 起きるの辛いですが幸い(辛いと幸いは棒一本の違いだけぇ~)なのは日が出る時間が早くなったって事。

 目が覚めたらちょっと東の空が明るい、こないだまでは真っ暗気で何でこんな時間に起きとるんだ? ってな思いで居たが日が昇るだけでずいぶん気分も違う。

 ま、冬だからと特別早い時間に起きてる訳ではなく、いつもと同じ時間なんですけどね。

 そんな寒い日は美味しいラーメンでも食べて心も体も温まりたいですね、ってんでついに念願叶って食べることができました、今福鶴見の「カドヤ食堂」さんです。
 
このお店の存在を知ったのは1年ほど前。で、去年は3回行って3回とも休みで食べられず、今年は年明早々に行くも正月休みでまたも空振り、なので「ボヨヨンラーメン ウマインジャー」に行った訳です(最近もはや苦戦してるそうです)。さんざ痛い目に遭ったのでここは月曜が休みだと覚えたが(実は第3火曜も休み)、しかしなかなかその今福鶴見に行く用事がない。

 そんな中、この7日の木曜日に仕事で今福鶴見に行かねばならんかった時は嬉しかった。なーのーにー臨時休業。嗚呼、何という仕打ち! そんでその仕事の続きが14日だったので「今日こそは!」と勢い勇んで飛んで行ったんです(いや地下鉄なんですけど)。

 
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この店は大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線今福鶴見駅(長い漢字や)徒歩3分なのでとにかく地上に出て開いてるかだけ確認するのにダッシュした、いや別にダッシュせんでも良いんですけどね、はは。すると人が並んでるのが確認できたんで、ようやく安心して残り2分をゆっくり進んだ。

 お昼時は混んでるだろうから時間外して行ったのに(13時過ぎなので普通のサラリーマンは居ない、はず)5人ほど並んでる。それは雑誌の効果もあるんでしょう。

 関西では結構本気なお店や穴場の良い店を発信するエンスー的感覚に溢れた雑誌「Meets」ですが、現在発売されてる号(3月号)の表紙がここ「カドヤ食堂」さんの全流粉入り太麺の特製つけそば(大)800円にとろける豚足350円なのである。こないだ7日に行った時は雑誌はもう発売されてて、臨時休業だったけど数分店の前にほげーっと佇んでただけで空振った客が帰っていくのを何人も見た。雑誌効果も無きにしもあらずかと思われる。

 表紙のみならず巻頭を飾る記事にそそられた人は決して少なくないでしょう。興味ある方は420円ですのでちょっちょっとコンビニ辺りでどうぞ、麺喰いにはたまらん内容になってます。

 そんでその巻頭の特集なんですけどつけ麺戦国時代到来、ってな内容なんですが、正直ワタシ自身にはつけ麺には興味は薄い。一つには美味いつけ麺を食べたことがないし興味もないということと、もう一つには普通のラーメンが好きって事。つけ麺ってラーメンってより新しいジャンルの食べ物のような気がするんよねー。ま、どのみちつけ麺食べるにしても、まずは普通のラーメン食べとかんといかんでしょ。

 ここは上でも述べてるように麺の粉にもこだわってるそうで、特につけ麺は麺が通常の中華そばより太いし量も多いので茹で時間がかなり掛かかるそう。お客さんの8割方はつけ麺を注文したようで10人ちょいで満席になるこの店内の回転率はお世辞にも早いとは言えない。018

 5人ほどしか並んでいないのに店に入るまで15分は並んだ。暖簾越しに店内を覗いてみると、食べてる客が半分、茹で上がりを待ってる客が半分といった所か、この寒い中並ぶのは辛い。しかし期待は膨らむばかりなので苦じゃない。

 店内は禁煙なので待ち時間にタバコを吸われる方のために玄関横に喫煙スペースが(って灰皿置いてるだけなんですけど)、その横にはこんな文言があります。責任を持って指導してくれるそうですよ、らーめん道を歩きたい方はどうぞ。

019_2  ようやっと店内に入れました、思ったより狭い店なんですが冬なのでコートなんかを置く為の籠が足下に置かれてたりなかなかの気配り。客層は会社員も近所のおっちゃんも居れば若いカップルもいる、ここに集まるのはこの店のこの味が好きな人ばかりなんでしょうね。
 
ワタシの席の向かいは壁、お品書きが貼られてる所です。メニューはこんなの。

 中華そばにしようかと思ったんだがもちょっとボリュームが欲しかったのでお昼のサービスのかけそばに豚めしのセット800円を注文。しかし「かけそば」って何だぁ

 

020 022 021  待つこと更に10分、待ってました。「カドヤ食堂」さんの中華そば…ですが、なるほどこれは「かけそば」だぁ(笑)。具は一切入っておらずネギとナルトが浮いてるのみ、ははは、こりゃ一本取られた。こちらのお店は豚は岩手産の「白金豚」で、鶏は滋賀の「淡海地鶏」とこだわってて更にはメンマもかなり美味いそうなんですが「かけ」、ははは。ま、いーや。基本の基本ですから、麺とスープってのは。

 豚めし350円が付いてセットで800円、中華そばが700円、具は何もないけどまぁお得でしょ。

 おおー、見事な細麺の軽い縮れ麺、透き通るスープなので麺が美しい。まずは一口(もちろん麺だよ)、スープによく絡んで美味い、食感も良いし麺を食べさせますね。で、スープ、何と言っても煮干しの香りがたまらなく好きな味です。下品な所が何もない、濃くも薄くもなくまさにええ塩梅。麺との相乗効果で美味さ倍増。これはキッチリ麺を湯切りしないと味がぼやけます。

 いやー、麺とスープだけで飽きさせないのは素晴らしい。薬味入れたがりのワタシがコショウに手を付けなかったくらいですから余計なことをすることなく完成されてます。

 豚めしはチャーシューに使ったとろとろに煮込まれた豚ををどろどろ(あんまし美味い表現じゃないですね、ははは)になるまで煮込んだほとんど豚ペーストが小ぶりな丼にてんこ盛りで載っかってる。アクセントは和辛子。こっちはワタシ的にはもう少し醤油のパンチが欲しいと思ったが、見た目には想像できんあっさりした味。お店 の外観からは想像できないサッパリした上品な味です。

 テーブルの上に壺に入ったザーサイがあって好きに食べて良いんですが、こっちの塩抜きもよくされててイヤ味が一つもなかった、とことんあっさり・サッパリですね

 そばも丼もどっちもよくできて美味しかったです。こりゃ次も行ってみたく思わせます。

 今度は是非とも「特製つけそば(大)1000円)を食べてみたい。〆は替えめし150円で(麺を食べ終わった後に汁に入れて食べるそうです)。

024  最後に、場所の説明してないんですけど、この画像で想像して欲しいと思います。

 分かる人には分かる?

 

 しかし典型的な、まーさーにー「カドヤ」!

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