岡本中華
唐突ですがワタシは今、高知に居ます。理由はいろいろです(何じゃそりゃ)。
で、昨日の季節外れの雪が降る中、明石海峡大橋を渡り大鳴門橋を渡り四国に上陸した訳です。
徳島市内に入ると丁度お昼時、となると徳島ラーメンに決まってます。しかも徳島を代表する名店「いのたに」さん。
この店、初期のラー博に出店してて、徳島ラーメンをメジャーにさせた功労店でもある。とんこつしょうゆでチョコレート色のスープのなんとも言えない濃厚な味に真ん中に浮いた生卵、黄身をかきまぜると…くぅー、こうしてキーボード叩いてるだけでヨダレ出ちゃう。そんなイチ押しの店を2年ぶりくらいに食べれる! と喜び勇んで行ったはいいが定休日、ぎゃぼん。
以前、そのラー博に出店してた頃、讃岐うどん共々食べ歩いてみたが、やはり「いのたに」さんがベタですが一番好きでした。なので目の前真っ暗、口がすっかり「いのたに」さんになってたもんで。
ここでふと思い出したのが、ちょっと前に香川と徳島のタウン誌が共同で出した「麺本」なるもの。四国が誇る偉大な二大麺文化、讃岐うどんと徳島ラーメンのコラボ本。確か小松島の方に老舗のラーメン屋があったような記憶が…。
そこでまたまた思い付いたのが、阿南に嫁いだ同級生(地理的には徳島→小松島→阿南と南下します)。急遽携帯に電話。さすがもはや地元人、すかさず「岡本中華!」と答えてくれました。店は移転したそうで、場所もだいたいの所教えてくれた。たまたま店からそんなに遠くない場所に居たので、5分ほどで迷わず行けた。 移転したと言うだけあって、店は新しい。がー! この店なんと創業54年だとか。大将と後で話したんだが、3年くらい前に、道路の区画整理の為に仕方なく立ち退いたそう。以前の店は写真だけのうろ覚えだが、かなり味のある店やったと思う。だけど店が新しくなっても味が変わろうはずがない。
頼んだのは「中華そば肉卵入り(小)」650円。茹で時間は結構かかるのは中太な麺のせい。出て来たこのラーメン、スープが白い。んんん? ワタシが食べた徳島ラーメンは大概チョコレート色やったんやけど…とスープを一口。やっぱり徳島ラーメンでした。濃厚な甘旨味。赤味噌と白味噌くらいに色は違うが根っこは同じでした。肉入りの「肉」も素朴に美味いし、メンマもシャキシャキして少しの酸味と箸休めには絶好。
卵の黄身を途中で割ったら二重の美味さ。あっと言う間に完食。美味かったなぁ。
場所は小松島西高の道なり北西ってとこか。初めての人は分かりにくいかもしれんが、ワタシが行けてますし、讃岐うどんの店ほど訳の分からん立地にないので大丈夫でしょう。徳島市内からもそんなに遠くないので、徳島ラーメン巡りされる方は是非ともリストに加えて欲しいお店です。
最後にY女史、久しぶりに声聴けて良かったよ、さんきう。今日はこんなところで(って明日には帰るんですけどね)。
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