京橋 幸太郎&丸の内 アイス
また行ってきました、和歌山は箕島まで。
朝8時半に出て着いたのは11時45分くらいか、3時間以上の長旅。
昨日は夜遅くまで心斎橋で呑んで帰って来たのは終電、ダメダメですね。
でも今日は8時半には出りゃいい、って思いがあったから。普通は7時10分には家出てますから。
で、暇な方は前回と見比べてくれたらいいと思うんですけど、この抜けるような青空よ、見事です。
去年末に行った時は悲しみ本線日本海ばりの鉛色の空で、事実昼からは結構な雨量やったと思う。
前回は井出さんから山為さんに行った訳だが、さて今回は…。
ワタシが箕島に行ったのは別に箕島高校に取材に行った訳ではないし、海を見にぶらっと出かけた訳でももちろん無い。当たり前ですが仕事で行ってます。
で、そこはもう地元の人に聞いちゃった方が早いでしょう、ってことで商談がひとしきり終わった後はラーメン談議に花が咲く。
オススメをお伺いした所、早速情報を収集してプリントアウトしてくれた、そのお店が「京橋 幸太郎」さんです。
場所は駅前の大通りを西に行って、三井住友銀行の角を北に上がる、要は市内を走るシャトルバスで「京橋」って停留所で降りりゃすぐそこ。山為さんはそこから更に西に10分は歩かないといかんが、ここ幸太朗さんはすぐ北に東西に流れる市堀川(って言うんかな?)の真上にある。 こんな感じ。ぱっと見、ラーメン屋さんには見えません。入り口にショーケースがあって、今日のランチかなんかを展示してたがラーメンのラの字もない。あ、ちなみに手前の赤い暖簾ですから。
ま、えっかと地下に入ろうとすると、中華そばの文字が見えたので安心して地下に潜る。
この時点で13時40分くらい、今日の1食目。
お昼の定食は充実してて、ラーメン以外にもいろいろあるようだが、ワタシはラーメンにしか興味はない。セットにするとお漬け物と小鉢にご飯が付いて+150円、中華そば630円なんで780円、しかもご飯は食べ放題だぞ!
でもワタシはハシゴするつもりだったので、断念。
あっさりとこってりがあったので、こってりを。 はい、こんなの。
こってりは別に背脂とかじゃなくて単に香味油なんかな? 生臭さはなかった。
ここはとにかく何が美味いってスープが美味い。大概濃厚こってり醤油を想像しがちだが、全く濃くなくコクがある(シャレです・笑)。味はとにかく角が無くて丸い感じの味。
ハッキリ言って麺は普通であるがスープが美味いの。チャーシューは結構分厚かったがそっちにゃあまり興味がないので。
とにかくまろやかなコク、何ですが、一つ言わせてもらうとボリュームが物足らん。
1杯食べても全く食べた気がせん。ま、2時前が1食目やからとてもこれでは足らんわな。
しかしスープは味わってもらいたいですねー。お腹が空いてる方は定食にしてもらってご飯もがんがん食べれば満足すること請け合い。
ワタシはいつも夜まで居ないので丸高さんは行けないんですが(夕方からしかやってない井出系ならぬ車庫前系の雄)、ここと井出さんと山為さんと、この後2時に行ったらもう終わってた丸京さんがオススメかな。丸京さんは改装されたとの事でしたが、実際、昔のノスタルジーな雰囲気が無くなってるのはちと残念、見たところ屋台の名残も無くなってたような…。
あ、ちなみに丸京さんは京橋でバス降りて川越えて幸太郎さんの角を東に3分歩いた所です。
ぶらくり丁が熱いってか、とにかく良いお店教えてもらって橋○さんさんきゅ。
で、腹6分目くらいでその丸京に行って断られて、しゃーなしバス停で見た赤い看板の中華そば、って謳ってた店に行ってみることに。
ここはハッキリ言ってナイスでした、流石オレ様!!!
大通りから三井住友の角を北に曲がってすぐの停留所の向かいにある。三井住友の並びに言っちゃ悪いがこんな天然記念物みたいな店が残ってるのが文化ですね。店構えから素晴らしい。
ほれ、隣は眼鏡屋さんです。
左にショーケース、右に暖簾、真ん中はパンのショーケース、その奥にはおじいさんがソフトクリーム売ってる。どこでラーメンやうどん食べるスペースが??? ずかずかと奥に入っていったらそこが店内でした。間違いなく昭和40年代で時間は止まってます(笑)。
懐かしいなぁ、ワタシが子供の頃の食堂ってみんなこんなんやったよ。うどんもありゃ丼もあってラーメンもある。老夫婦二人で切り盛りしてる、いいじゃんいいじゃん。
注文は当然中華そば420円。
ここも小ぶりな鉢に濃そうなスープとチャーシューともやしが載ってます。
お世辞にもメチャクチャ美味いとは言い難いが、おそらく味の方も昭和40年代(勝手に決めてるが)から変わってないでしょう。麺はそこら辺で仕入れてくる麺で、おばあちゃんが作るのでかなり柔らかめ、スープはちょっと甘ったるいが悪くない。チャーシューが意外にたくさん入ってる。
今みたいなブームとは無縁で今までもこれからも元気な内は商売やっていらっしゃるんでしょうねー。ホントこの雰囲気は行って損はない、偶然の割には良い店見つけちゃったなぁ。
雑貨屋さんの奥が食堂になってるなんて讃岐うどんのお店もビックリやね。
まるでリアル「ラーメン博物館」ですよ。
店の名前なんて「丸の内 アイス」でっせ、ホントは別に何とか食堂って名前があるんかしらんが、店にでかでかと書いてんやもん、ここは「丸の内 アイス」さんです。
たまにはこんな店も良いですよ、お腹に余裕のある方は是非ともハシゴしてみて下さい。和歌山ラーメンの源流が味わえるかも、です。
さ、ワタシは当然晩御飯抜きです、節制々々。
んで早よ寝ようっと。電車だけでも7時間は乗ったもんな、おちかれでした。
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